僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)最新話250話のネタバレと感想!轟家を後にする一行に新たな敵が襲来する

2019年11月18日(月)に発売した週刊少年ジャンプ51号の『僕のヒーローアカデミア』の最新話250話「エンディング」のあらすじネタバレと感想をまとめて紹介します。

前話のネタバレを見逃した方は以下のページでレビューしていますので是非チェックしてみてください。

『僕のヒーローアカデミア』249話のネタバレと感想はこちら

『僕のヒーローアカデミア』第250話「エンディング」のネタバレ

轟邸を見つめる怪しい影 出久たちは轟家長男・燈矢の話を聞く

(第一印象は…そうだな)

(「猛き紅焔」)

(そりゃあもう輝いて見えたな)

出久と爆豪が、轟邸を訪ねていた頃。

誰とも知れぬ人物が、轟邸の外観を眺め、エンデヴァーについて思いを馳せていました。

(あの日からあんたは俺の希望となった)

(7年前は日和っちまって)

(生きてあんたに捕らえられた)

そう、轟邸を眺めながら1人独白する人影。

その視線は、轟邸から出てきたエンデヴァーの次男・夏雄に向けられていました。

一方、出久たちは、冬美と轟から、轟家の長男・燈矢について話を聞いていました。

「夏は燈矢兄ととても仲良しでね…」

「よく一緒に遊んでた」

轟家の母・冷が入院してまもなくに亡くなったという燈矢。

そうして更に具合を悪くしたという冷は、最近まで轟と会う事すら出来ない状態にありました。

「でも乗り越えたの」

エンデヴァーとの確執を乗り越え、冷へと面会に行く事が出来るようになった轟。

しかし、冬美曰く燈矢の事もあり、夏雄だけが振り上げた拳を下ろせないでいるとの事です。

「お父さんが殺したって」

「思ってる」

夏雄が、父とのわだかまりを解けないでいる理由を、そう説明する冬美。

それを裏付けるように、先ほど爆豪が見た夏雄の顔は、何かを耐えるような、とても苦しそうなものでした。

「そろそろ学校に送る時間だ」

そうする内、雄英の寮へと帰る時間になった3人。

エンデヴァーが迎えに来た事を機に、3人は帰り支度を始めます。

帰路につく一行 そんな中エンデヴァーは冬美への感謝を述べる

「ごちそうさまでした!」

「四川麻婆のレシピ教えろや」

そう言って、冬美にそれぞれ感謝の言葉を告げる出久と爆豪。

ハイヤーに乗り込んだエンデヴァーの、「ありがとう」という言葉を受け、冬美もまた嬉しそうな顔をします。

「出久くん」

「焦凍とお友だちになってくれてありがとう」

冬美のその言葉に見送られ、一行は、寮へと戻るハイヤーに乗り込みました。

ハイヤーの中、「早く力をつけてもらう」ため、週末に加え、授業のある平日にも働いてもらうと、出久たちに告げるエンデヴァー。

轟は、お茶子や切島も以前そのような扱いでインターンへと臨んでいた事を思い出します。

と、その時でした。

ハイヤーが走る道の先に、「何か」が立っている事に、一行は気が付きます。

「良い家に住んでるな」

「エン」

「デヴァー!」

新たな敵襲来!その手に収められた人質は轟家の次男・夏雄

それは、轟邸を眺めながら、エンデヴァーの事を考えていた謎の人影でした。

そうして現れた、謎の敵(ヴィラン)は、道路上にある表示を、まるで触手や包帯のように操り、操作する「個性」を使用しながら、エンデヴァーたちの前に、立ちはだかります。

更には、彼が操作する表示が、「ある人物」を、包帯のように巻き取り、捕らえているのを一行は発見。

「夏兄!」

捕らえられた兄の姿を見た、轟の言葉と共に、ハイヤーの運転手は、敵を避けるように車を操作。

それと同時、ハイヤーの扉を開け放ち、エンデヴァーが、炎を纏いながら車から飛び出して行きました。

「彼を離せ!」

敵の操る道路表示が、ハイヤーに巻き付き拘束すると同時。

叫びを上げながら、エンデヴァーは、敵へと突っ込んで行きます。

「俺を覚えてるかエンデヴァー!」

しかし敵は、捕らえた夏雄を盾にして、エンデヴァーの猛進を防ぎます。

「……、……」

「7年前…!」

「暴行犯で取り押さえた…! 敵名を自称していた」

「名は…」

敵の言葉を受け、7年前の事を事細かに思い出すエンデヴァー。

それを聞いた敵は、エンデヴァーが自分の事を覚えていた事実に、嬉しそうな顔をしながら己の名を名乗ります。

「『エンディング』!」

そう名乗りを上げた、エンディングへ向け、再度炎を纏いながら突っ込んで行くエンデヴァー。

「すまないエンデヴァー、でもわかってくれ」

「俺がひっくり返っても手に入れられないものをあんたは沢山持っていた」

「憧れだったんだ!」

そう言って、更に夏雄への締め付けを強くしていくエンディング。

更にエンディングは、周囲の道路表示をかき集め、その矢印の先を夏雄の顔横へと突きつけるように固定します。

「この男を殺すから」

「頼むよエンデヴァー!」

「今度は間違えないでくれ!」

「俺を」

「殺してくれ」

そう、もはや正気とは思えない瞳で、懇願するエンディングと捕らえられた夏雄。

エンデヴァーはそれを、焦りとも憎しみとも取れる、強い視線で見つめていました。

『僕のヒーローアカデミア』第250話の感想と考察

轟家での食事を終え、その家庭環境の一端を肌で感じる事になった出久と爆豪。

そんな中、燈矢という今は亡き轟家の長男がいた事も判明、家族のわだかまりを作る、原因の1つになっている事を、2人は知ります。

そうして、エンデヴァーに送られ、寮へと戻ろうとする、出久・爆豪・轟の3人。

しかしそこに、エンデヴァーと因縁があるらしき敵「エンディング」が、一行の乗る車を襲来し、夏雄を人質に、「自分を殺す事」を、要求してきました。

轟家の長男・燈矢が、死去していた事が判明した、先週号。そして今週になって判明したのは、轟家の次男・夏雄が、燈矢と仲がよかったばかりに、エンデヴァーとの溝を埋められずにいる、という事実でした。

要するに夏雄は、母親である冷とは別の、わだかまりを抱えていたがゆえ、エンデヴァーと距離を詰められずにいた、という所なのでしょう。

しかしここで気になるのは、果たして燈矢が、どうして死んでしまったのか? という事。

冬美の発言や、轟の反応を見るに、夏雄以外は、「エンデヴァーが殺した」とまでは、思っていないような様子ですが……? もしかしたら、夏雄しか知らない、「エンデヴァーと燈矢に関する事実」が、何か隠されている、という事でしょうか?

そして今号の後半では、新たな敵の襲来がありました。

描写を見る限り、出久たちの乗ったハイヤーは、敵の拘束を受けてしまったようですので、来週はエンデヴァーと、敵「エンディング」との、一騎討ちとなると、予想されます。

敵を倒し、夏雄を助けて「ハイ終わり」、とは流石にならなそうですので、やはりここで、エンデヴァーと夏雄に関するエピソードを消化する、という事なのでしょうか? それに加え、エンデヴァーが敵との一騎討ちを演じる、という事は……? 正直、エンデヴァーの身に何が起こっても、おかしくないように感じる展開です。

このように、轟家に関するいくつかの事柄が判明すると共に、新たな敵の襲来があった、今号の「僕のヒーローアカデミア」。

轟家が抱える闇を散々描写しておいての、この展開ですので、嫌な予感の匂いがプンプンします。

最悪の展開が訪れるとするなら、それを回避する鍵はおそらく、インターン中で成長過程にある、ハイヤーの中の出久たち。そうでなくとも、インターンでの成長を、読者に見せつけるチャンスでもあるかと、思われますので、3人には是非とも、頑張ってほしい所です。

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