2019年10月21日(月)に発売した週刊少年ジャンプ47号の『僕のヒーローアカデミア』の最新話247話「語れ!現状!」のあらすじネタバレと感想をまとめて紹介します。
前話のネタバレを見逃した方は以下のページでレビューしていますので是非チェックしてみてください。
目次
『僕のヒーローアカデミア』第247話「語れ!現状!」のネタバレ
直接指導に乗り出したエンデヴァー 3人が抱える課題
ホークスからのメッセージを受け、轟のみならず、出久、爆豪にも、直接指導をすることにした、エンデヴァー。
「だがその前に」
「貴様ら2人のことを教えろ」
そう言ってエンデヴァーは、出久と爆豪が抱える「課題」、そして、このインターンで「何が出来るようになりたいか」を、聞き出そうとします。
それを受け、出久がエンデヴァーに告げたのは、
「力をコントロールして、最大のパフォーマンスで動けるようにしたい」
という事。要は、新たに発現した個性「黒鞭」の習熟度を、実践で使えるレベルにまで、上げたい、という事でした。
「本来はムチのように撓(しな)る力なんです」
「この力を“リスク”じゃなく“武器”にしたい」
そう言った出久は、そのための訓練を、自主的に続けているものの、なかなかうまくいかない現状を、エンデヴァーに伝えます。
それを聞き、出久の言いたい事を、理解したエンデヴァーは、その力を、「難儀な“個性”」と表現。
「君も」
「こちら側の人間だったか…」
と、まるで出久に共感を覚えているような事を、言います。
次にエンデヴァーが聞いたのは、爆豪の課題です。
爆豪いわく、自分がここに来たのは、「何が出来ねーのか知りに」だとの事。
それを近くで聞いていた、バーニンには、生意気だと笑われますが、爆豪本人は、「本心だ」と、至って真面目な様子です。
「それにもうただ強ェだけじゃ強ェ奴にはなれねーってことも知った」
「No.1を超える為に」
「足りねーもん見つけに来た」
爆豪の考えを聞いた、エンデヴァーは、「いいだろう」と、その考えを認めつつも、その姿に、何か思うところありげな、様子を見せます。
エンデヴァーへと本音をぶつける轟 ヒーローになるための決断
そうして、各自の「課題」を把握したエンデヴァー。
3人を連れ、エンデヴァーは、早速街へと、パトロールに出ようとします。
「俺も」
「いいか」
しかしそこで、エンデヴァーの息子でもある轟が、待ったをかけます。
「ショートは赫灼(かくしゃく)の習得だろう」
エンデヴァーはそう言いますが、轟は、自分の思いを語り始めます。
「ガキの頃おまえに叩き込まれた“個性”の使い方を」
「右側で実践してきた」
エンデヴァーへの憎しみで、頭がいっぱいだった所を、雄英に入り、目が覚めたのだと言う轟。
以前エンデヴァーが言っていた、「卒業後は俺の元へ来い」という言葉通りに、なっている事を認めつつも、轟は、「エンデヴァーのようになるために」インターンへ来たのではない事を、強調します。
「俺はヒーローのヒヨっ子として」
「ヒーローに足る人間になるために」
「俺の意思でここに来た」
そのために、エンデヴァーを利用しに来た、とまで言ってのける、轟。
その言葉を聞いたエンデヴァーは、自分がまだ、家族から許されてはいないのだという事を、思い出します。
「ああ」
そう言って、エンデヴァーは、改めて3人を、街へと連れ出しました。
始まるインターン 掲げられた目標は「No.1超え」!?
エンデヴァーいわく、ヒーローに求められる基本三項である、「救助」、「避難」、「撃退」。
この三項を、全てこなす方針だという、エンデヴァーは、同じことを3人に求めます。
「管轄の街を知りつくし僅かな異音も逃さず」
「誰よりも速く現場へ駆けつけ」
「被害が拡大せぬよう市民(やじ)がいれば熱で遠ざける」
それらを全て同時にこなす、並列思考。
それこそが、ヒーローの基礎中の基礎であり、それを常態化させるのだと、エンデヴァーは言います。
(並列思考…)
今の自分の「課題」とも、重なる部分を、そのエンデヴァーの方針に見出す、出久。
雄英で「努力」を積み重ねてきた、その次は、ここで「経験」を積み重ねろ、と、エンデヴァーは言います。
「貴様ら3人の“課題”は「経験」で克服できる」
「この冬の間に一回でも」
「俺より速く敵(ヴィラン)を退治してみせろ」
エンデヴァーは、そう言って、3人に先行し、パトロールへと繰り出して行きました。
『僕のヒーローアカデミア』第247話の感想と考察
ホークスからの、決死のメッセージを受け、インターンの重要性を再認識したエンデヴァー。
そんなエンデヴァーの元に、やってきた出久・爆豪・轟の3人は、その直接指導を受けられる事になります。
改めて、己に「何」が足りないか、そしてこのインターンで、「何」が出来るようになりたいか確認した3人。
それをふまえ、エンデヴァーは、「俺より速く敵を倒せ」と、具体的な目標を、3人へと突き付けます。
前々回あたりでは、「後ろで見てろ!」などと、根性論一歩手前な事を言って、出久たちを置いてけぼりにしていた、エンデヴァー。
「インターン」とは言っても、そんな調子ではどうなる事やら、と思っていましたが、意外や意外、3人の「課題」の聞き取りから始めるなど、その導入は、育成者として、かなり「らしい」ものでした。
この辺り、最近のエンデヴァーの「変化」に伴うものなのか、30人のサイドキックを抱える「プローヒーロー」ゆえのものなのかは解りませんが、トップヒーローの面目躍如といったところ。
一読者としては、今まで以上に、エンデヴァーを見る目が変わるような展開でした。
そして、出久・爆豪・轟が、このインターンで解決しにきた「課題」について。
爆豪・轟に関しては、ややふわっと抽象的な内容ではありましたが、出久に関しては、「並列思考」という言葉がキーになりそうです。
「個性」を自在に操るための、「並行処理」と、エンデヴァーがヒーロー活動に求める、「並列思考」。
それらの習得のため必要な「経験」という要素を、漫画的に描くのは、かなり難儀するかとも思うのですが……その辺り、どう展開に、落とし込んでくるのでしょうか。
『僕のヒーローアカデミア』の最新巻の単行本や過去作品を無料で見る方法
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漫画『僕のヒーローアカデミア』を無料で読む方法&最新刊含め全巻無料で読めるか徹底調査!
- 『ONE PIECE』尾田栄一郎
- 『HUNTER×HUNTER』冨樫義博
- 『ハイキュー!!』古舘春一
- 『僕のヒーローアカデミア』堀越耕平
- 『ブラッククローバー』田畠裕基
- 『ゆらぎ荘の幽奈さん』ミウラタダヒロ
- 『鬼滅の刃』吾峠呼世晴
- 『約束のネバーランド』原作:白井カイウ 作画:出水ぽすか
- 『ぼくたちは勉強ができない』筒井大志
- 『Dr.STONE』原作:稲垣理一郎 作画:Boichi
- 『アクタージュ act-age』原作:マツキタツヤ 漫画:宇佐崎しろ
- 『呪術廻戦』芥見下々
- 『チェンソーマン』藤本タツキ
- 『神緒ゆいは髪を結い』椎橋 寛
- 『サムライ8 八丸伝』岸本斉史・大久保彰
- 『ふたりの太星』福田健太郎
- 『ビーストチルドレン』寺坂研人
- 『トーキョー忍スクワッド』田中勇輝・松浦健人
- 『夜桜さんちの大作戦』権平ひつじ
- 『ミタマセキュ霊ティ』鳩胸つるん
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