2019年10月12日(土)に発売した週刊少年ジャンプ46号の『僕のヒーローアカデミア』の最新話246話「メッセージ」のあらすじネタバレと感想をまとめて紹介します。
前話のネタバレを見逃した方は以下のページでレビューしていますので是非チェックしてみてください。
目次
『僕のヒーローアカデミア』第246話「メッセージ」のネタバレ
ホークスが、「超常解放戦線」の内部に潜り込み、暗躍する中。
死柄木は、「ドクター」の元、何かしらの処置を受けようとしていました。
ドクターの元で更なる力を求める死柄木 決起は4か月後
「聞くが」
「これ以上の力を何故望む」
より「個性」をパワーアップさせ、無双の力となった、死柄木の「崩壊」。
それを持ちながら、なお強い力を求める死柄木に、ドクターが問いかけました。
「そりゃくれるって言われたらいただくよ」
強力な個性を得て、しかし自分の力はまだ「無敵」ではない、と言う死柄木。
本気で「個性」を使い、その結果、ボロボロになってしまった、腕を掲げた死柄木は、このままではヒーローたちを、殲滅させる事は出来ないであろう事を、示唆します。
「俺はもうヒーローを侮らない」
「持てる全てでオールマイトの残滓どもを粉にする…」
「次で最後にする」
そう言って笑う、死柄木。その言葉を聞いたドクターは、ひとしきり笑った後、元々オール・フォー・ワンの為の、ものであったという、「研究」の説明を始めます。
世代を経るごとに膨張していく「個性」。それがいずれたどり着く、「個性特異点」に対応するべく、ドクターは、「容量(メモリ)」に「身体(ハードウェア)」を適応させる事の、必要性を説きます。
それを聞きながら、ドクターの用意した、何かしらの機械に横たわる、死柄木。
「これから4か月」
「地獄の苦しみが続く」
「乗り越えた時」
「全てはおまえの掌の上となる」
「あのワン・フォー・オールすらもな」
ドクターの言葉を聞き、「ワン・フォー・オール」という耳慣れない言葉に、死柄木は疑問符を返します。
「オール・フォー・ワンが欲した全ての内で」
「唯一思い通りにならなかった力だ」
暗号を解いたエンデヴァー No.1ヒーローのインターンが始まる
一方、ホークスの暗号を読み解き、「4か月」という「決起」の時期を、知るに至った、エンデヴァー。
しかし、最大の警戒をされ、それ以上の情報を得るには至っていない、ホークスからのメッセージは、「それまでに」、「合図」、「送る」と、詳細を語るには、至っていないものでした。
「戦線」のアジトで、全国の解放軍と、それに協力するヒーローを、一網打尽にするべく、思索を巡らせるホークス。
しかしそんな中、ホークスへと、「戦線」の幹部、リ・デストロが、声をかけてきます。
「君がヒーローに送り回った本だが」
満面の笑みで、そんな事を言ってくるリ・デストロ。対するホークスは、険しい顔で、続く言葉を待ちます。
「よく読み込んだ上でデストロの“らしさ”までおさえてある」
「わかっている側の人間だ」
そう言って、リ・デストロは、にこやかに握手を交わしてきました。
一方のエンデヴァーは、ホークスによる暗号、「失敗」、「した時」、「備えて」、「数を」という文言を見て、公安から呼び出された際に、公安の人間と交わした会話を、思い出していました。
(ええ、学生にもより多く会敵の機会を)
(インターン、徹底的に鍛えてあげてエンデヴァー)
その言葉の裏にあるものが、「4か月後」への備えである事を、悟ったエンデヴァー。
学生を動員する事に、複雑な思いを抱きながらも、エンデヴァーは、轟、出久、爆豪の面倒を、自ら見る事を、3人に宣言します。
成長する学生ヒーローたち 「決起」の時まで残り4か月
そして、エンデヴァーと同じく、学生の動員に、良い思いを抱いていなかった、ホークス。
ホークスは、先に生じた敵(ヴィラン)騒動で、自分が、出久たちの手柄を横取りしてしまった際の事を、思い出していました。
(彼らの手は)
(俺がいなくても)
(間に合っていたよ)
かつては、後進育成そのものに、乗り気ではなかった、というホークス。
しかし、常闇のインターンを経て、ホークスのその考えは、180度転換するものに、なっていました。
(彼らは)
(強い)
それぞれのインターン先で、それぞれの力を磨き、力をつける、雄英高校ヒーロー科の、生徒たち。
(そして日ごとに強くなる)
(俺より速いスピードで)
(敵の思い通りには絶対ならない)
そうして、敵や公安など、いくつも思惑を裏に抱えた、学生たちのインターンが、続いて行きます。
(次の桜が)
(散る頃に)
(皆が笑っていられるように)
『僕のヒーローアカデミア』第246話の感想と考察
「戦線」の死柄木が、更なる力を手に入れようと、「4か月後」を見据える中。
エンデヴァーを始めとするヒーロー側もまた、インターンを経て、力を蓄え、その決戦に向け、準備を進めている事が語られた、第246話でした。
ここまで、いまいちホークスが「何」を狙って、「何」の情報をエンデヴァーに伝えたのか、実のところ、あまり判然としていませんでした。
そんな中、今週描かれたのは、ホークスが綴った暗号の続き、そして公安の狙い。つまりは、「戦線」に勘付かれないよう、秘密裏に、学生を含めたより多くのヒーローを育成、経験を積ませよう、という事だったんですね。
そしてホークスが、エンデヴァーにのみ、暗号を使ってまで、それを伝えたのは、デクたちに期待しての事(あるいは常闇に影響されて?)、と、そういう事でしょうか。
しかし公安、情報を掴んでいるなら、エンデヴァーにくらい詳細な情報を伝えても良さそうなものですが。
それとも、エンデヴァーにすら、公安は「戦線」側である、という疑いを持って接している、という事でしょうか。
だとすれば、ホークスがエンデヴァーに情報を伝えたのは、完全な独断? 戦線側に「暗号」がバレてしまう危険性もあったので、ホークスはこれを「必要」な事だった、と考えているという事。
ホークスが学生にかける期待は、描写以上のものがありそうです。
その辺り、よほど常闇から感じ入るものがあった、という事でしょうか。その辺りの話も、いずれ読んでみたいですね。
そして、死柄木です。リ・デストロ戦で、手が付けられないような個性を獲得するに至った、と思われていた死柄木。
しかしその力には、相応のリスクがあったようです。
「決起」が何故「4か月後」なのかと言えば、その時間を使い、死柄木は何かしらのパワーアップを目論んでいる様子。
いわく、「ワン・フォー・オール」ですら掌の上、というその「パワーアップ」が、何を指すのかというのは、まだ解りません。
しかし、どうやら、戦線の目的である「全て壊す」を、叶える力である、というのは、間違いなさそうです。
このように、「4か月後」に向けた、敵勢力と味方勢力の開戦準備が描かれた今回。
双方共に、どのように成長し、どのような力をつけ、「決起」へと至るのか、というのは、まだ不鮮明な状態です。とは言え、明らかに最終決戦へと向け、舵を切り始めた、と思しき本作。
かつてのインターン編における、対八斎會戦のような展開が、より大規模なスケールで描かれる、とすれば、過去最大のエピソードになる事は、間違いないと思われます。
『僕のヒーローアカデミア』の最新巻の単行本や過去作品を無料で見る方法
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漫画『僕のヒーローアカデミア』を無料で読む方法&最新刊含め全巻無料で読めるか徹底調査!
- 『ONE PIECE』尾田栄一郎
- 『HUNTER×HUNTER』冨樫義博
- 『ハイキュー!!』古舘春一
- 『僕のヒーローアカデミア』堀越耕平
- 『ブラッククローバー』田畠裕基
- 『ゆらぎ荘の幽奈さん』ミウラタダヒロ
- 『鬼滅の刃』吾峠呼世晴
- 『約束のネバーランド』原作:白井カイウ 作画:出水ぽすか
- 『ぼくたちは勉強ができない』筒井大志
- 『Dr.STONE』原作:稲垣理一郎 作画:Boichi
- 『アクタージュ act-age』原作:マツキタツヤ 漫画:宇佐崎しろ
- 『呪術廻戦』芥見下々
- 『チェンソーマン』藤本タツキ
- 『神緒ゆいは髪を結い』椎橋 寛
- 『サムライ8 八丸伝』岸本斉史・大久保彰
- 『ふたりの太星』福田健太郎
- 『ビーストチルドレン』寺坂研人
- 『トーキョー忍スクワッド』田中勇輝・松浦健人
- 『夜桜さんちの大作戦』権平ひつじ
- 『ミタマセキュ霊ティ』鳩胸つるん
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