2019年10月7日(月)に発売した週刊少年ジャンプ45号の『僕のヒーローアカデミア』の最新話245話「決起」のあらすじネタバレと感想をまとめて紹介します。
前話のネタバレを見逃した方は以下のページでレビューしていますので是非チェックしてみてください。
目次
『僕のヒーローアカデミア』第245話「決起」のネタバレ
ホークスはエンデヴァーへとメッセージを伝える事を試みる
インターンの開始も束の間、早速「敵(ヴィラン)」の襲撃に対応した、出久たち。
そんな中に現れたホークスは、「戦線」の思想を広めるフリをしながら、エンデヴァーへと、何かしらのメッセージを渡す事を、試みます。
(なんだその面は)
エンデヴァーへと、「異能解放戦線」の本を渡す、ホークス。
今まで、常に飄々とした雰囲気と、笑顔をまとっていたホークスの、その真剣な表情に、エンデヴァーは違和感を覚えます。
それを見て、「異能解放戦線」に興味を示す、出久。ホークスはそんな出久たちに対しても、どこからか取り出した本を渡すと、「マーカー部分だけでも目通した方がいいですよ、“2番目”のオススメなんですから」と言い残し、去って行きました。
そんなホークスの、ヒーローとしての実力、そして見ている物の違いに、関心する出久たち。
一方のエンデヴァーは、どこか腑に落ちていない様子の顔で、ホークスから渡された本を、めくっていました。
インターン開始 一方のエンデヴァーはホークスの真意を探る
そうして、エンデヴァー事務所へと、通された出久たち。
「炎のサイドキッカーズ」、そして有名サイドキックの「バーニン」に迎えられ、出久たちは、エンデヴァー事務所の紹介を、受けます。
30人以上のサイドキックが活躍し、1日100件以上の依頼をこなす、というエンデヴァー事務所。
「あんたらの活躍する場はない」と豪語するバーニンに対し、爆豪は、「プロのお株を奪えってことか」と、やる気を燃やします。
そして同じ頃。エンデヴァーは、自らのデスクで、ホークスの様子、そして渡された本について、考えを巡らせていました。
(あの時と違いすぎる)
「異能解放戦線」に書かれた思想。それは、以前のホークスが語っていたものとは、まるで真逆の思想でした。
そこに絶大な違和を感じたエンデヴァーは、ホークスの、「ニヤけた顔で嘯くように本心を語る」、その表情を思い出しながら、本をめくっていきます。
(本心じゃない)
ホークスの言葉について、そう結論した、エンデヴァー。
エンデヴァーは更に、去り際にホークスが言った、「“2番目”のオススメなんですから」という言葉に、わざとらしさを見出します。
言えない何か。それでも伝えんとする何か。それを思うエンデヴァーは、やがて、「異能解放戦線」内の文章に、引かれたマーカー、その「2番目」の文字が、つながり、文章を構成している事に、気が付きます。
ホークスの暗号いわく。
「敵は」
「解放軍」
「連合が」
「乗っ取り」
「数」
「十万以上」
その暗号に、エンデヴァーが気付いた頃。ホークスは、「超常解放戦線」のアジトに戻り、思想の布教し、広めてきた事を、報告していました。
「公安は未だに『連合は少数で潜伏してる』と思ってます!」
「解放軍の存在に気付いてない」
そう言って、「戦線」の面々を、情報面で牽制するホークス。
それらの報告を受けたリ・デストロは、ホークスを下がらせると、更に会議を続けて行きます。
しかし、ホークスが去った後の、会議室の扉。そこには、ホークスが残した「剛翼」、その1枚が、密かに残されていました。
(剛翼は)
(振動幅から音の種類を割り出す)
その盗聴じみた力により、戦線幹部たちの会話を聞き出すホークス。
それによれば「戦線」は、今より4か月後に。死柄木の「全部壊す」という願いを叶えるべく、「決起」の準備を開始している、との事でした。
『僕のヒーローアカデミア』第245話の感想と考察
ホークスから「異能解放戦線」の本を受け取ったエンデヴァー。
順調に出久たちのインターンも進む中、エンデヴァーは、本の中に隠された、ホークスからのメッセージに気が付きます。
一方の解放戦線もまた、順調に「決起」の準備を進めている様子。ホークスが掴んだ情報によれば、「4か月後」。
そこで、死柄木の求める「全部壊す」という目的が遂行されるようです。
物語の大きな転換点ともなりうる、「超常解放戦線」の動きが語られた今回。
あまりにも巨大すぎる組織に膨れ上がった、死柄木たちは、その十万もの武力をもって、「4か月後」に、何かしらの行動を起こす事が、明かされました。
今回の見所として語るべきは、やはりホークスからエンデヴァーに渡され、解読されるに至った、暗号でしょうか。
ホークスが抱く感想と同様、あまり鋭そうには見えないエンデヴァーですが、そこはやはりNo.1ヒーロー。
その表情から違和感を見抜き、真意に気づく事が出来ました。
しかしこれ、エンデヴァーに渡した本にだけ暗号を仕込んだのだとしても、マーカー引いてる場面は、連合によって補足されてるわけですよね? メタ的に考えると、どこかでホークスの正体が露見するのは確実と思われますので、細かい部分で足がつかないか、どうにも不安が募ります。
しかし、解放戦線。十万もの数ともなれば、その中に潜むヒーローの数も、それなりの数になっていそうです。
ホークスの言う通り、公安から「戦線」の情報を下ろそうとしても、その中に戦線のヒーローがいれば、致命的な事になりかねません。
無論、その辺りは細心の注意を払っているのでしょうが、こうなれば心配なのは、エンデヴァー事務所。
この先、ホークスからのメッセージに気づいた、エンデヴァーが先陣を切って、戦線への対策を打ち出していく、となれば、その事務所内に、「戦線」のメンバーが潜んでいるのでは? という懸念が生まれます。
特に今回紹介された新キャラクター「バーニン」などは、かなーり怪しいところ。
そう言えば、雄英側にも、誰かしらスパイがいるのでは? なんて話もありましたが、いよいよもって、誰を信じていいのか、わからなくなってきました。
このように、戦線側に動きがありつつ、エンデヴァーの「気付き」によって、反撃の糸口も見え始めた今回。
密かにメッセージを渡したり、会議の様子を盗聴したりと、ホークスの綱渡りな動きも、相当にハラハラさせられました。重ねて言いますが、メタ的に見れば、ホークスの正体がいずれ露見するのは、ほぼ確実だと思われます。
そうなると、決起が「4か月後」という話も怪しくなってきますが、果たして? 十万もの「戦線」の戦士たちが集まる、「決起」。
もしも戦線に隙を与えれば、国家を揺るがすような事態になる事は、避けられそうにありませんが、ヒーローたちは、これを未然に防ぐ事が、出来るのでしょうか。次号に続きます。
『僕のヒーローアカデミア』の最新巻の単行本や過去作品を無料で見る方法
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漫画『僕のヒーローアカデミア』を無料で読む方法&最新刊含め全巻無料で読めるか徹底調査!
- 『ONE PIECE』尾田栄一郎
- 『HUNTER×HUNTER』冨樫義博
- 『ハイキュー!!』古舘春一
- 『僕のヒーローアカデミア』堀越耕平
- 『ブラッククローバー』田畠裕基
- 『ゆらぎ荘の幽奈さん』ミウラタダヒロ
- 『鬼滅の刃』吾峠呼世晴
- 『約束のネバーランド』原作:白井カイウ 作画:出水ぽすか
- 『ぼくたちは勉強ができない』筒井大志
- 『Dr.STONE』原作:稲垣理一郎 作画:Boichi
- 『アクタージュ act-age』原作:マツキタツヤ 漫画:宇佐崎しろ
- 『呪術廻戦』芥見下々
- 『チェンソーマン』藤本タツキ
- 『神緒ゆいは髪を結い』椎橋 寛
- 『サムライ8 八丸伝』岸本斉史・大久保彰
- 『ふたりの太星』福田健太郎
- 『ビーストチルドレン』寺坂研人
- 『トーキョー忍スクワッド』田中勇輝・松浦健人
- 『夜桜さんちの大作戦』権平ひつじ
- 『ミタマセキュ霊ティ』鳩胸つるん
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