『僕のヒーローアカデミア』最新話241話のネタバレと感想!「超常解放戦線」爆誕、そして動き出したNo.2ヒーロー

2019年9月2日(月)に発売した週刊少年ジャンプ40号の『僕のヒーローアカデミア』の最新話241話のあらすじネタバレと感想をまとめて紹介します。

前話のネタバレを見逃した方は以下のページでレビューしていますので是非チェックしてみてください。

『僕のヒーローアカデミア』240話のネタバレと感想はこちら

『僕のヒーローアカデミア』第241話「受け応えろ!インタビュー」のネタバレ

「超常解放戦線」が発足され、その中でホークスが暗躍する一方。雄英高校学生寮の一室では、爆豪・轟の両名が、テレビカメラの前で、インタビューに答えていました。

インタビューに答える轟と爆豪 しかし相性は最悪

「仲は良いか」との質問に、轟が肯定する一方、苛立ちながら否を返す爆豪。その結果、放映されたインタビューでは、爆豪の出演が丸々カットされてしまいます。

轟・爆豪が、仮免取得30分後に敵(ヴィラン)を捕えた「仮免事件」。その高評価を、台無しにするような爆豪の気性の荒さに、クラスメイトも呆れ顔を隠せません。

2人のインタビューを、放映していたニュース番組は、続けて泥花市壊滅のニュースを報じます。死傷者数が抑えられた一方、一般市民が戦闘に参加した事に、注目が集まった、かの事件。

街では、ヒーローに対する非難……ではなく、叱咤激励の声が、広く叫ばれており、エンデヴァーの活躍を発端とした、「時代の節目」を、強く予感させていました。

と、その時の事でした。

「楽観しないで!」

そんな声とともに、デクたちの教室に入ってきたのは、プロヒーローであるMt.レディ。そして、雄英高校の講師であるミッドナイトでした。

「良い風向きに思えるけれど」

「裏を返せばそこにあるのは“危機”に対する切迫感!」

「ショービズ色濃くなっていたヒーローに今」

「真の意味が求められている!」

特別講師として招かれたのだという、Mt.レディ。相澤曰く、彼女を呼んだのは、露出が増えてきたA組の面々に対する、「メディア演習」のためなのだとの事です。

ヒーローインタビューの練習 面々が無難にこなす中……?

そうして始まった、「ヒーローインタビュー」の練習。いの一番に舞台に立たされた轟は、杓子定規な受け答えしか出来ず、Mt.レディから激しいツッコミを受けます。

しかし、「どのような必殺技をお持ちで?」との質問には、氷の壁を立ち上げる「穿天氷壁(がてんひょうへき)」を披露。ヒーローとして、頼もしい様子を見せました。

インタビューで技を披露するのは、そのヒーローが「何を出来るのか」という紹介のためなのだ、と言うMt.レディ。

A組の面々は、爆豪も含め、その後も次々と、危なげなくインタビューの練習をこなして行きます。

そうする内、遂にデクの出番が回ってきました。しかし、何を問われても、「それは…良かった…!」と、硬い表情で答える事しか、出来ないデク。

その後のインタビューも、声が大きかったり、あるいは小さかったりと、本番への不安を感じさせる出来でした。

新たな個性の訓練にはげむデク そしてインターン再開へ

そんな中、授業を見守っていたミッドナイトが、以前暴走を起こした、デクの「個性」について尋ねます。

2週間のイメージトレーニングの結果として、デクは、「ワン・フォー・オール」歴代継承者の個性「黒鞭」を、腕先からわずかにだけ出す事に成功。

ほんの小さな前進にデクが喜ぶ一方、それを見た周囲は、あまりにも情けない技の披露に、飽きれ顔を覗かせました。

一方、雄英高校・オールマイトの私室では、オールマイトがデクのため、寝ずに「ワン・フォー・オール」歴代継承者の、「個性」の記録をまとめていました。

そこへ訪れたのは、雄英高校校長・根津。根津はオールマイトに、「インターンを再開させる」という旨を、報告に来たのでした。

『僕のヒーローアカデミア』第241話の感想

本当に本当に本当に、久々の登場となった、デクたち雄英高校の面々。「授業」という響きすら懐かしい中、デクの成長の一端と、「インターン再開」という新たな展開への布石が描かれた、第241話でした。

今週の展開で気づかされたのは、デク、本当にこういうインタビューとかファンサービスとか、適正無いですよねぇ……。

オールマイトを目標に掲げ、オールマイトの代わりに「柱」になるのだ、と宣言した手前、この欠点は、いずれ克服していかなければなりません。

とは言え読者的には、デクがオールマイトのように、爽やかにインタビューに受け応えする姿というのも、ちょっと想像が出来ません。

超えるべきハードルである事は確かですが、キャラ的に向いていないのも明らか。その辺りの顛末、作者さんには構想があるのでしょうか?

そして今回は、久々の授業回でした。いや本当に懐かしい。

ここ最近は「敵連合」サイドの話が続いていた事もありますが、その前に関しても、合同演習・文化祭など、イベント事が続いていました。

なので、「授業」という展開がすでに彼方の記憶のように懐かしく、デクたちが未だ学生であるのだと、思い出させてくれる、展開に、なりました。

とは言え、それら全ては、デクたちがヒーローとして成長を遂げているのだ、という事なのだと思います。

実際、以前描かれたヒーローインターン編では、デクたち皆、プロヒーローと変わらぬ活躍を見せており、エピソードとしても、非常に大規模で、満足感の残るものでした。

デクたちの学校生活が描かれなくなっていくのは、やや寂しいものもありますが、新たな展開としての「インターン」にも、大きな期待を抱かせてもらおうと、思います。

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