『僕のヒーローアカデミア』最新話240話のネタバレと感想!「超常解放戦線」爆誕 そして動き出したNo.2ヒーロー

2019年8月26日(月)に発売した週刊少年ジャンプ39号の『僕のヒーローアカデミア』の最新話240話のあらすじネタバレと感想をまとめて紹介します。

前話のネタバレを見逃した方は以下のページでレビューしていますので是非チェックしてみてください。

『僕のヒーローアカデミア』239話のネタバレと感想はこちら

『僕のヒーローアカデミア』第240話「力」のネタバレ

泥花市のその後 傷を癒す敵連合の面々

死柄木がリ・デストロを屈服させた、泥花市の「再臨祭」から、一週間。

「敵連合」と「異能解放軍」の激闘は、スケプティックの情報操作により、「ヒーローに恨みを持つ、20名の男女グループの犯行」とし、流布されました。

その結果、犯人は全員死亡したものとして、世間に認知。

未だ捜査が続く中ではありましたが、「敵連合」の存在は、闇に葬られる結果と、なりました。

そんな中、「敵連合」の面々は、「異能解放軍」のアジトである豪邸にて、寿司に舌鼓を打ちつつ、傷を癒していました。

そこへ、「異能解放軍」のスケプティックとトランペットが訪れ、「敵連合」の一行を、何処かへと導きます。

「大体その寿司はウチの金で買ったモノだが?」

「治療も映像編集もトガのコートも全てウチからの提供であってだな」

「やめましょうスケプティック」

未だ「敵連合」の面々に対し、敵意をむき出しにする、スケプティック。

それに対しトランペットは、「リ・デストロがお決めになった方たちです」と、少なくとも表面上、敵連合を受け入れる構えです。

「リ・デストロの御言葉は依然」

「デストロの御言葉に変わりありません」

そう言ったトランペットは、一行を、豪邸にある隠し扉の先の、そのまた先。

エレベーターを降りた、地下深くのフロアへと、いざないます。

リ・デストロの演説 敵連合と異能解放軍は1つの巨大組織に

「解放戦士諸君! リ・デストロである!」

「これより異能解放軍は生まれ変わる!」

そこにあったのは、フロアを埋め尽くす程の、「異能解放軍」の戦士たちを前にして壇上に上る、リ・デストロ。

そしてその横で足を投げ出して座る、死柄木の姿でした。

「血に捉われ! 教えに縛られた私はあそこで真の解放を見た」

「これは降伏ではない!」

「今より解放軍は」

「死柄木弔を最高指導者とし再臨を果たす!」

興奮した様子で、解放軍の戦士たちに向け、リ・デストロはそう語ります。

更にリ・デストロはその場で、「異能解放軍」と「敵連合」の融合を宣言。

死柄木が「超常解放戦線」という新たな名を告げ、両陣営の幹部たちが壇上に集うと、戦士たちは、歓迎の歓声を上げました。

暗躍するホークス

歓声に湧く戦士たち。

その中には、「遅かった」と、悔しそうな顔で歯噛みをする、No.2ヒーロー、「ホークス」の姿もありました。

泥花市の事件の後。

荼毘との約束通り、ホークスは、No.3ヒーロー「ベストジーニスト」のものと思しき死体を差し出し、敵連合への侵入を、果たしていたのです。

しかしそこでホークスが見たのは、敵連合が新たに手にした、数多の兵隊、そして巨大な権力の姿。

それを見たホークスは、死柄木が、超人社会における「ヒーローたち」と、同等以上の力を持ってしまった事に、強い危機感を覚えます。

「異能解放軍」、そしてギガントマキアを屈服させた事で、ドクターの協力をも、取り付ける事に成功した、死柄木。

一方のホークスは、死柄木たちの背後にある「後ろ盾」と、その全貌を突き止めるべく、本格的に、行動を開始します。

『僕のヒーローアカデミア』第240話の感想

前回、見事リ・デストロたちを屈服させ、その力を示して見せた死柄木。

「超常解放戦線」という新たな名と力を手に入れ、ドクターの協力をも取り付けた死柄木たちの歩みは、もはや誰にも止める事の出来ない領域にまで、育ちきってしまいました。

そんな中で注目すべきなのは、やはりホークスの動向でしょう。

ベストジーニストと思しき死体を用意し、荼毘からの信頼を勝ち取ったホークス。

流石にその辺りはフェイクだと思いますが……最近、シビアな展開が続いてますし、この死体が本当に「本物」、という展開もなくはないのかな、とも思えます。

その辺りは、捉えどころのないホークスの飄々としたキャラと、ここ最近のシビアな展開を重ねてきた、作者さんの狙い通り、といった所でしょうか。

そして、発足した「超常解放戦線」について。

いや、リ・デストロや元「敵連合」の面々はいいとして、これ、元「異能解放軍」の面々は、納得してるんでしょうか?

そもそも、異能解放軍とは、「個性」の抑圧をなくしましょう、という組織でした。

その意味を考えるなら、確かに両組織の目的に齟齬はありません。

しかし、数百人の一般市民を含めた「解放軍」には、単に「より良い世の中を」なんて考えの人や、リ・デストロの崇拝者、なんて人もいるはずです。

特に気になるのは、元「解放軍」幹部、外典。

描写を見る限りは、リ・デストロの崇拝者寄り、といった印象ですが、未だ人柄や過去が判然としない人物です。

この辺り、今後「超常解放戦線」を描く上で、クローズアップされるのではないかと、思われます。

このように、デクたちヒーローサイドにとっての「敵」となる、死柄木たちの動向が描かれた、VS異能解放軍編、でした。

このままいけば、死柄木たちの怪我が治り次第、何か大きな動きがあってもおかしくない、といった雰囲気です。

対し、デクの「ワン・フォー・オール」は、未だ発展途上。

頼みの綱は、解放戦線に単身潜入したホークスですが……こちらも、一筋縄ではいきそうにありません。

次号からは、何か新展開が始まるらしいので、楽しみに待ちましょう。

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