ヒロアカが炎上した理由が人体実験を行う敵キャラ「志賀丸太」が原因で同乗の声!戦時中の731部隊の被害者の蔑称をつけ、キャラ名変更へ

2月3日発売号の「週刊少年ジャンプ」で、人気漫画「僕のヒーローアカデミア」の新キャラが、そのキャラ名で批判を受け、炎上騒ぎとなってしまいました。

過去の戦争と照らし合わせた際、名前に問題があるという批判が多く上がっています。

「僕のヒーローアカデミア」(ヒロアカ)は、2014年から連載されていて、アニメ化もされた人気作です。

しかし、思わぬ形で注目を浴びてしまうことになりました。

ヒロアカの新キャラクターの名前が批判を受け、炎上してしまった原因について紹介します。

ヒロアカが炎上した理由は人体実験を行う敵キャラ「志賀丸太」が原因で名前変更へ

2月3日発売号の「週刊少年ジャンプ」で掲載された、「僕のヒーローアカデミア」で問題となっているのは「志賀丸太」というキャラクターです。

敵役のキャラクターで、病院の理事長である一方、人体実験を行っていたという設定で作られたキャラクターでした。

しかし、このキャラクターの下の名前「丸太」が、戦時中の被害者の蔑称を想起させるとして批判を受けました。

ジャンプの編集部は、この件を受けてすぐにコメントを出しています。

作者の堀越耕平氏と相談し、コミックス掲載時にはキャラクターの名前を変更すると発表しました。

また、合わせて

「過去の史実を想起させる」

という炎上理由については、作者や編集部にそのような意図はないとも、あわせてコメントしています。

志賀丸太の名前「丸太」は戦時中の人体実験部隊の被害者蔑称

2月3日発売号のジャンプで、名前を巡って炎上した敵キャラクター、志賀丸太は、戦争被害者の名前を想起させるという理由で批判を受けました。

「丸太」とは、大日本帝国陸軍時代に満州に置かれていた「関東軍」が、731部隊という秘密部隊で、人体実験の被害者を呼んでいたとされる蔑称です。

「ヒロアカ」に登場した新キャラクター、志賀丸太も、人体実験を行ったという設定があります。

そのため、この名前が過去の戦争史実を想起させるとして、韓国・中国といった国の読者からも指摘を受けることになってしまいました。

ヒロアカキャラ名「丸太」炎上、ネットでは歴史を巡っての議論にまで発展

ネット上では、今回のヒロアカ「志賀丸太」というキャラクターの炎上で、いろいろな意見が出ています。

まずは、今回の「丸太」というキャラクターが、特に戦争とは関係のない名前ではないかという意見です。

このキャラクターは、丸々と太っている見た目をしていて、隠語・蔑称という理由がなければ、確かに見た目と名前は非常にしっくりきます。

また、これまで登場してきたキャラクター「緑谷出久」が、「木偶の坊」に名前の由来があることで、「木偶」「丸太」と木材つながりであることを指摘している方もいました。

また、今回の件が、炎上理由とされる過去の史実、「人体実験部隊」とされる旧陸軍・731部隊の史実を巡っての議論にまで発展しています。

731部隊では人体実験をしていたという証拠はなく、事実ではないという主張をする方は少なくありません。

ただ、少年ジャンプの漫画は今や、韓国や中国でも読まれるコンテンツです。

そういった国の方にとっては、事実がどうであれ、人体実験をしていたキャラに「丸太」という名前がつけられていることは、嫌悪感を抱く理由になりかねません。

ジャンプ編集部は、かなり速やかな対応でキャラクター名の変更を決定しています。

ヒロアカ最新話でキャラクター名を巡って炎上、コミックス版では名前変更

ヒロアカ最新話で名前を巡って炎上した「志賀丸太」は、コミックス版で名前を変更されることが決定しました。

雑誌からコミックス掲載の間に絵が描き直されたりすることはありますが、キャラクター名が変更になるのは、かなり珍しいですね。

「丸太」という名前に対して、反感を持つ方の抗議の声が大きかったということがわかります。

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