11月2日、埼玉県にあるドラックストアの屋外トイレから、乳児の遺体が見つかるという事件が発生しました。
現場の便器のづまりを取り除く作業をしていた作業員が乳児の遺体を見つけたとのことです。
身元などについては現在も警察が調査中です。
今回ドラックストアのトイレで乳児の遺体が見つかるというショッキングな事件の詳細や今後の捜査の展開についてご紹介していきたいと思います。
埼玉県ふじみ野マツキヨ大井町店の屋外で乳児が見つかる
埼玉県東入間署によりますと、乳児が発見されたのは11月2日の午後8時頃、埼玉県ふじみ野市ふじみのドラックストアの屋外トイレにて、依頼を受けた業者が便器づまりの修理をしようと便器を取り外してみると、下半身のない乳児の遺体が見つかり、その後店員が通報したとのことです。
現在、署は乳児がトイレに流されたとみて乳児の身元などについて捜査中です。
乳児が発見されたときの状況は?
この事件が発生した場所についてですが、産経新聞では埼玉県ふじみ野市にあるマツキヨ大井町店が現場とされています。
詳しい住所は埼玉県ふじみ野市ふじみ野2丁目であり、周囲は住宅街と商業施設が立ち並ぶ静かな場所にある店舗となっています。
事件現場となったトイレは店舗の外側にあり、入店することなくトイレに入ることができる構造となっております。
このトイレを最後に掃除したのは発見された11月2日の開店前ですので、事件発生は11月2日の開店時以降と考えられます。
店員がスカートを濡らした母親らしき人物を目撃
警察の調べによると、2日の午後1時ころドラッグストアの従業員が屋外トイレの下から水が漏れだしていることを気づくと、トイレからスカートを濡らした女性が出てきて、
「トイレが詰まっている」
と従業員に告げ、その場を立ち去ったとのこと。
女性は20代~30代くらいので年齢で、警察はこの女性の行方を捜しています。
今後の捜査の展開は?
トイレに詰まっているところを発見された状況は、赤ちゃんはへその緒が付いた状態で発見されたようです。
このような状況から、トイレ内で出産を行いそのまま流してしまったという内容の遺棄事件であることが考えられます。
そのため、今後の捜査は殺人などではなく、死体遺棄事件として捜査を行うのではないかと考えられます。
また、このような出産後すぐに遺棄を行ってしまうような事件の傾向として、犯人が未成年であるようなケースも多く捜査の対象では20歳前後の方が重点的に捜査されるのではないかと考えられます。
望まない出産や特別な事情によって育てることができなくなってしまった場合に、養子縁組制度などを利用して赤ちゃんを守る制度などがあります。
このような制度を利用することに抵抗を覚える方も多いと思いますが、最優先にするべきなのは日本の将来を担う赤ちゃんの命です。
皆さんの意識を変え、少しでも犠牲になる赤ちゃんが減ることを祈っております。
また、今回の事件で犠牲となった赤ちゃんにご冥福をお祈り致します。
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