サザエさんの実写ドラマ化で幻と言われるキャラクターの登場が決定しました。
20年後のサザエさんファミリーが舞台ということで、アニメや原作にはないエピソードが期待されています。
今回、満を持して登場したフグ田ヒトデちゃんとそれを演じる桜田ひよりさんについて調べてみました。
目次
サザエさんスペシャルドラマが11月24日に放送
フジテレビの開局60周年とサザエさん放送50周年記念ドラマとして制作されたのが、「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」です。
これまで実写化されたサザエさんはすべて、設定はサザエさんの時代背景をそのままに、アニメとほとんど同じ年齢設定で放送されました。
古き良き日本の家族像として多くの人に愛されるサザエさん一家。
今回スペシャルドラマとし放送されるのは、そんなサザエさんファミリーの20年後の姿です。
サザエさんSPドラマ放送日やキャストは?
11月24日(日) よる8時~9時45分 フジテレビ系で放送予定です。
日曜日の放送ということはもちろん、夜6時30分からアニメのサザエさんも放送します。
アニメサザエさんもスペシャルで、よる6時30分~8時まで放送。
11月24日の夜はサザエさんだけで195分のスペシャルタイムです。
サザエさんSPドラマキャスト紹介
- フグ田サザエ(44歳)/天海祐希
- フグ田マスオ(48歳)/西島秀俊
- 磯野カツオ(31歳)/濱田岳
- 磯野ワカメ(29歳)/松岡茉優
- 磯野波平(74歳)/伊武雅刀
- 磯野フネ(70代)/市毛良枝
- フグ田タラオ(23歳)/成田凌
- フグ田ヒトデ(17歳)/桜田ひより
カッコ内は公表されている年齢設定です。
幻のキャラクターフグ田ヒトデとは?

今回登場するフグ田ヒトデは、アニメや原作には一切出てこない幻のキャラクターです。
実は、原作者の長谷川町子さんが生前に書いた「サザエさんの未来予想図」に登場しただけの超レアキャラです。
この未来予想図は、1954年に発刊された『漫画読本』という雑誌の創刊号に一コマ漫画として描かれたものでした。
ヒトデはタラちゃんの妹として登場しており、マスオさんが注意をしている様子がみえます。
この絵から想像できるのは、元気で活発な女の子ということですね。
65年前にたった一度しか登場していないにもかかわらず、サザエさんのファンの間では有名だったヒトデ。
これまでもネットや分析系の本などではたびたび話題になっていました。
現在明治座で公演中の「舞台 サザエさん」はアニメから10年後の世界になっていますが、ここにもヒトデは登場しません。
林間学校に行っていていないという設定になっており、その存在はベールに包まれていました。
フグ田ヒトデを演じる桜田ひよりとは?

フグ田ヒトデは今回の放送では17歳の女子高生です。
そんなヒトデ役に選ばれたのは、同じく今年17歳になる女優さんの桜田ひよりさんです。
子役としてドラマ「明日ママがいない」や「ワイルド・ヒーローズ」などに出演し、高い演技力が話題になりました。
2018年には雑誌「Seventeen」の専属モデルに選ばれ、ミスセブンティーン2018に選出されるなど、モデルとしても活躍中です。
桜田ひよりのコメント一覧
フグ田ヒトデ役の桜田ひよりさんのコメントが発表されているので紹介します。
- オファーされたときの心境
本当にびっくりしました。幻の8人目の家族と言うことで、調べてみると原作では1回しか登場していないとてもレアなキャラクターで、すごく演じがいがあるなと感じました。- ヒトデ役を演じるにあたっての意気込み
他のキャラクターと違ってキャラクター像がなかったので、お母さん(サザエさん)やお父さん(マスオさん)、お兄ちゃん(タラちゃん)を研究して、それぞれの似ている部分も表現していきたいです。- “磯野家の人々”との共演について
本当に撮影が楽しくて、現場も和気あいあいでした。学ぶ事もたくさんあって、自分がまた1つ成長できたなぁと感じました。- 視聴者へのメッセージ
皆さんが知っている「サザエさん」でヒトデ役として出演できた事はとても誇りに思っています。現代のサザエさんだったらこんな感じなんだな、と想像を膨らませながら見ていただけたらうれしいです。
サザエさんからますます目が離せない!
2019年に入り、マスオさんの声優の交代や初の舞台化など、サザエさんの話題が大きく取り上げられています。
過去にはサザエさんをモチーフにしたCMなどで、25年後の様子が放送されました。
今回は公式での20年後のサザエさんが放送されるということで、現代に溶け込むサザエさんがどのような物語になるのか、とても期待が高まります。
幻のキャラクター・ヒトデちゃんにも注目です!
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