フルーツバスケット6話感想│魚ちゃんと花ちゃんが草摩家を訪問!?女装由希も登場!

白泉社のコミック誌「花とゆめ」にて、1998年16号から2006年24号まで連載された『フルーツバスケット』は、高屋奈月先生によるコミック累計3000万部突破の世界的に有名な超人気作品です。

2001年に初めてアニメ化され、2019年にキャストやスタッフを一新して二度目のアニメ化がされました

2019年版フルーツバスケットでは原作の高屋奈月さんが総監修を務めており、「絵は原作に寄せないで欲しい」という高屋奈月さんの要望によって原作とはまた違った魅力を持ったキャラクターデザインで作られました。

そんな『フルーツバスケット』のアニメ第6話をご紹介していきます!

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『フルーツバスケット』第6話あらすじ・ネタバレ

ついに文化祭当日を迎え、透たちのクラスの出品するおにぎりの売れ行きはかなり好調です。

その売れ行き好調な理由は、もちろん透の握るおにぎりの美味しさや食べやすさもありますが、なによりも貢献しているのは由希が女装をしているというセールスポイントでした。

3年の女子生徒達に「思い出として」と悲願され、断りきれずこの様なことになったのですが、思っていた以上に反響は大きく、男女関係なく先生まで見に来る事態となり、おにぎりは飛ぶように売れたのです。

由希に次々会いに来る草摩家の面々

女の子と見違うほど可愛らしい由希に突然抱きついたのは、少し前にバイト先で階段から透が落ちた時頬にキスをした金髪の少年、草摩紅葉でした。

「1人で勝手にうろうろするんじゃない。」と後を追って来たのは草摩はとり。2人は由希たちの文化祭に遊びに来たのです。

月に1度は検診に来るようにとはとりから言われているのに訪れないことから、その場で検診を受ける由希。

「どこか悪いのですか?」と透が尋ねると、由希は気管支が弱く小さい頃はよく発作を起こしていたと言います。

自由奔放な紅葉に透と夾が手を焼いている姿を見て、魚ちゃんと花ちゃんが『最近透は由希や夾と仲が良すぎる』と怪しんでいました。そんなことは知らずに、紅葉と仲良さそうに話す透。

透に抱きつき兎になってしまう草摩紅葉

そこで透がアルバイトをしていたのは紅葉のお父さんのビルなのだと判明します。

十二支のことを透が理解していると知ると紅葉は、「スキヤキ~!」と言って無邪気に透に抱きつきました。すると、周囲に黄色い煙が湧きたち、次の瞬間には透の足元に黄色いうさぎがしがみついていました。

「変だ!!」と服だけ置いて居なくなった紅葉のことをクラスメイトが騒ぐと、由希は決死の思いで「俺だって変だよ……男のくせにこんな…」と涙目で訴えてクラスメイトの気を逸らします。

その隙に紅葉たちは屋上へ逃げ出しました。はとりは唐突に由希と夾を並べさせると1+1は?と問い、答えた瞬間を写真に撮りました。理由は慊人に2人の写真が欲しいと言われたからだと言います。

女装姿を撮られたことに絶望して服を脱ぎ捨てる由希。フォローするように透は「可愛い」と言いますが、「本田さんに見られたくなかった。みっともない……。」とさらに由希は落ち込んでしまいました。

透は自身はお母さんに可愛いと言われるのが大好きだったと話し、「可愛いは、大好きだぞ! って言われているってことだから」と空を見上げて笑います。

そんな透に由希は「本田さんが着たら似合うと思う」と言い、「可愛い。本田さんのほうが絶対可愛い。」と繰り返しました。

透はただただ感激と動揺で顔を赤くします。そして、由希は可愛いとか綺麗の前に『かっこいい』と思う透なのでした。

魚ちゃんと花ちゃんが草摩家にお泊まり

教室に戻りながら、由希は「はとりと会うことがあっても2人きりは避けた方がいい」と忠告します。

なぜかと聞くと、はとりは人の記憶を消す技術があるからと言いました。その時、突然魚ちゃんと花ちゃんが声をかけてきます。

由希と分かれて透が近づくとすぐ様魚ちゃんに「王子様のことでなにか隠してねぇか?」と詰め寄られます。

同時に花ちゃんは「もしかして付き合ってるとか」と尋ね、突然の質問に驚いた透は「そんな!一緒に住まわせて頂いているだけで…!」と口を滑らせてしまったのです。

屋上に場所をうつし、透は2人に一緒に住んでいることを黙っててごめんなさいと謝罪します。

2人は早速心配だからと、翌日は文化祭の振替休日だという理由で当日の夜に草摩家へお邪魔することを決め、急な訪問にもにこやかに答える紫呉。

居間へ通されると、早速魚ちゃんは紫呉の職業を尋ねたりとリサーチしていきます。

2人がここまで心配して踏み込んだ質問をするのには、初めてできた友達でもあり、これまでも救われたことが何度もあったことから、透が辛い時には力になりたいと思っていたからなのです。

透はそんな事は気にしないと由希たちは言いますが、行く場所を失った透を助けることが出来なかったことを友達甲斐もなく悔しく思っていました。

大貧民を始める透たち

そこへ空気を壊すように明るい表情で現れた透は、トランプを差し出して「みんなで大貧民をやろう!」と誘います。

快くのったみんなで早速大貧民を始め、透は以前一緒に大貧民をしようと約束していたことから、由希にトランプを混ぜて欲しいと頼むと嬉しそうに承諾しました。

一方の紫呉は慊人の元で近況を報告します。透が来てから由希も夾も明るくなったと話し、生活が上手くいかないことを願っていた慊人は、「ないものねだりさ」と呟きました。

大貧民は結局透の負けに終わり、女子3人は大きなベッドに入ります。引越しの度に持ち運んでいた帽子に気づいた魚ちゃん。

事情を知らない花ちゃんに、透はこの帽子は小学生の頃よく男の子に意地悪で追いかけ回されていた時、迷子になった透を家まで導いてくれた男の子がくれたものだったと話します。

その時のことを思い出し透は「今思えばあれが私の初恋だったのかもしれない」とうっとりします。

透は小さい頃から色々大変だったんだなと魚ちゃんに言われると、草摩の家に一緒に暮らせて、母に愛されて、2人の大切な友達がいて、自分は果報者だと話し、

いつも近くに居てくれることがどんなに支えられていて、感謝しなければ罰が当たると「大好きです」と、魚ちゃんと花ちゃんに伝える透。

透の言葉と、由希達が「透は力になれなかったことなんて気にしない」と言った言葉に、ないものねだりはせず今そばに居てくれる2人の友人を、本当に大切に思う透の気持ちに気づかされます。

そして由希や夾がしっかりと透を理解していると納得した2人は、この環境を認めることにしました。

透のことを託される由希

翌朝になり、いつもと変わらぬ賑やかしい雰囲気に魚ちゃんと花ちゃんは安心した様子で透のことを、よろしく頼むと由希達に託します。

みんなで朝食をとっていると、突然電話が鳴り響きます。透が受話器を取ると電話の相手ははとりでした。

話の内容は、誰にも言わずに次の休みに草摩の家に訪ねるようにというもの。

透の脳裏には「二人きりで会わない方がいい」と言った由希の言葉と、「やたらと人を疑うな」という母の言葉が過ぎって透はパニックになります。

しかし、透に悩む余地は与えずはとりは「来なければどうなるか分かってるな?」と圧力をかけ、慊人に会えるかもしれないと話すのでした。

『フルーツバスケット』第6話の感想・見所

文化祭に現れたのは新たな十二支である紅葉とはとり。

紅葉はもちろん、草摩家の人々はどこか個性的で面白いです。

そして、透と魚ちゃんと花ちゃんの女の子同士の友情が素敵でした!

草摩家に世話になっていることを黙っていた透に寂しさを感じる2人ですが、現状の環境を確かめて安心出来ると感じられて改めて草摩家へ託す姿はまるで姉のようで、絆を感じました。

なかなか友情にフォーカスされることがなかったので、今回はとくにほっこりする気持ちです!

そして後半にはとりさんに電話で草摩家へ呼びつけられる透ですが、記憶を消される心配もあり、どうなるのか不安です。

ハッキリとは描写されていない慊人とも対面出来るかもしれないということで、ますます目が離せない展開になっています。

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