エンドゲームでアイアンマンの死亡シーンは原作とは違う?2020年以降のMCU作品で復活・生き返る可能性について調査

アベンジャーズは、アメリカのマーベルコミックが刊行している人気コミック「アベンジャーズ」の実写化作品です。

2008年公開のアイアンマンから始まり、キャプテンアメリカやスパイダーマン、ドクターストレンジ、アントマンなどなど現在に至るまで数多くの関連作品が映画化されています。

そして、それぞれの作品で主役となっているヒーローが、一堂に会すアベンジャーズへとストーリーがつながり、全世界で大ヒットを記録しています。

2019年4月に公開された『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、世界興行収入ランキングで2009年から10年間1位の座に君臨してきた「アバター」を抜き見事1位を獲得しました。

そんな大人気シリーズのなかでも、アイアンマンは公開された当時から、常に高い人気を誇っているキャラクターであり、アベンジャーズのなかでは中心となる人物です。

今作にて惜しまれつつ最期の時を迎えることとなったアイアンマンについて、原作との死亡シーンの違いや、2020年以降のMCU作品で復活・生き返る可能性について調べてみました。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』あらすじ振り返り

前作「インフィニティ―・ウォー」でサノスがストーンの力を使って、宇宙から全生命体の半分が消え去ってから3週間。

生き残り宇宙を漂っていたトニーとネビュラは、アベンジャーズに再合流していたキャプテンマーベルの力を借り地球に戻ることができました。

キャプテンアメリカなど同じく生き残ったアベンジャーズのメンバーとキャロル、ロケット、ネビュラは、サノスによって消し去られた人々を取り戻すべく、インフィニティストーンの波紋を追い、隠居していたサノスを見つけ襲撃します。

しかし、すでにインフィニティストーンはサノスにより破壊されており、消し去られた人々を取り戻すことは不可能となっていました。

ソーの手によりサノスにとどめを刺し、戦いに区切りをつけることに成功。

それから5年。さまざまなものを失いながらも世界は少しずつ平穏を取り戻していました。

残されたアベンジャーズのメンバーは、世界各地で治安を守るための活動をしていました。

そんな矢先、偶然量子の世界から抜け出すことができたアントマンが、アベンジャーズを訪ねてきます。

アントマンは量子世界が時間の概念を超えていることを語り、これを利用してタイムトラベルをすることで、この状況を打開できるのではないかと提案。

その提案に、ハルクと自分の精神を一体化することができるようになっていたバナーが、タイムトラベル装置を作り始めます。

トニーも自分の家族を守るべく、そして失った仲間たちを取り戻すため作戦に参加することを決意。

自堕落な生活を送っていたソーはバナーとロケットに連れ出され、家族を失い自暴自棄になっていたバートンは、ナターシャに諭されなんどか舞い戻ってきました。

再集結したアベンジャーズは、サノスがストーンを手に入れる前の時代へ行き、ストーンを回収する作戦を決行。

3チームに分かれそれぞれ過去へと旅立っていきました。それは失われた命を取り戻すためのそして最後の戦いの始まりでした。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』原作について

「エンドゲーム」の原作は、1963年からマーベルコミックから出版されているアメリカのコミック「アベンジャーズ」です。

このアベンジャーズは、別チームのストーリーやショートストーリーなど、色々な話がたくさんあるので、どの話から読めばいいのかわからないという人も多くいます。

前作「インフィニティ―・ウォー」と今作「エンドゲーム」の原作にあたるのは、1991年12月頃から描かれ始めている「インフィニティ・ガントレット」になります。

この「インフィニティ・ガントレット」はサノスが6つのストーンを手にし、全宇宙の半数を消滅させてしまうストーリーなのですが、映画の「インフィニティ・ウォー」「エンドゲーム」どちらの作品も、原作からヒントを得てストーリーを製作しているので、ほとんどがオリジナルストーリーとして映画が製作されています。

なので、「これが原作」というものはないという認識になります。

また、「インフィニティ―・ガントレット」の他にも「インフィニティⅠ・Ⅱ・Ⅲ」にも似たような場面があるので、そこからヒントを得ているという話もあります。

エンドゲームでのアイアンマン死亡シーンは原作と違う?

では、アベンジャーズの中心人物アイアンマンの最期は、映画と原作で違いはあるのでしょうか。

エンドゲームでアイアンマンが死亡シーンについて

映画「エンドゲーム」では、サノスがガントレットを手にはめ指を鳴らしますがなにも起こりません。その時すでにトニーが自身のアーマーにストーンを移していたからです。

何も起こらない状況に戸惑うサノスにトニーはこう言い放ちます。

「お前が絶対なら、私はアイアンマンだ」

そう言い、トニーは指を鳴らします。

ストーンの力により次々と消滅していくサノスの軍隊。呆然と辺りを見回すアベンジャーズのヒーローたち。

仲間・家族そして地球を救ったトニーでしたが、ストーンの力に耐えることはできず静かに息を引き取ります。

サノスがストーンの力に耐えられたのは、サノスの父が不老不死のエターナルズというとてつもない再生能力を持っている種族だったからですが、そんなサノスでもストーンを2度も使ったあとはさすがに大きなダメージを負いました。

トニーは、パワードスーツを着てはいましたが、その下は普通の人間ということもありストーンの力には耐えらなかったのです。

「インフィニティ・ガントレット」でのアイアンマンの死亡シーンについて

次に原作である「インフィニティ・ガントレット」では、どういった最期を迎えているのでしょうか。

原作では、映画の「インフィニティー・ウォー」でのサノスとの闘いの末、死を迎えるというストーリーになっています。

比べてみると、原作では早い段階で、最強の存在となったサノスに打ち勝つことができずに、死を迎えるということになっていますが、映画エンドゲームでは自分を犠牲にしても守りたいと強く思う者たちを守り抜いたヒーローとして、理想的かつ最高の最期を迎えていることがわかります。

アイアンマンが2020年のMCU映画で登場する可能性

現在、マーベルスタジオでは「エンドゲーム」公開後に約20本もの新作を計画しているという情報があります。

そのなかでも、「エンドゲーム」でトニーと同じく命を落としたナターシャの過去を描いたその名も「ブラック・ウィドウ」という映画が、2020年5月1日に公開予定となっています。

この作品にトニーが登場するかもしれないという噂があります。

また、この他にもそれぞれのヒーロー単独の作品が多く公開される予定があるので、アベンジャーズのようにヒーローが集結する作品に繋がることも考えられ、それらの中に何らかの形で登場する可能性は大いに期待できます。

「エンドゲーム」のジョー・ルッソ監督はアベンジャーズの今後について

「エンドゲーム以前と以降の2つの時代にハッキリと分かれます。みなさんが予想もしないようなものになりますよ。」

とインタビューで答えています。

今後、エンドゲーム以前の作品ができるのだとしたらここでもアイアンマンの登場の可能性は十分に考えられます。

2020年以降のMCU作品に期待!

マーベル作品のファンであれば早く続編を見たいと思ってしまいますよね。本当に奥が深くて面白い作品ばかりです。

そしてあらゆる作品に伏線が張り巡らされており、それがどこでどんな形で回収されるかというのも魅力の一つですよね。

単独作品がアベンジャーズへと繋がっているというのも引き込まれるポイントでもあります。

今回惜しまれつつ最期を迎えたアイアンマンですが、今後のアベンジャーズやそのヒーローたちに、莫大な影響を与えていくことは確実であり、なんらかの形で登場すること可能性も高いと考えられますので、楽しみに待ちましょう!

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