『Dr.STONE』最新話134話のネタバレと感想!全てが石化した島で最後に残った千空とイバラの最終決戦が始まる

2020年1月4日(土)に発売した週刊少年ジャンプ6・7合併号の『Dr.STONE』の最新話134話「大将戦」のあらすじネタバレと感想をまとめて紹介します。

前話のネタバレを見逃した方は以下のページでレビューしていますので是非チェックしてみてください。

『Dr.STONE』133話のネタバレと感想はこちら

『Dr.STONE』第134話「大将戦」のネタバレ

遂に起動した石化装置 それぞれが千空へ思いを託す中で光が迫る

「科学王国の総力で」

「石化光線を」

「ブチ破る……!」

イバラの策略により、遂に発動し、島全体を覆う光を発し始めた、石化装置。そんな中、科学王国の面々は、石化の光を浴びながらも、最後の望みを、千空へと託して行きます。

「石化光線の発動は」

「効果範囲と秒数を声で…」

そんな中、羽京もまた、イバラの声を聞いて得た情報を、千空へと伝達。他の科学王国民と同様に、石化し、千空へと、後を託します。一方、島の別の場所では、戦いを終えた氷月とモズが、迫り来る光を、眺めていました。

「両陣営どちらにとっても」

「私とモズ君は危険すぎるカード」

「石化が解かれることはないでしょう──」

そう言って、まるで全てを諦めたかのように、穏やかにモズと言葉を交わす氷月。やがて氷月は、いつかモズに槍術を教える約束をしながら、その場で光を浴び、完全に石化してしまいました。

そうして、島の中央から発せられた光は、海上の「ペルセウス」を除いた、全てを照射。やがて、波の音だけを残し、収まります。

全てを石化させ勝利したイバラ しかしその時不可解な音が……?

全ての人間が石化した後。ペルセウスから小舟を出したイバラは、再び島へと上陸します。

「イヒヒヒヒヒ」

「イヒヒヒヒヒヒヒヒ」

そう、邪悪な顔で、笑い声を上げるイバラ。真の意味で、最後の1人になったイバラは、勝利を確信しながら、島内を巡り始めます。

そんな中、石化した女性の島民の姿を、見つけたイバラ。

「あららせっかくのボンキュボーンがカッチカッチ!」

「寂しいね?でも全然問題ないのよ」

「おじちゃん知ってるから、妖術師の連中が復活の水持ってるって」

そう言って、イバラは、科学王国民の姿を探し始めます。

しかし、そうしてイバラが見つけた、クロムたち科学王国民は、不可解な状態で石化していました。

島の中央へ向け、等間隔で整列し、片手を掲げた不思議なポーズ。

皆が一様に、同じ姿勢で石化している事に、疑問を抱きながら、イバラは、石化装置を飲ませたオオアラシの元へ、向かいます。

そうしてオオアラシの元へと、たどり着いたイバラ。

「この顔は……!」

イバラは、その場にいたソユーズを見て、何事かを思い出し始めました。

20年前。頭首の座を奪い取ろうと、ソユーズの父を、石化させたイバラ。しかしイバラは、その場にいた、赤ん坊であったソユーズに、その現場を見られていました。

記憶力のいい女性を娶り、「百物語」を継いできたという、頭首の一族。

その記憶力を、継いでいる事を懸念したイバラは、赤ん坊のソユーズを、その手にかけようとしたのです。

「何をなさるのですかイバラ様!?」

そして、そんなイバラからソユーズを守ったのが、のちにソユーズを石神村へと連れて行く事となる村の女性。

事態の発覚を恐れたイバラが、「ソユーズ王子が拐かされた」と嘘を吐き、女性を追い立てた結果、女性とソユーズは、石神村へと、流れ着いたのでした。

残念ソユーズちゃん!」

「せっかく20年も苦労して」

「生きて戻ってきたのにネ!」

そう言って、ソユーズを貶める言葉を発する、イバラ。そうしてイバラは、オオアラシの石像を砕き、その中から石化装置を回収し、完全な勝利を、手に入れました。

しかし、その時。イバラは、オオアラシの石像があった、島の中央から、麓へと向かう、1つの足跡を発見します。

(…妙じゃない?)

(石化光線から逃げながら)

(こんなに進めるわけない)

そう、足跡の存在を訝しんだイバラは、その後を追跡し始めます。そうする内、イバラの進む先から、イヤリング型通信機から流れるものとよく似た、ノイズの音が響いてきました。

そしてその先にあったもの。それは、千空たちが船から逃げる際にも使用した、科学王国のラボカーでした。

(あの時船から逃げた)

(獣??)

ラボカーの内部を見て、それが千空たちのものであったと、気が付くイバラ。そして、イバラが追ってきたノイズも、その中から響いて来るものでした。

イバラの前に姿を現した千空 科学VS石化の最終決戦開始!

そして、その時。

『5m(メートル)』

『1second(セコンド)』

声で作動する「石化装置」。それを持ったまま、ラボカーの内部を覗いていたイバラの前で、スピーカーが、その声を発しました。

それを聞き、恐怖に顔を引き攣らせ、石化装置を投げ捨てるイバラ。しかし、イバラの持っていた石化装置は、作動せず、光を放つ事をもありませんでした。

「あ”ー羽京が読み外したか?」

「いやこりゃ近くでしゃべねえと反応しねえんだな」

イバラが腰を抜かす様子を見届けた後、それを物陰から見守っていた人影が、姿を現します。

『ようイバラ』

『ククク俺ら仲良く最後の二人』

『科学VS石化(メデューサ)の』

『大将戦といこうじゃねえか……!』

スピーカーを手にしながら、物陰から現れたのは、島内で石化したはずの、科学王国の将・千空。

「なんで生きてる!!?」

「貴様……」

それを見たイバラは、まるで化け物でも見たかのように、大口を開け、驚愕に顔を歪め、叫びました。

『Dr.STONE』第134話を読んだ感想と考察

石化の光が島を覆い、全ての人間が石化してしまった後。

たった1人生き残ったイバラは、島へと上陸し、勝利に酔いしれていました。その後、オオアラシの腹の中から石化装置を回収したイバラは、千空たちの残したラボカーへと辿り着きます。

そして、そこでスピーカーから流れてきたのは、石化してしまったはずであった千空の声。そうして、ただ2人残った千空とイバラの、真の最終決戦が始まりを告げました。

遂にイバラの思惑が果たされ、全てが石化してしまった、石化王国。

経過はどうあれ、千空たちや、モズ、キリサメの妨害と策略を全てすりぬけ、ここまでやってきたのですから、善悪はともかく、イバラの才覚は相当のものだった、と認めざるを得ない1話でした。

考えてみれば、イバラの支配は、今回の話で明かされたように、頭首を石化させ、実権を握ろうとした事が始まりです。

当初はかなりの小物としての面が、強調されていたイバラですが、そんな支配も、20年も続くとなれば、相当なもの。

イバラもまた、司とは違った形の、まごう事なき「支配者」であった事を、改めて思い知らされました。

そして、石化光線を見事克服し、イバラの前に現れた千空。

描写を見る限り、片腕の石化が始まっていたので、石化の範囲から逃れたり、どこかに隠れてやり過ごした……という事は、なさそうです。

考えられるとするなら、石化する前に、何かしらの形で、復活液を己にかける準備をしていた……という感じでしょうか? いずれにせよ、そのための手がかりと、計算のための猶予を残してくれたのは、科学王国の面々。

まさに、「人」に支えられて辿り着いた、最終決戦、というところでしょうか。

このように、用意された策略を全て乗りこえ、イバラと対峙するに至った千空。

しかし、千空の体力や戦力は、科学王国でも最低クラスである、というのは、散々描写されてきた事実ですので、タイマンであるなら、少々分の悪さを感じます。

考えられる策としては、何かしらの科学の武器を使うか、誰か味方を復活させる、というところでしょうか? いずれにせよ、クロムや龍水、羽京など、全ての科学王国民から託され、辿り着いたこれが、最後の戦いである事は明白。

散々ヘイトを貯めてきたイバラに対する、気持ちのいい勝利を、期待したいところです。

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