2019年9月30日(土)に発売した週刊少年ジャンプ44号の『Dr.STONE』の最新話123話のあらすじネタバレと感想をまとめて紹介します。
前話のネタバレを見逃した方は以下のページでレビューしていますので是非チェックしてみてください。
目次
『Dr.STONE』第123話「頭脳戦のディールゲーム」のネタバレ
石化王国最強の戦士・モズ 危険すぎる交渉に臨むゲン
モズの襲撃を受けるも、複雑な石化王国の事情を察し、そこに活路を見出した千空たち。
モズと手を組むべく、ゲンがまず見せたのは、自勢力が持つ「妖術」の力。つまり、未完成のドローンの姿でした。
ゲンの合図と共に飛び立ったドローンを、驚きの表情で見上げるモズ。
「ど?お妖術の鳥!?」
「俺らはね、これを自由自在に飛ばせちゃうのよジーマーで!」
そう言って、未完成のドローンを実際よりも便利なものだと、うそぶくゲン。
それによってゲンは、己たちが、キリサメが持つ石化武器への対抗手段を持っている、という事をアピールします。
次いでゲンは、モズの傍らに寄り、話術を用い、モズの心理を巧みに操っていきます。とは言えモズは、未だ底を見せません。
全て見透かされているような、錯覚すら感じるゲン。
そんな中、圧倒的な武力を持つモズは、「君らを皆殺しにするか、イバラを殺すか」などと、脅すような事を言いながら、自分が持つ望みを語り始めました。
「もう分かってると思うけど」
「頭首を石化させた黒幕はイバラだ」
「まあやることやってくれたしお疲れってことで」
「年寄りはそろそろ死んでいいよね」
「俺の後宮にしてあげた方が女子たちだって嬉しいでしょ」
そう言いつつも、「イバラ」と、「イバラを守ろうと石化武器を使うキリサメ」と、「イバラを殺したいモズ」の間での三すくみにより動けなくなっている、と言うモズ。
それを聞いた千空たちは、「石化武器が邪魔」なのだというモズと、科学王国の「石化武器が欲しい」という利害は、完全に一致している、として、協力を要請。
「妖術=科学アイテムでの協力」をする代わり、「石化武器を引き渡す」という、取引を持ちかけます。
しかし、武力によって全てを支配出来るモズは、その提案を断ってしまいました。
「君らは俺のために妖術で働く」
「石化武器も俺に渡す」
武力で優位なのを良いことに、モズはそう言って、完全な服従を強いて来ます。
身を結ぶゲンの策謀 モズと協力を取り付ける千空たち
しかし、その時。望まぬ結果に呆然としている、と思われたゲンの顔は、笑みの形に歪んでいました。
ここまでの流れは全て、ゲンの戦略だったのです。これにより、「千空たちとイバラのどちらを殺すか」と言っていたモズの話は、いつの間にか「科学王国と手を組む条件」という話へとシフト。
モズ側の圧倒的優位にせよ、千空たちは、モズと協力の条約を結ぶ事に、成功します。
通信機を渡され、一行が潜む洞窟を後にしたモズ。こうして千空たちは、不安要素こそ残すものの、武力における最大の切り札を、手に入れるに至りました。
モズとの共闘 闇討ちによる謀略が始まる
「俺ら科学王国は人数でボロ負けしてる」
「ホントはアホみたく力押しで来られるだけで一発で詰むんだよ」
「そこをなんとかモズ先生のお力で」
「こっちが超絶強ぇと思いこませる!」
その夜。黒衣を身に纏って身分を隠したモズは、石化王国の戦士を、殺さない程度に襲撃。
侵入者のフリをした闇討ちにより、「科学王国は強大である」と思いこませる、謀略が始まりました。
『Dr.STONE』第123話を読んだ感想と考察
ゲンの幾重もの策略により、どうにか目下の危急から脱した千空一行。
限定的とは言え、強力な味方を得た千空たちは、ついに石化王国への反撃を開始します。
交渉と策略に終始した今週。見所はやはり、幾重にも張り巡らされたゲンの「メンタリズム」でしょう。
自分たちが、イバラを攻略する策を持っている、と示した上で、モズに従う=手を組む、というところにまで無理やり持っていったゲン。
結果自体は、「その場しのぎ」でしかない気もしますが、気まぐれに千空一行を全滅出来るモズ相手に、「その場」をしのいで見せたのは、明確な戦果。
この漫画、科学漫画ではありますが、このように心理学的マメ知識が度々入るのも、面白いところですね。
そしてモズ。その圧倒的な強さで千空たちを追い詰めた彼ですが、一時的にでも味方になり、石化王国への反撃の先陣を切ってくれました。
とは言えモズは、その武力により、石化武器を持つキリサメ以外であれば、好きに支配権を行使出来るような状態。
その行動を縛るための策略が、更に一手、必要そうです。
現状考えられる候補としては、「科学武器」、「石化武器」、「氷月の復活」などが、挙げられるでしょうか? モズが科学アイテムに感心しているような描写もありましたので、それをエサに、完全に味方に引き込む、なんて展開もあり得そうです。
モズという存在により、ドローンの完成を待たずして、反撃への一歩を踏み出した千空一行。
現状では、武力最強のモズを引き込んだ事で、状況は大きく変化しました。これであとは、明確な敵と言えば、イバラ、そして石化武器を持つキリサメに限られます。
しかしながら、コハク・銀狼の石像が敵の手にある以上、油断は禁物。
ドローンが完成したとしても、まだまだ二転三転くらいは、展開の波がありそうです。
『Dr.STONE』の最新巻の単行本や過去作品を無料で見る方法
毎週、Dr.STONEの最新話が待ち遠しいですが、単行本でまとめて読みたい、過去の作品をまだ見ていない方のために、最新巻や過去作品を無料で見る方法を紹介します。
やはり漫画は絵付きで読みたいですよね!鬼滅の刃の単行本を無料で読む方法を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
- 『ONE PIECE』尾田栄一郎
- 『HUNTER×HUNTER』冨樫義博
- 『ハイキュー!!』古舘春一
- 『僕のヒーローアカデミア』堀越耕平
- 『ブラッククローバー』田畠裕基
- 『ゆらぎ荘の幽奈さん』ミウラタダヒロ
- 『鬼滅の刃』吾峠呼世晴
- 『約束のネバーランド』原作:白井カイウ 作画:出水ぽすか
- 『ぼくたちは勉強ができない』筒井大志
- 『Dr.STONE』原作:稲垣理一郎 作画:Boichi
- 『アクタージュ act-age』原作:マツキタツヤ 漫画:宇佐崎しろ
- 『呪術廻戦』芥見下々
- 『チェンソーマン』藤本タツキ
- 『神緒ゆいは髪を結い』椎橋 寛
- 『サムライ8 八丸伝』岸本斉史・大久保彰
- 『ふたりの太星』福田健太郎
- 『ビーストチルドレン』寺坂研人
- 『トーキョー忍スクワッド』田中勇輝・松浦健人
- 『夜桜さんちの大作戦』権平ひつじ
- 『ミタマセキュ霊ティ』鳩胸つるん
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