コンビニなどで、アルバイトの学生が特徴的なお客さんに裏であだ名をつけているというのは、よく耳にする話です。
ところが、ネット上であだ名どころか、客を侮辱する内容のメモ書きが投稿され、話題になってしまいました。
メモが訪問したお客さんに見つかってしまい炎上したのは、千葉県のドコモショップです。
親名義で携帯料金を支払っていることに加え、その客を「クソ野郎」とメモしており、とても許されるものではありません。
このメモが見つかった経緯や、代理店やドコモ本社の対応、ネット上の反応をまとめました。
目次
ドコモショップの書類で「親代表の一括請求」「クソ野郎」のメモ書きが話題に
ドコモショップの書類で、訪問したお客様のことを「クソ野郎」などと書いた、ひどいメモ書きが残されていたことがネットに投稿され、拡散しています。
このメモ書きを発見した男性は、機種変更のためにショップを訪問した際、店員がPCを操作し、手持ち無沙汰になったときに資料のページを確認します。
すると、その資料の中に
- 親代表の一括請求の子番号です
- つまりクソ野郎
- バックアップめんどくさくないですか?からのいちおしパックをつけてあげて下さい
- 親が支払いしてるから、お金に無トンチャクだと思うから話す価値はあるかと
と書かれたメモを発見しました。
ここ10年ほど、飲食業や小売店で「バイトテロ」と呼ばれるような、店員の不適切な言動がツイッターで話題になることが多いです。
しかし、その事例の多くは、店員やその知人が自ら、悪ふざけでその様子をネットに投稿した様子が転載され、炎上するものでした。
今回のように、客が店員の不適切な対応の証拠を画像として残し、ネットに掲載するという事例はかなり珍しいですね。
ドコモショップから「クソ野郎」メモを受け取った方は一家で自営業、コールセンターに報告
「クソ野郎」などと書かれたドコモショップのメモを発見した方は、ネットでメモが話題になった後、電話で取材インタビューに答えています。
親の名義で支払いしているのは、一家で自営業を営んでいる都合のためだということでした。
メモを発見後に、この方は責任者を呼び、納得できる説明を求めますが、へらへら謝るばかりだったということです。
ドコモ本社へ報告したいという申し出にも、直通の電話番号ではなく、コールセンターの番号を知らされます。
最終的には、Twitterでこの侮辱的なメモが話題になってから、ようやく代理店からのお詫びメールが届くこととなりました。
ドコモ本社は「クソ野郎」メモを事実と認め謝罪、話題になってからの対応に批判的な意見も
ドコモ本社も、騒ぎが大きくなった後、この「クソ野郎」メモについて、そのような事実があったことを認め、謝罪しています。
- このような事態が発生したことを重く受け止めるとともに、お客様にご不快な思いをさせてしまったことを大変申し訳ないと考えております
- 全店舗に対して今まで以上に指導徹底し、再発防止に努めてまいります
という内容のコメントが出されました。
ただ、ネット上はこのNTTドコモの対応についても、
- 代理店に責任を押し付け、切り捨てる形になっている
- 携帯ショップなんてどこもこんなもの
- 無知な客にオプションや高額プランを押し付けるのは、この業界では当たり前
- ほかの店でも似たようなことをしたり、客にあだ名をつけたりしているのでは
と、かなり冷めた反応が多く見られます。
ドコモショップで「クソ野郎」のメモ書き、携帯電話代理店という商売のあり方に疑問の声も
ドコモショップの資料で、店員が残した「クソ野郎」などのメモ書きが見つかったことに、いろいろな意見が寄せられました。
各キャリアが代理店で契約を結ぶという、独特の契約スタイルに対する、否定的な声も出ています。
ただ、どんな事情があったにしろ、客商売でこのような不祥事は、とても言い訳ができるものではありませんね。
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