ディズニー・ハロウィーン2018で問題勃発~ミラコスタの結婚式で問われた仮装者のマナー

ディズニーランド・ディズニーシーでは、今年もハロウィーンイベントが大盛況。

2017年に実施された「ハロウィーンイベント期間中全日の仮装OK」が2018年も引き継がれたため、パーク内は仮装を楽しむゲストで溢れています。

が、残念ながら今年も「仮装をしたゲストによるトラブル」が起き、ツイッターで炎上する事態が起きています。ディズニーの仮装を楽しむためにも、この炎上を振り返り、何が問題なのかを考えてみました。

 

ミラコスタで結婚式を挙げた花嫁さんのツイートが炎上のきっかけ

ことの発端は、実際にハロウィーンシーズンのミラコスタで結婚式を挙げた花嫁さんが、ツイッターでパーク内の仮装者に注意喚起をしたことです。

ツイートの内容から、結婚式を挙げたのはつい最近。ハロウィーンシーズンのディズニーシー・ミラコスタホテルであることが解ります。

すでに花嫁さんはアカウントを消されていますが、訴えをまとめると

★ハロウィーンシーズン中のミラコスタホテルで挙式をしたところ、その挙式会場付近のエリアに仮装者(ディズニープリンセス)がいて不快だった。

★その仮装者は、ミラコスタの結婚式場周辺にいた。

★結婚式を挙げる側は、数百万のお金を払って会場を借りている。結婚披露宴のために時間も使っており、仮装をする人たちには場所に対する配慮をお願いしたい。

ということです。

つまり、ミラコスタホテルで結婚式を挙げているときに、ディズニープリンセスの仮装をした一般仮装者が入り込み、それに不快な思いをしたということですね。

付け加えると、この花嫁さんは自身もディズニーが大好きでコスプレも楽しまれるとのことで、一概にすべての仮装を否定するつもりはないとも仰っています。ちゃんと仮装に対する理解も示されており、あくまで一部のマナーを指摘されているという形です。

どうしてこのツイートが炎上したのか

ディズニーでは、2017年度よりハロウィーン期間中の全日が仮装OKとなりました。

せっかくのハロウィーンイベントだからこそ、多くの人に仮装を楽しんでほしいというディズニー側の配慮からです。日本では、まだこうしてハロウィーンに仮装を楽しめるような場所が多くありません。ファンにとっては願ってもないルール改正です。

このように、テレビの特集でも芸能人が仮装姿で登場するなど、みんなでハロウィーン気分を盛り上げています。

しかし、仮装ができる期間が長くなるにつれ「仮装をしている人のマナーの悪さ」について指摘されることが増えていました。

毎年のように問題が報告されるディズニー・仮装のマナー問題ですが、今回のことはその問題を象徴するようなトラブルであったことから、多くの意見が集まり炎上状態となりました。

中には、ディズニーは好きでもハロウィーン期間中の仮装は好きではないというゲストからの意見もあり、「こんなにマナーが悪いのだから、仮装自体を禁止にすべきではないか」という意見も上がっているほどです。

さらに詳しく詳細をみていきましょう。

ミラコスタってどんなホテル?

まず、騒動の舞台となったディズニーの「ミラコスタ」がどんなホテルなのか、を説明します。

正式名称は「ディズニーシー・ホテルミラコスタ」。ディズニーシーのパーク内にあるホテルです。

パーク内にあるホテルであること・部屋の豪華な造りからも解るとおり、ホテルの中でもお高めの金額設定です(ちなみに、ディズニーの駅を出て一駅移動すれば、もっとリーズナブルな価格で泊まれるホテルがたくさんあります)。

しかし、高くても「立地条件の良さ」「景観の良さ」などからディズニーファンからの支持は厚く、泊まりたいという人が後を絶ちません。

ほとんどのホテルがそうであるように結婚式場もあり、結婚式を挙げることも可能です。

問題が起きたのは結婚式場に通じる通路の可能性が高い

今回の問題が起きたのは、このミラコスタ内にある結婚式場に通じる通路と思われます。

SNSでも取り上げられていますが、この廊下と言うのが最高に素敵な雰囲気で、フォトロケーションに最適な空間なんですね。

この廊下は花嫁や花婿と言った式場の利用者だけが通る場所ではなく、誰でも入ることができるところです。

ミラコスタは人気のレストランもあり、ホテルの宿泊客以外が入ってくることはごく普通のこと。年パス持ちでパークに慣れているゲストだと、わりと気軽に出入りしているようです。

ハロウィーンのシーズンになると、ここでディズニープリンセスの仮装をした人が多く集まり、写真撮影を楽しむ姿も見られます。

また、駐車場からホテル側へ移動するときに通らなければならない通路でもあることから、一般ゲストが通ることはごく自然に見られる光景です。

それを考えれば、仮装をした人や一般ゲストがいることは想定もできるのですが、花嫁さん的には「自分以外の女性がドレスを着て、そこにいるという状況が辛かった」という心情のようですね。

ブライダルフォトに仮装した人物が映り込んでしまうこともあったと指摘も

花嫁さんが「仮装をした人が結婚式場の近くにいて、不愉快な思いをした」というツイートをされてから、同じくミラコスタで結婚式を挙げた花嫁さんたちが声を上げ始めました。

その方々のツイートによれば、ミラコスタの通路で撮影したブライダルフォトに、一般客や仮装したゲストが映り込んでいたとのこと。

中には、ハッキリと赤いドレスに仮装したゲストが映っている写真もありました。

最近にミラコスタで結婚式を挙げた方も、自身の写真を挙げながら花嫁さんに同情の声を寄せています。

https://twitter.com/another2720033/status/1050044751884341248

関係のない人が映ってしまうと、せっかくのブライダルフォトの雰囲気が台無しに…。

ディズニーのホテルと言う非日常的な空間で撮影をしているにも関わらず、一般ゲストが入り込むだけで現実が見える写真になってしまいますよね。

問題提起をされた花嫁さんも、せっかくミラコスタという特別なホテルでの挙式を選んだのに、その場に仮装したゲストがいたことで雰囲気が台無しになり、ショックを受けたと思われます。

この事実も加わり、SNSには仮装者のマナーの悪さを指摘する声が集中。それに比例して別の意見も噴出し、炎上状態となりました。

この問題的に対しSNSでは様々な意見が

「ハロウィーンシーズンに結婚式を挙げることが間違い」という意見

一部のツイッターユーザーからは、「ディズニーのハロウィーンに、仮装したゲストが殺到することは解っていたはず。分かっていてその時期を選んだ新郎新婦にも非がある」という意見が寄せられました。

これはあくまで「リスクを軽減したいなら、自分からそのシーズンを避けることが必要だ」という意味のようですが、それでも多くの人の反発を招く結果となりました。

https://twitter.com/Waz_DisNH/status/1049798478354833409

一般人も通れる場所なのに…という意見

問題となった通路は一般人の立ち入りを禁止しているわけではありません。

また、通路は一般通路であって式場に向かうだけの通路でもないようです。

なのに、綺麗だからと写真を撮っているだけでも「一般人は近寄るな」と言う発言はおかしいという意見です。

ホテルに入り込んで撮影会はおかしいという意見

誰でも入れるミラコスタであっても、通路を使っての撮影会はおかしいのではないか?という意見も多く見られました。

https://twitter.com/__swdfxx/status/1049653512550973440

ミラコスタ側の対応の悪さを指摘する声

そもそも、ゲストの出入りを許しているミラコスタ側の対応はどうなのか?と指摘する声もありました。

建物の作りからして封鎖はできない場所であることも、結婚式場があるホテルとしておかしいのでは?という声が寄せられています。

もう仮装は禁止にすべきという声まで…

毎年のように仮装のマナーが指摘される、ディズニー・ハロウィーンの仮装。

ここまで問題が起きるのであれば、もう仮装ができるという企画自体を見直すべきでは?という意見もかなり見られました。

本当に、毎年のように何かしら問題が出てくるイベントなので、「もう仮装自体をなくしてほしい」という声が出てくるのは仕方がありません。

仮装を愛する方に考えてみてほしいこと

もう一度結婚式のマナーを振り返ってほしい

この問題提起があってから、SNSでは多くの意見がツイートされています。

人それぞれ色々な意見がありますが、その中で考えてみてほしいのは「結婚式本来のマナー」のこと。

SNSでも指摘されていますが、結婚式場では同時に何組ものカップルが結婚式を挙げることは日常茶飯事です。

それでも、どんなに多くのカップルがその日に挙式をしたとしても、花嫁と花嫁がバッティングしてしまうことがあってはいけません。ホテル関係者は、結婚式場の中でカップル同士が鉢合わせをすることがないよう細心の注意を払い、誘導を行っています。

その日、その式場でプリンセスになる花嫁は一人だけ。

あくまで主役となるのはその花嫁さん一人という演出こそが、結婚式で最初に重視されるルールです。

なのに、ディズニープリンセスの華やかな衣装を着たゲストがフラフラしていたら、花嫁さんはどう思うでしょうか?

華やかな色のドレスは「花嫁に色を添える」という意味で良しとされていますが、それでもウエディングドレスより派手なドレスの着用はNG。日本では特に、ドレスは花嫁のものという意識が強いですよね。

自分以外の女性がドレスを着て、華やかに着飾っている姿を見たら、花嫁さんが悲しい気持ちになるのは当然のことではないでしょうか。

一生に一度、その日にいちばん美しい花嫁になるために、花嫁さんは手間をかけて特別なドレスを選び、高いお金を払っているのだということを忘れないで下さい。

同じ女性として、最高の一日を作り上げるために頑張ってきた花嫁さんの気持ちを汲んであげてほしいです。

今は、仮装のために販売されているディズニープリンセスの衣装も完成度が高いので、なおさら気配りが必要です。

ディズニー・ハロウィーンでは、裾を引きずらないドレスの着用がOKとされているため、このようなドレスでも着られます。

花嫁さんがいる場では、相手の気持ちを考えた行動を心がけて下さい。それこそ、ディズニープリンセスならどう行動するか?を考えてみると、どう行動すればいいのかがわかりやすくなるのではないでしょうか。

9月・10月は結婚式のベストシーズンである

「ディズニーでハロウィーンイベントが始まる9・10月に結婚式を挙げる方が悪い」という指摘もありました。

仮装をする人が増えるシーズンと解っているのだから、出会うのが嫌なら自分が避けるべきという意見ですね。

この意見は間違っています。

結婚式のベストシーズンは、9~11月。この時期は暑くもなく寒くもなく、訪れる出席者が雨や雪に悩まされることも少ないため、結婚式に最適と言われています。ゲストに対する配慮として、9~11月の結婚式はむしろ「良し」「常識的」と言われる選択です。

ディズニープリンセスも納得の季節のはず。

また、結婚式場にとっても大事な繁盛期であることも忘れてはいけません。

結婚式場は、シーズンによって利用料金が異なることを知っていますか?

人気の9~11月は、一年の中でも特に式場利用料金が高くなるシーズン。

この時期に結婚式を挙げてくれるというのは、式場側にとってもメリットが大きく、とてもありがたいことのはずです。

ディズニー・ハロウィーンの時期とは言え、カップルがこのシーズンに結婚式を挙げることは何も間違ってはいません。むしろ、式場利用料金が高いこの時期をわざわざ選んで挙式をするということから、花嫁さんの結婚式に対する思い入れが伝わらないでしょうか?

大好きなミラコスタが大切にしている結婚式の場と考えれば、仮装をしている自分がどうすべきかの答えは導き出せるはずです。

ハロウィーンの仮装期間は直前にならないと解りません

ディズニー・ハロウィーンの仮装ルールは、毎年少しずつ変わっています。

その年にどんなルールでイベントが実施されるのかは、ハロウィーンシーズンの情報が公開されるまで解りません。

ディズニーでは、2017年よりハロウィーン開催期間全日の仮装が可能となりました。でも、2018年もそのルールが適用されると発表されたのは、ハロウィーンシーズンが始まる少し前のことでした。

結婚式の準備は、最低でも半年前から始めるもの。

半年前に結婚式の日程を決める時に、新郎新婦が「今年のハロウィーンは全日の仮装ができるのか」「仮装できる期間が決まっているとして、それはいつからいつなのか」を判断することはできません。

「仮装があると解っているのだから、時期をずらせ」という意見は、この点から見ても的外れです。

ミラコスタ側にも今後の対応改善を願います

そしてSNSでも多く指摘されている通り、ミラコスタ側の対応によるところも大きいトラブルです。

ミラコスタは宿泊料金も高めの設定となっているホテルですが、結婚式にかかる費用も高め。

今回の花嫁さんは「500万円のお金を費やした」と書かれていましたが、結婚式にお金をかけるカップルが減っている中で、500万円の結婚式はかなりお金をかけたと言っていいです。

それだけ高いお金をかけての挙式なのに、式場周辺にドレスを着用した仮装者がいる状態にしてしまったことはとても残念です。他の花嫁さんが「ミラコスタでのウエディングフォトに一般客が映り込んでいたこともある」と苦言を呈していましたが、あの荘厳な雰囲気の通路に一般客がいれば台無しになるのは想像できたのではないでしょうか。

写真を撮るときは通路に誰もいない状態にすること、せめてドレスを着た仮装のゲストが花嫁の前に出ないようにすることなど、ミラコスタ側には今後の対策をお願いしたいです。

ミラコスタはディズニーファンにとって憧れのホテルです。だからこそ高いお金を払っても「ここで挙式したい」というカップルがいます。

ミラコスタ側はその気持ちを誰よりも知っていて、そのための努力もきちんとされているはずですが、花嫁さんが持つより繊細な気持ちへの配慮も考えていただければと思います。

譲り合いの気持ちを大切に

今回の注意喚起が炎上してしまったのは、問題となった通路が「誰でも通れる場所」だからです。

結婚式を挙げるナップルのためだけにある場所ではなく、また仮装をしている方が独り占めをできる場所でもありません。

花嫁さんとしては、人生で一度きりの結婚式の場に仮装は遠慮してほしい。

仮装をされる方は、誰もが通れるはずの場所なのに…という思いがある。

度重なるディズニー仮装のマナー問題と相まって、このような意識の違いが意見の対立となって表れたのではないでしょうか。

このような対立を避けるためには、双方が「譲り合いの気持ち」を持つことが必要です。

花嫁さんが通路にいる時は、仮装をしたまま通路を通らないこと。さっと場所をあけて立ち去ること。

それでも顔を合わせてしまった時は、ディズニーのハッピーなキャラクターになった気持ちでおめでとうの言葉をかけてみては。笑顔で「おめでとうございます」と祝福すること、それだけでも花嫁さんの心情は違うものになるはずです。

また、挙式をされる側も「誰でも通れる通路である」ということを忘れずに。

ゲスト全員が「ディズニーハロウィーンを守る」という意識を持ちましょう

この炎上以降、SNSでも「より一層のマナー徹底・他者への配慮」を求めるツイートが増えました。

キャスト同様に、多くのファンがディズニーハロウィーンを守ろうとしています。

みんなディズニー・ハロウィーンが大好きです。注意喚起をされた花嫁さんも、もともとは仮装が好きだとおっしゃっていました。好きだからこそ悲しい思いも人一倍だったのでしょう。

こうして悲しい思いをする人が増えれば、いつかこの楽しいイベントはなくなってしまいます。

ディズニー側は、ゲストによりたくさん楽しんでもらうために「ハロウィーン」に仮装というイベントを加えたはずです。ルールを強化しながら、仮装をしたいという人の声にこたえて「仮装ができる期間」も伸ばしてくれています。

なのに、こうして人が不快に思うことが増えてしまえば、パーク側も仮装というイベント自体を見直さなければならなくなります。

ほとんどのディズニーファンは、その気持ちを知っているからこそきちんとマナーを守っています。イベントを守っていくためにも、今後はさらにその「配慮」を呼びかけ、一人一人がイベントを守ろうという気持ちで行動する必要がありそうです。

多くのディズニーファンや仮装者は花嫁さんを祝福しています

かなりの炎上となってしまったためか、注意喚起をした花嫁さんはツイッターのアカウントを削除されてしまいました。

リプ欄には中傷まがいの声もあり、それも花嫁さんを傷つけたのかもしれません。

楽しみにしていた結婚式で嫌な思いをされ、さらにツイッターで顔も知らない誰かから悪意を向けられ、どんなに辛かったかと想像もできません。

しかし、ほとんどのディズニーファンやコスプレイヤーは、花嫁さんの訴えを理解し、共感しています。

花嫁さんの気持ちに寄り添い、仮装のマナーをもう一度見直そうと言う訴えは本当に多くあがっていました。そして、たくさんの人が花嫁さんの心配もしています。

せっかくのおめでたい結婚式。花嫁さんの心の傷が癒え、幸せな笑顔がたくさんある未来を祈ります。

ミッキーやミニーがその行動を喜ぶでしょうか?

ディズニーランド・シー共に、ハロウィーン期間に許されている仮装は「ディズニーのキャラのみ」という条件があります。

仮装をしてパーク内に足を踏み入れたら、そこから先はディズニーのキャラクターになったつもりで行動してみませんか?

ディズニーの心優しいキャラクターたちは、その日一番のプリンセスとなった花嫁を祝福し、その気持ちを行動で示すでしょう。

花嫁がどうしたら喜ぶのか?を考えて、行動でおめでとうの気持ちを表現するはずです。

また、ディズニーの主役であるミッキーやミニーが、自分の振る舞いを見てどう感じるのか?を想像してみてください。

ディズニーを愛する人であれば、ミッキーやミニーが悲しむような行動は慎むのではないでしょうか。

ディズニーを訪れた人がみんな笑顔で帰ることができるように、「また来たい」と思えるように、パークを訪れるときは思いやりと配慮の気持ちを忘れずにいたいものです。

ディズニーの楽しい思い出を作るのは、可愛らしいキャラクターたちや温かい雰囲気、キャストさんの対応だけではなく、その日にすれ違ったゲストの振る舞いにも左右されるということを覚えておきたいですね。

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