『大恋愛~僕を忘れる君と』第6話のネタバレと感想。幸せいっぱいの新婚生活の中に現れた男。

大恋愛

2018年11月16日(金)夜10時放送『大恋愛~僕を忘れる君と』第6話では、尚と同じ病気を抱える松尾公平(小池徹平)が登場し、新たな展開がスタートします。

真司と結婚したことで病状が落ち着き、前向きになっている尚。

それに反して、病気がわかってから奥さんに出ていかれ、生きがいである仕事の立場も微妙になってしまった公平。

ラブラブで幸せいっぱいの真司と尚の前に現れた公平は、一体何をしようとしているのか!?

ラスト2分、絶対見逃し厳禁です!!

『大恋愛~僕を忘れる君と』第6話のネタバレ・あらすじ

真司と尚の引っ越し

2014年9月、新居に引っ越してきた尚(戸田恵梨香)と真司(ムロツヨシ)。

尚が二人の結婚式の写真を飾り、食器を片付ける背景には『脳みそとアップルパイ』の表紙ポスターが飾ってありました。

二人の引っ越しは真司の会社の木村(富沢たけし)達に手伝って貰い、無事片付けも終わりました。

真司たちが尚のところに行くと、尚はキッチンの設備を眺めながら

「今度こそ料理しよ~。真司の大好きなアップルパイも作っちゃおっかな~」

と言いました。

「クリニックの仕事もあるし、突然難しいことしなくてもいいよ」という真司に尚は、「もう仕事はカルテの整理くらいだし、これからは真司の奥さんらしい仕事をしてみようと思う」と言いました。

一息ついてリビングを見渡すと、そこに置いてあるベッドは違和感があると真司が言い出しました。

ベッドとデスクを入れ替えようかと言い出した真司に、尚は

「このままでいいです。真司にはいい環境でいい小説を書いてもらいたいの。だから、それが私の最後の願いなんです」

と言いました。

その夜、書斎で真司が仕事をしているのをそっと見守る尚。

仕事を終え、リビングのベッドで寝ている尚の横に入る真司。

二人の幸せな新居での一日目が終わりました。

尚と同じ病気の保育士、公平

病院の定期検診に訪れた尚と真司。

その横に松尾公平(小池徹平)がやってきて、侑市(松岡昌宏)の患者かと尋ねました。

気まずそうにしていると、尚が診察に呼ばれたのでその場から離れました。

診察室に入り、二人は侑市に結婚の報告とお礼を言いました。

その後、侑市は検査結果が良好であることを伝え、心が安定していると回復の希望もあると伝えました。

幸せそうに退室する二人。

尚の次に診察に入る男性は先ほど尚たちが声をかけられた松尾公平でした。

彼は、アルツハイマー病だとわかった時に奥さんが家を出て行ってしまったそうです。

診察室に入ってきた公平は、侑市の問いかけに「今朝の認知機能テスト、全然ダメでした」と答えました。

病気の進行を気にする公平に、侑市は全然変わっていないと答えますが、公平は信用しません。

「最近物忘れがひどくなったと感じますか?」という問いには

「保育所で預かる15人の子供の名前がわからなくなる時がある」と答えました。

「子供は良いです。何度名前を聞いても教えてくれるし。保育士仲間は僕の病気のことをわかっていてさりげなくフォローしてくれます。

でも園長先生は僕の病気が子供の親にばれることを恐れていて、そろそろ事務の仕事だけにしたら?とか言うんです。

僕にはもう、保育士の仕事しか生きがいが残っていないというのに・・・」

声を震わせながら必死に訴える公平。

「先生からも言ってください。僕は大丈夫だって!

本当は、もしかしたらMCIから認知症に進んでるかもしれないと思うんですけど、でも、人には生きる希望が必要でしょ」

そういいながら顔を上げた公平の表情は、ぎこちないながらも笑みが浮かんでいました。

一人診察室を後にする公平は、通りがかった看護師に、尚と真司のどちらが患者かを質問しました。

看護婦から答えられないという返事をもらうと、お礼を言って下がりました。

彼の顔はこの時もまたうっすらと笑みが浮かんでいました。

待合室で飴を無くしたと言って無く子を、微笑ましく見つめる尚と真司。

そこに公平が通りかかり、子供を上手にあやし始めました。

公平を見て「あの人キラースマイルだね」と言う真司に「真司はエンジェルスマイルだね」と尚が返し、幸せそうに微笑む二人。

二人の様子を公平は静かに見つめていました。

脳みそとアップルパイの続編書かないの?

インタビューでアップルパイが好きだと答えた真司に、色々なところからアップルパイが贈られてきました。

大量のアップルパイを皆に配り歩いた後、二人は家でゆっくり食べ始めました。

「おいし~」と言って変顔する真司に、尚は「写真撮っとこ~」と言って尚は笑いながら真司の変顔フォルダを作りました。

「ねえ、脳みそとアップルパイの続きってもう書かないの?」

という尚の問いにかけに「あれはあれでもう完結してるよ」と答える真司。

でも尚は、主治医と結婚した彼女がやっぱり俺の方に戻ってくるって話が読みたいとリクエストします。

すると真司は、あの話は自分たちのことがベースではあるが、世に出した以上二人だけのものではないのであれはあれで終わりと返しました。

困難な話は描きやすいけど、幸せは描きにくい。だからもう書くことはないと言い切りました。

「わかった。新しい小説がんばってください。真司は私の夢だから」

緩やかに悲劇に向かうとしてもこのささやかな幸せは公にする必要はない。

自分のためだけに取っておこうと思っていた。

まだこの時は

子供を作るということ

お見合いを勧める母・千賀子(夏樹陽子)に侑市はもういいと断りました。

そんな侑市に、千賀子は子供がいないから親の気持ちがわからないし、医師としても患者の気持ちはわからないと言いました。

侑市との電話を切った後、千賀子は夫に侑市の不満を漏らします。

そして、尚に会ったから侑市は変わってしまったんだという千賀子を夫が諫めました。

ベッドに入りながら真司のインタビュー記事を見つめる尚。

「小説家間宮真司は私だけのものじゃないもんね~」と呟く尚に、真司は突然居を正し

「尚ちゃん、子供を作ろう!!」

と言い出しました。

そんなこと考えてたの?と言う尚に、真司は自分が捨て子であり、親も家族も知らないから自分たちの「親子」を経験したいと言いました。

尚だけいればいいという気持ちもあるが、そこに二人の子供がいたらもっといいなと思うと言いました。

しかし尚は、その子の成長を見届けることができないこと。

子供も母を失うことになる。それでもいいのかと真司に尋ねました。

真司はもし病気が進んでしまった場合、二人分その子を愛すよと決意を示しました。

それでも不安ばかりを口にする尚に、真司は考えてほしかったんだと言いました。

侑市からの依頼

「それは男のエゴね」

翌日、尚から話を聞いた母・薫(草刈民代)は子育てはいい事ばかりではないし、ストレスが溜まることもあるんだとアドバイスをし、反対しました。

侑市にも意見を聞きに行きましたが、そこでは「お子さんを持つことは間宮さんにとって生きがいになるかもしれません」と返事を貰いました。

真司の生い立ちなどを話、不安を口にする尚に侑市は、真司の思いに流されないように、もし不安が少しでもあるならやめた方がいいというアドバイスと共に、どんな経験でも人を豊かにしていくと考えたらいい子に育つと思うと伝え、じっくり考えることを勧めました。

診察後、侑市が病院の食堂に尚を呼び出すと、学生たちの前で尚にMCI患者として、先輩医師として講演をしてもらえないかと依頼をし、尚は快諾しました。

医師としてできることがあったことに喜ぶ尚。

そこに、公平がやってきて同席することになりました。

メモを取り出して自己紹介をし、尚のことも色々聞き始める公平に、侑市が予約時間にはまだ早いのにどうして病院にいるのか聞きました。

家にいると一人だけれど、病院には人が大勢いて気が楽だし早く来てしまったと公平は答えました。

みんな病気だから、僕だけじゃないって思えるから、と。

話を逸らすように、侑市は去年は公平が学生たちの前で話をしたんだと尚に教えました。

尚がその時の様子を公平に尋ねると、公平は侑市に「先生、去年僕何をしたんですか?」とキョトンとした顔で聞きました。

その様子を見て不安そうにうつむく尚に、公平はお互いがんばりましょうと励ましました。

真司は担当編集者の水野(木南晴夏)と打ち合わせをしていました。

関西でのサイン会を尚と離れたくないというで断る真司に水野は、尚も連れて行ってはどうかと提案をしました。

脳みそとアップルパイのモデルでもある尚が登場すれば本の売り上げも上がると言う水野に、真司はきっぱりと「妻を表に出すつもりはありません」と断りました。

その夜、尚は公平に会ったことを真司に伝え、MCI対象の治験を受けることにしたと報告をしました。

真司も自分でいろいろ勉強をし、治験のことを知っていたので賛成してくれました。

子供のことはその薬が効いたら考える、ということになりました。

尚の講演原稿制作

翌日から尚は講演の原稿作りに取り掛かりました。

自宅では真司の書斎で、真司と並んでパソコンに向かう尚。

すると後ろから真司が覗き込んできました。

「見られてると恥ずかしくて集中できない」と言う尚に、真司は「みんなの前でしゃべるんだろう?」と視線は尚のパソコンに。

真剣な顔で尚の原稿を見る真司に尚は後ろに倒れこむようにしてキスをしました。

「びっくしたぁ~…。何今の…」

とつぶやくとまた真司が同じ位置に戻って

「みんなの前でしゃべるんだろう?」と言うと尚がまたキス♡

「何このゲーム…」と言いながら二人のキスゲームは続きました。

尚は薫や公平からアドバイスをもらいながら、原稿を書き進めていました。

産婦人科医になった時のことや、MCIになってからのこと、恋愛は不要だと思っていた自分が恋に救われたことを書き入れました。

書きあがった原稿を何度も何度も真司に聞いてもらいながら講演の練習をしました。

講演の前日、自宅で練習をしていたら真司の電話が鳴りました。

出て見ると、以前から取材を頼んでいた建築家が明日の2時間であれば時間が取れるとのこと。

しかし、それは尚の講演時間とちょうど被ってしまう時間でした。

一旦は断ろうとした真司ですが、やっぱり思いとどまり、尚に初めの30分は行けないかもしれないと断りをいれました。

尚は「わかった。全然大丈夫!真司のいっちばん大事な小説のことだもん」と笑顔で了承しました。

謝る真司に「良い小説書いてほしいから、私は一人でも大丈夫」と尚は言いました。

講演中に倒れる尚

大学にて、尚の講演が始まりました。

客席には、薫と公平の姿も見えます。

侑市からのプロフィール紹介を受け、尚が登壇しました。

緊張した面持ちで挨拶をすると、急にマイクがキーンとハウリングを起こしました。

とたんに尚の息が上がり、「真司…」とし小さくつぶやくと倒れてしまいました。

緊急搬送しよう!とストレッチャーに乗せられて運ばれていく尚。

その様子を静かに見守っていた公平の顔には、薄っすらと笑みがこぼれました。

タクシーで移動中の真司に、薫から尚が倒れたとの連絡が来ました。

意識が無いと聞いて気持ちが焦る真司。

病院では、薫が侑市から「今回のことを機に病気が進行してしまうことがある」と言われました。

「あの子は静かにゆっくり、こちらも納得をしながら変わっていくものだと思っていました」

と悲しそうに薫はつぶやきました。

一方、病院に到着した真司は駆け足で尚の病室に向かいます。

尚は「真司…真司なの…?」とつぶやきながら、自分の頭を撫でる人物に声をかけます。

「そうだよ。ここにいるよ」

そうつぶやいたのは、公平でした!!

そしてそのまま公平は尚にキスをします。急いで病室に飛び込んできた真司。そこで見たのは、尚に被さる公平。そして、ゆっくりと起き上がった公平は真司に微笑みかけます。

目を白黒させながら公平を振り払った真司は尚の顔を覗き込みます。「誰?」とつぶやく尚に「遅くなってごめんね」と笑顔で話しかける真司。

公平は鼻歌を歌いながら、楽しそうに階段を降りて行きました。 ~真司のモノローグ~ 尚の恐怖も悲しみも俺には何一つわかっていなかったようだ。だからこそ、これを書かなければならないという思いが突き上げてきた。

夫を見失っていく妻を、自分が書かないで誰が書くんだと。

『大恋愛~僕を忘れる君と』第7話(11月23日放送)のあらすじ紹介

2018年11月23日(金)22時から放送の『大恋愛~僕を忘れる君と』第7話のあらすじを紹介します。

真司(ムロツヨシ)が急ぎで病室に駆けつけると、意識が朦朧とした尚(戸田恵梨香)と公平(小池徹平)がキスをしていた。

目の前で 起こった出来事に困惑する真司だったが、尚は真司を認識していない様子で…。 失神の原因はわからないと言う侑市(松岡昌宏)に食ってかかる真司を、薫(草刈民代)がなだめるのだった。

大事なときに一緒にいられなかったと悔やむ真司。 翌朝、尚は、公平とのキスも、真司を認識できなかったこともすっかり忘れてしまっていた。

真司は公平を問い詰め、警告するが…。 そんな中、真司は小説の続編を書く決心をする。

一方、尚は、症状が改善されたらこどもを産みたいと侑市に相談するが、帰宅するとそんな話をしたことも忘れてしまっていて…。

『大恋愛~僕を忘れる君と』公式サイトより引用

まとめ

ようやく落ち着いた二人。 尚の病気にクローズアップと思いきや、思わぬキャラの登場で悲鳴を上げてしまいました。

目が笑ってないし、どこか怖いなと思わせる公平が、まさか最後に仕掛けてくるとは!! しかも真司が見ちゃうし!! 軽くパニックになってしまいました。

公平は一体何がしたいのか。 予告を見ているとまた展開が目まぐるしくって、この先何が待っているのか楽しみ過ぎます!

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