中国の道路陥没事故で人命救助せずにセメントを注入させた衝撃動画や人命の安否は?「胸糞悪い」「本当に悲惨」 と世界中で批判が集まる

中国広東省広州市にて、地盤沈下による道路の陥没事故が発生しました。

この時、道路を通行していたスクーター1台と清掃トラックが巻き込まれ、大きく陥没した穴に消えて行きました。

現在問題になっているのは、事故の被害者を救出することなく、穴を埋めるためにセメントを注入したことです。

なぜこのようなことが起こったのでしょうか?

被害者家族の様子や、人命の安否について調べました。

中国広東省で道路陥没事故発生

2019年12月1日午前9時30分ごろ、中国広東省広州市にて、地盤沈下による道路陥没事故が発生しました。

この時、地下では地下鉄11号線の工事が行われており、陥没は工事の影響ではないかとみられています。

陥没時に、道路を通過中のスクーター1台と清掃トラックが落下していきました。

トラックの中には51歳と27歳の親子が乗車しており、スクーターの運転手の身元は不明です。

陥没でできた穴は幅数メートル、深さは最大で38メートルという巨大なものになっています。

救助作業をせずにセメント注入

始めの報道では、救助活動が行われているとされ、救急車の映像も写っていました。

しかし、実際の現場では救助活動が行われることはなく、そのまま穴をふさぐためにセメントを注入し始めたのだそうです。

事故の一報を聞いた被害者家族は、現場に到着した時にセメントの注入を目撃しました。

まだ救助もされていない現状をしり、セメント注入に抗議するも受け入れられません。

その後、被害者家族は自宅周辺を警察に包囲され、軟禁状態になったそうです。

現場は事故から約2時間半後には穴がほぼ埋まった状態となっていたということです。

これに対し中国当局は、

  • 二次災害を防ぐため、救助用の足場が必要だった
  • 被害者の位置が特定できていない
  • 救助用に横穴が掘ってある

などと説明をしています。

未だ被害者の安否は不明になっており、被害者家族や友人は赤ん坊を抱いて、市政府前で抗議活動を行いました。

セメント注入時にはまだ生きていた?

救出活動などの様子が分からないまま、埋め立てられてしまった事故現場。

目撃者の証言によると、事故当時はまだ人の声が聞こえていたということです。

報道の映像でも、転落した車両の様子が映っており、社内に取り残されているならば被害者は目視できたものと思われます。

それを、様々な理由をつけて埋めてしまうとは、一体どういうことなのでしょうか?

被害者家族は、セメントの注入を止めようとしましたが、事故現場の周囲500メートルを封鎖する警察官によって阻止されました。

セメントのタンクを次々と交換し、穴に流し込む様子をどんな気持ちで見ていたのかと思うと、胸が痛くなります。

ネットでは「悲惨」「胸糞悪い」など悲痛な声が集まる

このニュースを知った人は、中国の人命の軽さに衝撃を受けています。

安否が不明の状態にも関わらず、生き埋めにできる神経に疑問を感じます。

遺族を止めた警察官や、セメントを流し込んだ業者は一体何を考えていたのでしょうか?

https://twitter.com/yamato2217/status/1202690261219868674

過去にも事故を埋め立てる事案が!中国の闇

中国官製・新華社は「何千人もの人々が救出活動に加わった」と報道しました。

しかし、目撃者の証言によると救助活動は一切行われなかったということです。

中国では2011年にも、事故を隠ぺいするような埋め立てが行われています。

浙江省で起きた新幹線の衝突・脱線事故では、事故発生4日で事故車両が埋め立てられました。

死者40名、負傷者192人という大事故でしたが、救助活動を続ければもっと助かる人はいたと言われています。

天候がキッカケとなる事故でしたが、人為的なミスの可能性も強かったので世界中から批判を浴びました。

人の命について、中国当局はどのように考えているのでしょうか?

言い訳ばかりで埋め立て行為を正当化する中国の姿勢に、中国国民は不満や失望を抱えています。

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