ゴーン被告の変装グッズの総額は?変装保釈は極秘ミッション!?弁護士の謝罪についても




2019年3月6日に日産自動車の前会長であるゴーン被告は、保釈金10億円を納付し東京拘置所から保釈されました。

この時のゴーン被告の服装が普通じゃないと話題を呼んでいます。

なぜ作業着?どうして変装?乗り込む車はニッサンじゃないの!?世界中に衝撃を与えたゴーン被告の逮捕!その保釈がどうしてこんな状態になってしまったのでしょうか。

変装グッズの詳細と共に、これらを手配した弁護士の謝罪についてもまとめてみました。

ゴーン被告の変装グッズの総額は?

 

まず特徴的なのはニッサンと同じNマークがついた帽子です。

これはニッサンとは全く関係のない会社「日本電装株式会社」のものです。

ゴーン被告の変装グッズ一式9582円

埼玉県川口市で鉄道作業などの電気設備を扱う事業を行っている会社で、現在は使用されていない作業用帽子だそうです。

作業着については「ハウジング」という文字は読み取れるものの、どこの会社のものかは不明。

作業服専門店の従業員によると、総額9582円程度のものだそうです。

ゴーン被告の変装グッズの類似品がAmazonで買えるとニュースにもなっていました。

変装保釈は極秘ミッションだった!

今回の変装に用いられたのは、作業着と帽子、眼鏡とマスクです。

これらの物とゴーン被告が乗った軽自動車はすべてマスコミから隠れるための極秘グッズとして用意されていました。

ゴーン被告の弁護士が付き合いのある埼玉県の建設会社に、作業服と黄色い反射テープ、迎えには作業用の軽自動車を依頼していたそうです。

作業服などは建築会社の社長が普段来ているもの、反射材は車に載っていたもの、軽自動車は建築会社が付き合いのある塗装業者のものだとか。

塗装業者は何の説明もなく、普段の荷物を積んだまま東京拘置所に誘導され、ゴーン被告を乗せました。

マスコミも困惑

ゴーン被告保釈の一報が入ったため、各社のマスコミ一同は東京拘置所前でその瞬間をとらえようと待機していました。

そこで登場したのが刑務官に囲まれた作業着姿の男性。

よく見ると目元がゴーン被告だ!

雰囲気はそのまま!今のがカルロス・ゴーンだ!!

と一斉にフラッシュがたかれ、ゴーン被告釈放のニュースが駆け巡りました。

この時の状況を現場にいたスタッフは、みな一同に戸惑いを隠せなかったと語っています。

直前にはフランス大使館のルノーが入っていたり、警戒していた黒塗りのワゴン車でもなかったので現場は騒然。

変装していてもゴーン被告の存在感は消されておらず、何が起きているのかわからなくて右往左往しているスタッフもおり、大混乱だったようです。

乗り込んだ車がグッディに生出演!

ゴーン被告を乗せた軽自動車が3月7日放送のグッディに登場しました。

この時使用されたのはスズキの軽ワゴン・エブリィです。

後部座席に迫るように荷物が搭載されており、快適な乗り心地とはいえないものの、天井高があるので窮屈な感じはしないそうです。

助手席には依頼された建築会社の社長、後部座席にゴーン被告と弁護士が乗りました。

フジテレビのインタビューに答えた軽自動車の運転手は

「誰を乗せるのか知らされずに東京拘置所へ向かった」

「たくさん人が集まっているなと思っていたが、車を走らせてから後続についてくるバイクやヘリコプターの音などで自分が乗せているのがカルロス・ゴーンなんだとわかった」

としています。

あきれた様子で見守る日産社員

ゴーン被告の保釈の様子を日産の社員もテレビの前で見守りました。

しかし、変装して出てきた姿をみて

「ふつう変装しますか?」

「堂々と出ればいいじゃん」

「誰が見てもすぐにゴーンだってわかるのに」

「無実は世間に訴えるものではなく法廷で裁かれること。日産を愛しているのであれば社内の恥を世間にさらすのはやめてほしい」

などという声が漏れていました。

「名声に泥を塗った」と弁護人が謝罪

この計画を立てた高野隆弁護士はブログで謝罪の言葉を綴っています。

カルロス・ゴーン氏の釈放に際して行われた「変装劇」はすべて私が計画して実行したものです。

依頼人を理不尽な身柄拘束から解放し、正常な社会生活に復帰させて、来るべき刑事裁判の準備に主体的に取り組む機会を与えることは、公正な裁判の実現にとって不可欠なことです。

それは刑事弁護人が全力で取り組むべき課題でもあります。

何とかゴーン氏の保釈決定を確定させることができましたが、それには厳しい遵守事項がたくさんあります。

一つでも履行できなければ保釈は取り消され、彼は再びあの過酷な拘禁生活に舞い戻ることになります。

多額の保釈金を没収されることにもなります。

保釈決定を受けた弁護人の最初の課題は、釈放後速やかにかつ安全に依頼人を「制限住居」に届けることです。

彼にそこで家族とともに社会生活を再建してもらわなければなりません。

ゴーン氏が素顔をさらして住居に向かったとすれば、間違いなく膨大な数のカメラがバイクやハイヤーやヘリコプターに乗って彼を追いかけたでしょう。

彼の小さな住居は全世界に知れ渡ります。

生活を取り戻すどころか、健康すら損なわれてしまうでしょう。

彼だけではありません。彼の家族、そして近隣住民の生活すら脅かされてしまいます。

そのような事態は絶対に避けなければなりません。

その方法として、私の頭に閃いたのが昨日の方法でした。

それは失敗しました。しかし、その後に奇跡が起こり、どうにかゴーン氏とその家族は「制限住居」において自由人として再会することができました。

しかし、私の未熟な計画のために彼が生涯をかけて築き上げてきた名声に泥を塗る結果となってしまいました。

また、今回私の計画に進んで協力してくれた私の友人たちに大きな迷惑をかけてしまいました。

私はたくさんの人に有形無形の損害を与えてしまいました。とても申し訳なく思っています。

最後にマスコミの皆さんにお願いします。

どんな著名人にも身近な人と心安らぐ場所が必要です。

心おきなく疲れをいやす場所が必要です。

どのような庶民にも生活の糧を得るために安全に働く権利があります。この当たり前のことをご理解ください。

引用:刑事裁判を考える:高野隆@ブログ 

ゴーン被告も面白がっていた変装

パリの記者も「フランス人にとってはありえないこと」と評していましたが、当のゴーン被告は面白がっていたそうです。

一時はカリスマ経営者として注目を浴びた人物も今回の事件ではその地位も危ぶまれています。

保釈時の変装は弁護士が用意したものではありますが、これからは一人の労働者として生きていくという気持ちの表れだとも言われています。

高級車に仕立てのいいスーツを着て報道陣の前に現れるというのは何かが違うのではないかという意見も出たそうです。

何かと話題をさらったゴーン容疑者の事件、終息にはまだまだ時間がかかりそうです。

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