バストアップ効果に繋がる正しい計測方法とブラの選び方

あなたが今つけているブラジャーのサイズは本当に合っていますか?

絶対に正しいサイズであると自信を持って言えますか?

最近二の腕がたくましくなってきた、背中にお肉がついてきたと思っているなら、それはブラジャーがあなたに合っていないサインなのかもしれません。

女性の肉はとても柔らかくて流れやすくなっています。そのため、本来のサイズより小さいものを身に着けていたり、正しいつけ方をしていないとしたら、大切なバストの肉を贅肉として他の部位に分けてしまってる恐れがあります。

ご自身にあった正しいブラを着けられているかどうか不安の方のために、今回は正しいバストサイズの計測方法、自分に合ったブラジャーでスタイルアップするための方法を紹介します。

バストの悩み

男性からの評価

貧乳、巨乳、美乳、バストについて色々な呼び方がありますが、コンプレックスに感じる呼び方もあります。

なせかというと、バストに関する呼び方は男性目線でつけられたものが多いからです。

小さくても形のいいバストの人もいるのに、貧乳という言葉一つで片付けられてしまったり、大きい人も巨乳と言われて性的な目で見られたり・・・。

手のひらサイズで上向きが理想なんて言われますが、それも男性側の勝手で贅沢な話です。

ファッションとバストの関係

では他に、女性がどんな時にバストを気にすることがあるかというと、服を着た時に感じることがあるのではないでしょうか?

バストが大きいので太って見えてしまったり、小さいから貧層にみえてしまったりという経験をしたことがある人もいるかと思います。

胸の開いた服や水着を着た場合であれば、小さいバストの人よりも大きいバストの人が着こなし易く、逆に首の詰まったブラウスなどは、小さいバストの人の方がスッキリと着こなすことができます。

好きな形のトップスが、胸のせいで似合わない!なんて思わないで下さい。

大切なのは、トップスだけでなくボトムスを含めた全体のバランスです。

もしも小柄でバストが大きい人の場合は、フレアスカートよりもパンツスタイルやタイトスカートを合わせた方がスタイルがよく見えますし、長身でバストの小さい人は胸元にフリルやタイなどでアクセントをつけたファッションやモデルのようなスタイリッシュなファッションを楽しむことができます。

バストだけに捕らわれず、全体のバランスを知ることでスタイルアップしたファッションを楽しむことができますよ。

理想のバランス「ゴールデンカノン」

一言でバランスと言っても、一体どんなものがバランスのとれた体型というのでしょうか。実は、大手下着メーカーの「ワコール」が1995年に立体的なバランス指標である「ゴールデンカノン」を発表しています。

これは、延べ4万人以上のデータを集めてきた「ワコール人間科学研究所」が導き出したもので、美しいスタイルは寸法ではなくサイズの比率で決まるということを明らかにしました。

理想的なスタイルの黄金比は

バスト:ウエスト:ヒップ=1:0.7:1

とされています。

また、理想のボディバランス計算として

  • 理想のバスト=身長×0.5cm
  • ウエスト=身長×0.38cm
  • 理想=ヒップは身長×0.54cm

と計算でき、ひとりひとりの身長によってバランスのとれた比率は異なります。

バストの正しい測り方

早速、自分のバストを計測して理想のバランスに近いかどうか調べてみましょう。

一番いい方法は、人に測ってもらうことです。

メジャーが地面と平行になっているかどうかでサイズが変わりますし、数値を読もうとしてうつむいたりするだけで差が2~3cmもできてしまいます。

もし一人で計測したいという場合は、なるべく鏡を見て正しい位置で測れているかどうか、数値を読むときにも鏡を見たり、目印をつけたりと工夫してみましょう。

計測方法

  1. できるだけ素肌に近い状態になります。下着の上から測る場合はパットのないものにして下さい。
  2. 自分の上半身がすべて確認できるような大きな鏡の前に立ちましょう。
  3. 手をまっすぐ上に伸ばし、そのまま下におろします。体は手を上に伸ばした時の背筋が伸びた状態でいて下さい。これが正しい姿勢です。

トップバストの測り方

トップバストは乳首がある位置、一番乳房が膨らんでいる部分です。

一人で測る場合は鏡に対して横向きに立ってから、メジャーを地面と水平に保ちながら巻き付けて測りましょう。

息を吐き、力が抜けた状態で測ることが大切です。締め付けず、優しくふんわりと測って下さい。

*もしもトップが下がり気味だったり、バストが大きい人は90度かがんだ状態の方が正確に計測できます。自分に合った体勢で計測して下さい。

アンダーバストの測り方

アンダーバストは乳房の膨らみのすぐ下の部分です。

計測方法はトップバストと同様ですが、あまりきつく測ってしまうとブラジャーを着けた時に苦しくなってしまいます。

緩すぎず、きつすぎず、着け心地を確かめるようにして測りましょう。

自分にあったブラを選ぶ

バストの計測の次は、自分にあったブラジャー選びです。

ブラジャーにはハーフカップや3/4カップ、フルカップなど様々なカップがあります。その日の服装やシーン毎に使い分けるといいので、ここではその特徴を紹介します。

1/2カップ(ハーフカップ)

バストを下から支え、ボリュームを上に持っていくカップ。しっかり支えるので、ストラップレスにも使える形。小胸さんにオススメ。

チューブトップやドレスなど、肩やデコルテの開いたデザイン向け。

3/4カップ

バストを斜め下から持ち上げ、中央に寄せていくカップ。

パットの工夫で美しい谷間が自在に作れる形。どんなサイズのバストにもオススメ。

谷間ができるので胸の開いた服装がおすすめですが、Tシャツでもブラウスでもオールマイティに使えます。

フルカップ

バストを全体的に包み込み、しっかりとボリュームアップできる形。大きいバストさんにオススメ。

カップが大きいので胸の開いた服には合いません。露出のあまり無いもののときに着用しましょう。

正しいブラのつけかた

ブラジャーを選んだら、早速つけてみましょう。

正しいブラのつけ方を身に着けると、流れてしまっていたバストが戻ってきて、バストがボリュームアップするのはもちろん、二の腕や背中やせの効果もありますよ。

バストがボリュームアップするブラの着け方

  1. ストラップを肩にかけたら、下からブラジャーを持っていき、アンダーバストの位置に合わせる
  2. 前に屈みながらブラジャーにバストを収め、ホックを止める
  3. 左手で左胸のストラップの付け根を浮かせたら、右手で背中の方から思いっきりバストを右肩の方に引き上げる
  4. 左手で軽くワイヤーの部分を持ったら、右手でワイヤーの下部分の肉を持ち上げる
  5. 反対も③④と同じようにする
  6. 正面を向き、背中のアンダー部分を少しだけ下に引いてバストトップを上げる。引きすぎるとせっかくカップに入れたバストが崩れてしまうので、少しだけにする
  7. ストラップを調整する

バストは動いていると多少カップからずれたり、せっかく寄せたお肉が流れてしまいます。

きれいな状態を保つためにも、お手洗いに行った時などにバストの位置を戻してあげましょう。

バストの大きさが左右違う場合は?

販売されているブラジャーは左右対称なので、一般的に皆対称になっていると思いがちですが、実際はそうではありません。

姿勢や利き手を使う頻度、筋肉の付き方、生まれつき、その要因は多数あり、中には3カップ以上サイズが異なる人もいるそうです。そういう人は大きい方のバストに合わせたブラジャーを選んでください。

小さい方のバストは、パットで調整をしたり、背中や脇から寄せ集めましょう。

女の人の体はプリンと同じ。容器(ブラジャー)の形に合わせて変化することができるので、正しい癖をつけてあげると思った以上にバストアップしますよ。

日々変化するバストサイズのためのブラジャーは2サイズ保有しておく

意外と意識されていないバストサイズの変化。バストサイズは、女性ホルモンの影響から2週間周期でサイズが変化します。

サイズが変わることでブラジャーのサイズも時期によって着けかえる必要があります。

排卵期から生理直前までのバストは周期の中でも一番大きくハリを感じ、普段つけているブラジャーがきついと感じるのがこの期間です。

この期間は、乳首がブラジャーとの摩擦で痛みを感じたり、生理3、4日前になると普段つけているブラのサイズより1サイズくらい大きくなるので、胸が張って痛みを感じたり、固くなっていることを自覚する人が多いようです。

バストの悩みを解決するためにも、女性のバストの大きさは周期によって変化するもので、常に一定の大きさではないということを覚えておきましょう。

そして、女性の体のためにも胸のためにも、排卵期から生理直前までに着ける用のブラと生理が終わってから排卵期まで着ける用のブラを2サイズ用意しておくことをオススメします。

正しいバストサイズを知ることは、自分を知ること

バストは女の人の大切な体の一部です。正しいサイズを知ることは、自分を知ることです。

正しいブラをつけることでスタイルアップし、おしゃれが楽しくなったり、自分に自信が持てるようになりますよ。

年を重ねても綺麗な胸の形を保つためにも日頃から正しいブラの付け方を意識することをオススメします。

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