『僕らは奇跡でできている』第4話のネタバレと感想。コンニャク泥棒から恋に別れ話に大騒動!

僕らは奇跡でできている

2018年10月30日(火)夜9時放送の「僕らは奇跡でできている」第4話では、一輝の教え子・新庄龍太郎のコンプレックスやこれまで地元について語らなかった理由が明らかになります。

そして、不思議な食べ物「コンニャク」に、すっかり魅了されてしまった一輝の言葉に新庄が大きく心揺さぶられます。

第4話は、新庄にとってターニングポイントとなる展開!今後の展開に変化をもたらす「僕らは奇跡でできている」4話のネタバレと第5話のあらすじをお伝えします。

『僕らは奇跡でできている』第4話のネタバレ

一輝がコンニャクに興味もったことで物語が展開される

「僕らは奇跡でできている」第4話は、陶芸用の粘土を練っている祖父・義高(田中泯)の姿を見る一輝の幼い頃の回想シーンからはじまります。

一輝(高橋一生)の講義中に、生徒の新庄(西畑大吾)が歯が痛いと訴えると、一輝は新庄を育実(榮倉奈々)の水本歯科クリニックへ連れていく。

水本歯科クリニックに訪れると一輝は、受付の丹沢あかり(トリンドル玲奈)に虹一(川口和空)の来院日を尋ねるが患者さんの情報は教えることができないと断られてしまう。

また、虹一も母親に「大学の先生とはもう会ってないよね?」と尋ねられ、虹一は「うん」と答える。

水本歯科クリニックに来院中、家政婦の山田(戸田恵子)から電話が鳴り、帰りにコンニャクを買ってくるように頼まると一輝は、スーパーへ立ち寄りたくさんのコンニャクを買ってきてしまう。

スーパーで販売されていたコンニャクが、色、形、原材料が違うことに一輝は興味をもったことで物語が動き出す。

一輝がコンニャク泥棒と間違えられて・・・

翌日、休講の届けを大学に出さずに、一人でタクシーに乗って移動していた一輝。

タクシーの移動中に畑でイノシシを見かけ「イノシシ!!止めてください」と叫びタクシーを停め畑に向かいます。

そこで、イノシシに掘り起こされたコンニャクを手に取り、じっと見ている一輝に「ドロボー!」と叫んで1人の男性が駆け寄ってきます。

一方、新庄達は一輝が授業をドタキャンしたことを知り、食堂で卒業後の進路についてみんなで話していますが、新庄だけはなぜか自分の地元の話をしたがらず口をつぐみます。

すると、新庄の携帯に母親から電話が入ります。母親から一輝が泥棒だと勘違いされて新庄の実家にいることを聞かせる。

その話を聞いた琴音(矢作穂香)桜(北香那)須田(広田亮平)は困惑するものの、琴音は「絶対面白いって!新庄連れて行ってよ」と、新庄達4人は授業を休み一輝に会うため群馬へと向かう。

コンニャクの不思議にさらに夢中になる一輝

一輝は、新庄の実家「新庄こんにゃく店」で新庄の父親からコンニャクについてコンニャク芋が育つまで3年かかること、昔は運がよくないと育たななかったことから「運玉」と呼ばれていたことなどコンニャクについての知識を色々と教わる。

新庄の父親から教わるうちに、コンニャク芋を生のまま食べてみたくなった一輝は「食べてみてもいいですか?」と尋ねるものの、新庄の父親に「食えませんよ。イノシシだって食べなかったでしょ?」と言われ止められます。

煮たも焼いても食べられないコンニャク芋を石灰を混ぜて食べれるように、奈良時代にはしていたことを聞いて「凄い発明です!コンニャクって凄いんですね」と驚愕する一輝。

そんな中、樫野木(要潤)の授業が始まり新庄達4人が、一輝に会いにいくために授業を休んだことが発覚してしまう。

授業終了後に樫野木は鮫島(小林薫)を訪ね「鮫島教授は相河先生に甘すぎるのではないのでしょうか?」と苦言する。

さらに、「僕の授業を休み相河先生の所にいった学生達が4名いました。どう思われますか?」と尋ねる。

質問に対して鮫島は「そりゃ困ったね~、さてどうすればいいかな~」って言いながらも「樫野木先生さ、もう少し授業に遊び心があってもいいんじゃない?」と逆に質問を投げかけます。

思わぬ質問に対して困惑する樫野木ですが、話を元に戻し「鮫島教授が相河先生に甘いのは・・・その家柄の関係ですか?」と一輝のことをさらに聞き出す。

そこで鮫島から返ってきた答えは、一輝が小さい頃に両親を亡くし家政婦の山田が一輝の母親代わりなっていることを聞かされます。

一輝のコンニャクに対しての熱意に新庄の気持ちに変化が・・・

コンニャク作りの作業を一生懸命見学していた一輝の元に、新庄を除いた3人が到着し一緒にコンニャク作りの見学をします。一方、新庄は1人で外で待つことに。

その晩、新庄の自宅ですき焼きをご馳走になります。

新庄の母親が、すき焼きを作っている最中、桜が「うちではお肉の横に糸こんにゃくをおいちゃいけないって・・・」というと、新庄の母親が「横においても上に置いても問題なし♪」と談笑していると、新庄が「だから、面白くないって」と言った言葉に対して、一輝は「面白いです」と笑顔で答える。

そして、一輝は「こんにゃくが、こんなに面白いものだとは思いませんでした。こんにゃくは、こんにゃく芋から出来ています。その芋は、3年もかけて育てるんです。種芋を植えっぱなしじゃなくて土の中で凍らないように、秋には種芋を掘り起こして、一つ一つ新聞紙にくるんで、13℃以下にならないように倉庫で保管する。」

「それを繰り返して、やっと大きくなったその芋には、シュウ酸カルシウムという強烈なえぐみが含まれているので、そのままでは食べられません。石灰を混ぜることでえぐみを取り除き、その芋からは、想像できないようなこんにゃくという食べ物になるんです。

「こんにゃくだけを見ていると、その偉大さには気付きませんが、こんにゃくのいないおでんは、おでんとはいえませんし、白滝のいないすき焼きは、すき焼きとはいえません。存在をなくしたときにこそ、その存在感を発揮する。本当に偉大な食べ物です。」と今日学んだことをみんなに一気に伝える。

そして、最後に新庄の父親を見て「ありがとございます。」お辞儀をして感謝を述べます。

一輝の言葉に一同が驚いている中、すき焼きが完成すると、出来たばかりのすき焼きの肉を食べた一輝は、おいしさに笑顔で体をクネクネさせ、その仕草に新庄の両親は大笑いし、新庄らは苦笑いをする。

さらに一輝は「こんなに作るのが面倒な食べ物。いつ絶滅してもおかしくなかったはずです。なのに、どうしてこんにゃくは1000年以上もの間、絶滅せずに存在しているんでしょうか。謎です。」とこんにゃくについてさらに惹かれていく。

食事も終わり、一輝は家政婦の山田に電話で新庄の実家に泊ることを伝え、ジョージの様子を見てもらうよう頼む。

部屋に入った山田は、ジョージが寝ていることを一輝に伝えると「明日の朝7時に餌をおいてください」一輝に頼まれ、さらに「忘れないようにアラームを今すぐ設定してください」と念を押す。

そんな一輝に山田は、「一輝さんも歯医者さん(育美)にお土産を渡すことを忘れないよう」と伝えるが、一輝は「必要ですかね?」っと必要性がないように感じる一輝は、お土産よりも夜空が気になる様子。

一方、歯科クリニックに1人残業をしていた育実のところに、恋人・鳥飼雅也(和田琢磨)がたこ焼きを持って会いにきます。

育実はたこ焼きを受け取り、鳥飼はトイレへ。嬉しそうにたこ焼きを見ていると鳥飼の携帯が鳴り、佐藤美沙妃という見知らぬ女性から

「鳥飼さん❤早く来てくださ~い!❤待ちくたびれました!プンプン❤❤」

というメッセージが目に入ってしまい顔を曇らせます。そこに戻ってきた鳥飼はメッセージを確認すると「ごめん、会社戻らないと」と育実に伝えます。

平然を装う育実は、「どうしても戻らないといけないの?」と止めますが、鳥飼は「後輩がパニクってる」といって嘘をつき帰宅します。

 

一輝は生徒4人を連れて星を見に天文台へ。そこで琴音は、「先生はどうして大学の先生になったんですか?」と一輝に尋ねると、最初は気が進まなかったけど、鮫島先生からお願いされたからと打ち明けます。

そして、大学の講師になる前に行っていたフィールドワークのことを詳しく説明します。

その話を聞いた4人は好きなことしてお金をもらえることに羨ましさを感じます。特に新庄は、両親に対して「毎日毎日同じことを何十年もよくやるよ」と呆れているような様子。

しかし、そんな新庄に一輝は、「同じじゃないですと」伝える。

1日かけて新庄の父親の仕事を見てきた一輝は、新庄の父親がその日の天気や気温・湿度で石灰とコンニャク芋の割合を微妙に変えていることをみんなに話します・

そして、新庄の顔を見て「お父さんは凄いです」新庄に伝えると、新庄は「肉ばっか食ってたくせに」と照れ笑いを浮かべます。このシーンの新庄は、少し誇らしげにも見えました。

その後、新庄の実家に戻った琴音と桜は、二人だけの部屋で布団をひきながら楽しそうに話をします。

琴音はスマホをカバンから取り出し、チンパンジーのスマッキングのモノマネをしている一輝の画像を「可愛くない?」と桜に嬉しそうに見せますが、桜はビックリしてそんな琴音の言葉にどう反応したらいいのかわからない様子で「う、うん・・・」と戸惑いながらも返事をします。

そして桜は、改めて琴音に「青山さんはさ、相河先生のこと好きなんでしょ?」と聞くも琴音は、笑うだけで否定をしません。

そんな琴音に対して、桜は、「青山さんが羨ましいな、自分に自信があって」と話すと、琴音は、「私自信があるの?はじめて知った」とビックリした顔で答え、二人は笑います。

一方、須田と新庄の部屋では、須田が「良いとこだよな、羨ましいよ」と新庄に伝えるも「いいよ、気を遣わなくて」と否定します。

そんな新庄に対して「まだわかんねぇ?誰も田舎やコンニャク屋がダサいと思ってない」と呆れた様子で新庄を窘めますが、新庄は「わかってる・・・コンニャク屋なんてダサいと思っている俺が一番ダサいって。でもしょうがねぇじゃん、やっぱ胸張って言えないんだよ、コンニャク屋だっていうことを。」

今回、改めて一輝から自分の父親の仕事の素晴らしさを教えられるも、自分の育った環境にコンプレックスを感じている新庄にとって素直に受け止められない心の葛藤がわかるシーン。

そこに、お風呂に入った一輝が戻ってきます。濡れたタオルとハンガーにかけると、すぐさま「おやすみなさい。電気消してもいいですか?」と二人に尋ねます。

マイペースな一輝に二人は戸惑いつつも、お風呂に向かおうとする最中、一輝は布団に入るといきなり「イーーーー」っと眠る前のおまじないを目にします。

「何いまの?」と不思議そうに新庄が須田に尋ねますが須田は「知らねぇ」と言い立ち去ります。

新庄が台所に行くと母親は会計処理をしていました。そこで、新庄の母親は嬉しそうに一輝がこんにゃくは偉大だと言ってくれたこと、お父さんがとても嬉しかったと思うということを新庄に伝えます。

翌朝、コンニャクを切っている父親の姿を見つめる新庄、そこにリュックを背負い帰り支度をした一輝が「おはようございます。」と登場します。

一輝は新庄に、「先に帰ります」と告げると、新庄の母親が来て袋いっぱいのコンニャクをお土産として一輝に渡します。そこに新庄の父親も来て「先生、息子をよろしくお願いいたします。」と深々とお辞儀をすると、一輝も気持ちに応えるように深々とお辞儀を返します。

 

東京に戻った一輝は、もらったコンニャクを渡しに祖父・義高の所へ。

コンニャクを渡すと義高は、「芋から作ったコンニャクか」とすぐに気づく。

「昔、コンニャク屋の娘に惚れたことがある」と一輝にカミングアウトし、さらに、こっぴどく振られたことを打ち明ける。

それを聞いた一輝は、「良かったね。おばあちゃんもきっとそう言ってる」と、嬉しそうに言います。

すると義高は、「歯の治療は終わったのかと」「」、「一輝は男前だから」と伝えるも、なんだか困った様子の一輝は「森に行ってくる。」と逃げてしまいます。

別の日育美の家を雅也が訪れてきた。

育美はメールを見てしまい雅也に対して明るくなれない。

そんな育美を見て雅也は「どうしたの?暗い顔をして。この間自分が言ったことを気にしているの?」と聞くがそんな雅也を見ていて育美はいら立ち、雅也に別れを匂わす言葉を投げつけてしまう。

そして、雅也は育美に去り際俺って育美にとって何だったのかな。と告げその場を後にする。

その後、雑誌の編集者から雅也の話をされる。なんと雅也は育美のことを陰で応援してくれていたのだ。

その話を聞いた育美は別れを切り出した自分に嫌気がさしてしまう。

一輝、虹一と再会

大学の仕事を終え、帰ろうとしている一輝になんと母親の涼子に黙って待っていた虹一が駆け寄ってくる。

久しぶりの再会に喜ぶ二人。

一輝は虹一に自分が調査しているリスのその後を教える。その話に目を輝かせて聞き入る虹一。

一輝は虹一に「お母さんに話してみたら」というが虹一は「無理だよ」という。

その晩、一輝は自宅に戻り山田(戸田恵子)が作ってくれたピリ辛コンニャクを食べていた。

山田は一輝に育美とはどうなのかと聞くが一輝は難しい顔をしてしまう。山田は勘違いをして駄目だったんですねというが、一輝は全く別のことを考えていた。一輝はコンニャクの生態が気になっていたのだ。そして、その話を聞いて山田はズッコケてしまう。

一輝、育美にコンニャクを手渡す

次の日、一輝は通勤途中の育美に会い群馬でいただいたコンニャクを手渡すが、育美は「料理をしないので」と言って一輝に返してしまう。

一輝はそこでコンニャクの生態についてまた熱く語ってしまう。その話を聞いていた育美は雅也とのことがよぎり「本当に自分に嫌気がさしてしまう。」とつぶやきその場を後にする。

次週、一輝の中の光が育美をついに包み込む!?二人は一体どうなるのか。

『僕らは奇跡でできている』第5話(11月6日放送)のあらすじ紹介

2018年11月6日(火)21時から放送の『僕らは奇跡でできている』第5話のあらすじを紹介します。

恋人と別れた育実(榮倉奈々)は仕事をはりきろうと、歯みがきイベントを計画するものの、子どもたち相手に大ピンチ!

窮地に陥った育実を救ったのは、一輝(高橋一生)のある行動!?

一方、2人の関係に気をもむ山田(戸田恵子)は、育実のクリニックに偵察へ。そんな中、一輝は育実を森へと誘い…。

一輝(高橋一生)が育実(榮倉奈々)と親しくなれるように、新庄(西畑大吾)の実家でもらったコンニャクをおすそわけするよう一輝に勧める山田(戸田恵子)。

しかし、育実がそれを受け取らなかったことから、ますます育実のことが気になり始めた山田は、ついにクリニックへ。素性を隠し、患者として育実と対面するが、そこで思わぬ人物と出くわす!

そのころ一輝は、虹一(川口和空)にリスが渡る橋について、実験結果を報告していた。

虹一は自分も森へ行きたいと話すが、母・涼子(松本若菜)の許しをもらうのは難しいという。

見かねた一輝は、虹一が親子で行く予定の歯みがきイベントに自分も参加し、そこで涼子を説得すると約束する。

一方、大学では一輝の授業が面白いとうわさが広がっていた。しかしただ一人、新庄だけは、そんな一輝にいら立ちを覚えていた。

両親が作るコンニャクを褒めたにも関わらず、「僕なら(家業を)継がない」と答えた一輝の心中が分からなかったのだ。

そんな思い悩む新庄と構内で出くわした鮫島(小林薫)は……。

恋人と別れた育実は、患者の数を増やそうと中国語を勉強したり、子ども向けの歯みがきイベントを計画したりするなど、これまで以上に仕事に打ち込んでいた。

しかし、別れた寂しさを埋めようとむきになって仕事をするあまり、あかり(トリンドル玲奈)にキツく当たり反感を買う事態に。

迎えたイベント当日、育実は手作りの紙芝居や実演で会場を盛り上げようとするが、子どもたちの反応はいまひとつ。

気まずいムードがただよい始めたその矢先、会場の空気を変えたのは、虹一との約束を果たすために来ていた一輝だった。

おかげでイベントは大成功。しかし、育実は素直に喜ぶことができない。

頑張っても報われない自分と比べ、毎日好きなことをして楽しそうにしている一輝に、どこか理不尽さを感じる育実。

そんな矢先、クリニックを訪れた一輝から、突然「森に行きませんか?」と誘われて…。

「僕らは奇跡でできている」公式サイトより引用

まとめ

「僕らは奇跡でできている」第4話では、ついに琴音が友達の桜に自分の胸の内を打ち明けて、そんな琴音を見ていて桜が琴音は自分に「自信があっていいな」と語った二人のシーンがとても印象的でした。

そんな二人とは対照的に、雅也に別れを告げた育美。いったんつながっていた関係が冷えてしまうと戻れなくなってしまう、そんな大人の恋が終わった瞬間を演じている二人はなんだか演技なのに切なかったですね。

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