元BIGBANGスンリ(V.I)逮捕か?理由と疑惑・韓国の拘束令状についても解説

元BIGBANGのV.I(スンリ)が、5月14日にソウル地方裁判所を訪れ、「令状実質審査」を受けました。

スンリが受けた審査は、簡単に言うと「拘束令状(日本でいう逮捕状)」を発布するかどうかの審査になります。この審査の結果で、スンリが拘束されるかどうかが決定します。

12月に起きた「バーニングサン事件」から、芸能人の逮捕・引退に繋がった「スンリゲート」を経て、とうとうスンリが逮捕されるかどうか?というところに来ました。

このページでは、5月14日のスンリの様子、スンリに賭けられている容疑、さらに今後の流れについてまとめています。

BIGBANGスンリが逮捕?4つの容疑を解説

5月14日、元BIGBANGのV.I(以下、スンリ)は、ソウル中央地裁にて「令状実質審査(拘束前被疑者尋問)」を受けました。

2018年12月に起きたバーニングサン暴行事件」を発端に、多くの容疑に包まれたスンリ(バーニングサンとは、彼が経営に関わっていたと思われるクラブのことです)。

5月14日時点で、スンリにかけられた容疑は4つ。この4つの容疑について、警察はスンリに対し拘束令状の申請を行っています。

(※拘束令状とは、日本でいう逮捕状のこと。下記で詳しく解説しています)。

5月14日、スンリは拘束令状を発布するかどうかの審査を受けるため、ソウル地方裁判所に姿を見せました。

ネットでは「ふっくらした」と言う声もありましたが、表情を見るとかなりやつれていますね。一時期は堂々とした姿で聴取を受けていましたが、今日のスンリからは疲れを感じます。

ソウル地方裁判所にて2時間半の審査を受けたスンリは、裁判所の判断を待つために拘置所に護送されました。

護送されるときのスンリには、捕縄と手錠が…。

下記で詳しく説明していますが、スンリはまだ逮捕されていません。捕縄と手錠がかけてあるのは、逃走や自殺を防ぐためです。

拘束(日本でいう逮捕)されるかどうかは、裁判所が拘束令状を発布するかどうかで決まります。

これまでの経緯で、スンリは数々の証拠隠滅を図った様子があると言われています。

それだけに、彼に対する視線は厳しいものがありますが、逮捕されると決まっていないのに捕縄姿を映さなくても…という感じはありますね。

スンリが逮捕されるかどうかは、14日の深夜や15日の朝に決まると報じられています。

スンリにかかっている4つの容疑を解説

12月に起きた「バーニングサン暴行事件」から、スンリには多くの容疑が浮上していました。

が、警察が現在までに発表しているスンリの容疑は、4つです。

「WoW!korea!」の記事を引用させていただきます。

●今まで韓国警察150人のチームが105日間の大規模の捜査。V.Iは合計17回の警察召喚に応じていて、「逃走」や「証拠隠滅」の可能性も少ない。
●しかし、警察と検察の「拘束令状」申請の主要内容は今まで報道された数多い「疑惑」とは違って、4つだけ。
●しかも、その中の3つは「拘束捜査」とは距離があるとの見解。
※以下、「嫌疑」の分析。
1、食品衛生法の違反
「モンキーミュージアム」を運営したが、酒店として登録せず営業をしたとの事。この嫌疑では拘束の可能性は低い。
2、売春斡旋
日本人投資家を歓迎するクリスマスパーティーや誕生日パーティーで売春女性を招いたこと。本人は否認、ユリホールディングスの事業パートナーユ氏のは一部を認めている。万が一、ユ氏だけでなく、V.Iが斡旋をしたとしても、本格的な売春斡旋業を営んだ場合ではない限り、この嫌疑では拘束の可能性が低い。
3、本人の売春
警察が拘束令状を申請しながら発表した内容。本人は性的関係はあったものの、売春ではないとのこと。万が一売春だとしても、拘束の可能性は低い。
4、横領
クラブ「バーニングサン」の中で「モンキーミュージアム」のブランドを使うために2億ウォン(約2,000万円)を「バーニングサン」から「モンキーミュージアム」に支払わせたなどの嫌疑。その内容によっては拘束の可能性もあるが、異論の余地も多い。
※以上、拘束令状が裁判所により「棄却」される可能性がある。但し、上記4の「横領」に対して明日V.Iが裁判所に説明する内容が理不尽な場合、拘束令状が「発付」される可能性も。

引用:https://kt.wowkorea.jp/album/225936.html

メディアによって報道に違いはあるものの、この「WoW!korea!」の記事を参考にすると、スンリが拘束されるかどうかは議論の余地があるようです。

確かに、4か月以上にわたりいくつもの疑惑が出てきたのに、拘束できる決定的なものは出ていない様子。

スンリ自身がカトク(LINEのようなもの)を削除していたこと、バーニングサン事件に警察や財閥の関与があり、捜査が難航していたことが知られていますが、それを裁判所がどう判断するか?に注目が集まっています。

警察が拘束令状を申請したあと、スンリ側は70ページに渡る反論の文書を提出しておる、それがどう受け止められるかも気になります。

スンリと一緒に「ユリホールディングス」のユ代表も審査へ

BIGBANGで活動していたときから、数々の副業を成功させていると評判だったスンリ。

そのスンリの事業パートナーだったのが、ユ代表という人物です。ユ代表は、韓国の女優パク・ヒョンビョルの夫であり、事業家です。

スンリとユ代表は、2016年に「ユリホールディングス(ガラスホールディングスと訳されることも)」を立ち上げ、「モンキーミュージアム」「バーニングサン」などのクラブや、「アオリラーメン」を運営していました。

ユ代表も、スンリと同じ容疑で14日に拘束令状審査を受け、拘置所に護送されています。

渦中の青山光司さん「疑惑は晴れた」と報告

スンリに賭けられた疑惑のうち、下記の部分に該当する人物が、日本の青山光司さんではないか?という噂が浮上していました。

2、売春斡旋
日本人投資家を歓迎するクリスマスパーティーや誕生日パーティーで売春女性を招いたこと

引用:https://kt.wowkorea.jp/album/225936.html

青山さんはスンリと非常に仲が良く、奥さんの観月ありささんも加えて、深い交流がありました、これはスンリのファンも良く知るところです。

疑惑に挙げられた日本人は、青山光司さんでした(ご本人がインスタで発表したため、記述させていただきます)。

しかし青山さんは、スンリからいかなる性接待を受けたことはないと反論。当初から一貫して疑惑を否定し、スンリのことも「大切な友達だ」と語っています。

そして青山さんは5月13日、「自身にかかっていた疑惑がすべて晴れた」と報告しました。

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 

あれ? なぜか? この写真消された。 内容が悪かったかな?過去の内容は👇 #Repost @takashi.nn with @get_repost ・・・ この写真撮ったの僕ですねー😊 いつもファミリーで楽しんでた!! Repost @aoyama713 with @get_repost ・・・ #Repost @takashi.nn with @get_repost ・・・ この写真撮ったの僕ですねー😊 いつもファミリーで楽しんでた!! Repost @aoyama713 with @get_repost・・・ 謎の疑惑に関して 当たり前ですが、私の疑惑は晴れたようです。最初から事実無根と言ってるので韓国警察?韓国メディアは個人名を出す前にシッカリ調べて欲しいです。 弊社の同行関係者に関しても、その様な事実は一切ございません。 報道に関しては大変迷惑をしており遺憾であります。 彼は皆さんもご存知の様に本当に誠実な男です。一日も早く、彼の笑顔が戻る日を望んでおります。 明日ですね、頑張れ。

Koji Aoyamaさん(@aoyama713)がシェアした投稿 –

ファンであれば、青山さんとスンリが「家族を交えて付き合っていたこと」を知っているはず。

観月ありささんとスンリも仲がいいのに、スンリが青山さんに性接待をするとは考えにくいです。

スンリのビジネスパートナー、ユ代表が性接待を認めたという記事もありましたが、スンリはこれに対し「自分は知らなかった」と反論しています。

性接待をしたと言われる日の動画を見ても、そんな雰囲気は感じられないのですが…。

青山さん自身が「疑惑は晴れた」と仰っていますから、少なくとも「日本人投資家への性接待疑惑」は無嫌疑になると思うのですが、どうでしょうか。

※青山さんご本人がインスタで報告されたことから、実名を出させていただきました。

スンリはまだ逮捕されていない?その理由を解説

日本では誤解されて伝わってしまっているようですが、5月14日19時現在、スンリはまだ逮捕されていません。

スンリが捕縄や手錠をかけられたため、見た方の中には「逮捕された」と受け止めてしまった人がいるようですが、逮捕されるかどうかはこれから決まります。

ここで、韓国の「拘束令状審査」について、記述をしてみます。

韓国の拘束令状=日本の逮捕令状である

まず、日本で「逮捕令状」と呼ばれているものを、韓国では「拘束令状」という呼び方をしています。

つまり韓国で「拘束された」と言われたら、日本でいう「逮捕された」を意味するということですね。

しかし韓国では、拘束の前に「令状実質審査(拘束前被疑者尋問)」を裁判所で受け、裁判所が拘束令状を発布しなければ逮捕できません。

スンリの場合は、上述した容疑で警察が拘束令状を申請、検察が請求をしたあとに、「裁判所で令状実質審査を受けた」という状況です。

つまりスンリは、拘束するかどうかの審査を受けただけで、まだ拘束(逮捕)をされたわけではないのです。

スンリの身柄は拘置所に護送され、その場で裁判所が拘束令状を出すかどうかの判断を待つことになります。

裁判所が拘束令状を出すと言えば、スンリは拘束(逮捕)されます。

裁判所が拘束令状を認めなければ、スンリは解放されて自宅に帰ります。

報道によれは、14日の深夜か15日の朝に結果が出るそうで、多くのV.I.Pたちがスンリの処遇の行方を見守っています。

出頭を拒んだ場合に出るのが逮捕状である

日本とは少し違いますが、韓国にも逮捕状は存在します。

韓国での逮捕状は、以下のような状況で発行されます。

通常逮捕(つうじょうたいほ)とは、事前に発付された逮捕令状に基づく逮捕である。被疑者が罪を犯したと疑うに足りる相当な理由があり、正当な理由なく取調べのための出頭要求(刑訴法200条)に応じず、又は応じないおそれがあるときは、検事は、管轄地方法院判事に逮捕令状の発付を請求することができる(同法200条の2第1項本文前段)。

引用:ウィキペディア

韓国での逮捕状は、被疑者(容疑者)が罪を犯したと立証するものがあるのに、警察の出頭命令に応じない場合に使われるものです。

ユチョンの元婚約者・ファンハナに使われたのが「逮捕」ですね。この場合は、逮捕状が出た後に拘束令状を申請することになります。

スンリの場合は、警察にちゃんと出頭して聴取を受けていましたので、「逮捕状」を飛ばして「拘束令状」が申請された、ということです。

捕縄と手錠は自殺や逃走を防止するためのもの

では、逮捕されていないスンリはなぜ、捕縄や手錠をかけられているのでしょうか?

捕縄や手錠は、容疑者が逃走したり自殺したり、という行動を防ぐために行われるものです。

また、人権に配慮して捕縄や手錠にはモザイクが入ります。

手錠をかけられているから、逮捕されたということにはなりませんので、覚えておきましょう。

日本では、逮捕されたときに手錠をかけられますが、他にも「保護をする」「暴れている被疑者を抑える」という意味でも使用されるそうです。

日本と韓国では法律が少し違うので、ちょっとわかりにくいですよね。

とにかく今は、スンリに対し裁判所が拘束令状を認めるかどうか?が焦点です。

動きがあり次第、追記いたします。

速報!スンリの拘束令状が棄却されました

韓国メディアは、裁判所がスンリの拘束令状が棄却されたと報じました。

共にユ代表の拘束令状も棄却され、2人は拘置所から自宅へ戻ることになりました。

棄却された内容は、以下の通り。引用させていただきます。

●「主な嫌疑である法人資金の横領部分は、ユリホールディングスおよびバーニングサン法人の法的性格、株主構成、資金引き出しの経緯、資金使用先などを勘案し、刑事責任の有無および範囲に関して(検察との)争いの余地がある」

引用:https://kt.wowkorea.jp/album/226454.html

この点について、まだ詳しい記事が出ていませんが、おそらく「拘束(逮捕)するには、まだ証拠が足りない」ということでしょうか。

続報が入り次第、詳しい内容を追記していきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です