『あなたの番です』最終話視聴率19.4%自己最高更新もラストに納得のいかない視聴者多数!ネットでは賛否の声

「交換殺人」を巡るミステリーの黒幕を追う『あなたの番です』が9月8日に最終回をむかえ、番組最高視聴率を更新する19.4%で有終の美を飾りました。

しかし、期待が大きかったせいか最高視聴率更新も視聴者からは、最終回の終わり方に納得のいかない声もあり、ネットでは賛否両論の評価が。

なぜ、『あなたの番です』最終回が視聴者を納得させられなかったのか、あらすじや原因をはじめ最終回を見た視聴者の反応をまとめました。

『あなたの番です』最終話視聴率19.4%自己最高更新

俳優の田中圭さんと女優の原田知世さんのW主演ドラマ『あなたの番です』最終回が9月8日に放送されました。

秋元康さんが企画・原案を務め、異例の2クール連続放送。そして-反撃編-では俳優の横浜流星さんらを新キャストとして加え、視聴率も終わりにかけてどんどん上昇していきました。

それほど視聴者の期待は大きかった『あなたの番です』ですが、なんと最終回の視聴率は19.4%(ビデオサーチ調べ、関東地区、以下同)!

第18話の13.0%の自己最高を更新し、見事有終の美を飾りました。

やはり最終回での真犯人である黒幕の正体、そして交換殺人ゲームのきっかけと終わりは誰もが気になるところですよね。

では、番組最高視聴率更新で有終の美を飾った『あなたの番です』の最終回はどのような回だったのでしょうか。

『あなたの番です』最終回のあらすじ・ネタバレは?

以下の『あなたの番です』最終回のあらすじ・ネタバレは公式サイトの情報を掲載しています。

『あなたの番です』最終回のあらすじ

二階堂(横浜流星)に締め落とされた翔太(田中圭)は、目を覚ます。翔太の両手足は拘束され、腕に点滴の針が刺さっていた。翔太の隣には、同じように拘束されて腕に点滴の針が刺さった状態の黒島(西野七瀬)がいた。黒島が犯人と確信していた翔太は、想定外の状況に動揺する。点滴の袋の中身は、菜奈殺害の薬物と同じ、塩化カリウムだった・・・!

「私たち、殺されるんですか?」と不安そうな黒島と、混乱するばかりの翔太。2人の前に、二階堂が現れる――!

一方、水城(皆川猿時)は菜奈(原田知世)を殺した犯人を突き止めていた。犯人の猟奇性が、逮捕に踏み切るまでの証拠がつかめないでいた。そんな中、決定的な証拠が見つかり、水城は逮捕状を請求する。

木下(山田真歩)は西村(和田聰宏)に、床島(竹中直人)殺害の件について聞かせてほしいと迫る。西村は木下に、床島が遺した管理人日誌を見せる。そこには、交換殺人ゲームのこと、そして書いた紙と引いた紙について書かれており、西村は、自分は殺していないと主張するが…!?

交換殺人ゲームの全貌が、ついに明らかに!!連続殺人鬼は二階堂か!?黒島か!?それとも・・・!?黒幕が語る驚愕の真相とは――!?
最後の最後まで衝撃の連続!!見届けるのは・・・あなたの番です。

『あなたの番です』最終回ネタバレ

西村の説得の甲斐なく、ゲームで『管理人さん』という紙を引いた床島は自殺してしまった。西村は、『管理人さん』と書いたであろう早苗(木村多江)に、床島が持っていた総一(荒木飛羽)の写真とともに「やることやれ」という脅迫文を送る。ただの嫌がらせのつもりだったが、追い込まれた早苗は、引いた紙に書かれた『山際祐太郎』を殺害してしまう。こうして始まった交換殺人ゲーム。

二階堂の嘘を見破り、黒島を問い詰めた翔太は、黒島の口から衝撃の真実を聞くことになる―――。

黒島はもともと殺人衝動を抑えられない性質で、それでも、恋人でもつくれば愛が理解できて、人殺しをやめられるかと思っていた。しかし、つきあったのはひどいDV男の波止(水石亜飛夢)。そこで、交換殺人ゲームで波止の名を書いたのだ。マンションに防犯カメラを設置し、DVを目撃した田宮(生瀬勝久)が波止を殺害したことで、黒島は、次は自分の番だと、引いた紙に書かれた美里(峯村リエ)を殺害。ついでに吾朗(徳井優)も殺害した。幸子(大方斐紗子)を殺さなかったのは「服が似合っていて可愛かったから」だと言う。

波止殺害犯が自分と“同じ種類”の人間なのではないか、と期待した黒島は、その人物を突き止めるため、ゲームを進めようと決意。率先して殺害を実行していく。続いて、澄香(真飛)が佳世(片岡礼子)の名前を書いたと知り、佳世を自宅で絞殺。内山(大内田悠平)を使って、死体を遺棄した。続いて、久住(袴田吉彦)と浮田(田中要次)を脅迫。しかし、そのことで黒島の犯行に気づいた浮田を殺害したのだった。

黒島は、菜奈を殺した経緯を語り始める。翔太の入院中、見舞いに行った黒島は、菜奈が藤井(片桐仁)の星座を探っているのを目撃。自分の犯行ルール“ラッキーデー”に気づき、真相に近付いていると知って、彼女の殺害を決意。翔太の病室で眠っていた菜奈と昏睡状態の翔太、それぞれに塩化カリウムの点滴を刺した。ゾウを選ぶかキリンを選ぶかと迫る黒島。そして菜奈は、キリンを選んだ――。

黒島の告白に怒りが頂点に達した翔太は、黒島を殺そうとする。二階堂は、自分を殺してほしい黒島の挑発だと言って翔太を必死に止める。

「人を殺すことを愛している」と、どうしても止められない殺人衝動を訴える黒島。翔太は葛藤の末、黒島を抱きしめて「このまま警察に連れて行く」と言う。黒島は二階堂に感謝を告げ、翔太に連れられて去っていく――。

その頃、黒島の自宅に警察が突入。様々な殺人の証拠品が出てくる…!南(田中哲司)は、その中に娘の片方の靴を発見。黒島は穂香も殺害していたのだ。

10月19日、翔太の誕生日。翔太は菜奈の幻を見ながら、チャペルで一人、結婚式を挙げる。式には、二階堂が参列していた。

なぜか尾野(奈緒)から猛アタックを受ける水城は、彼女から得たある情報をもとに、介護施設にいる幸子を訪ねる。幸子のそばには、江藤(小池亮介)がいた。水城は幸子に、黒島が彼女の孫だという事実を突きつける。黒島は、幸子の夫が外に作った子の娘だったのだ。

幸子は、猟奇性のある黒島を引き取って202号室に住まわせた。幸子の遺産を狙う美里は、黒島の性質を知って、黒島を利用して幸子を亡き者にしようと企んでいた。彼女は金に困っていた床島に、住民会で黒島を刺激し、殺人衝動をかき立てるようにと提案していたのだ。

水城は幸子に、黒島が殺人を犯していることを知っていたのではないかと迫る。幸子は水城の推理を認めつつも、孫娘を猫かわいがりして、多くの命が奪われたことを意にも介さない様子だった。

一方、翔太と二階堂は、302号室で鍋を食べていた。その時、インターホンが鳴る。ドアを開けると、誰もいない。2人が部屋に戻ろうとすると、廊下の先から車椅子が走ってきて、2人の前で止まる。椅子の上には一枚の紙が。そこに書かれていたのは…。

“あなたの番です”

その頃、幸子はどこかの高いビルの屋上、今にも落ちそうな縁に座らされていた…。

犯人となる黒幕はSNSの考察通り黒島沙和だった

最終回で明らかとなった黒幕は黒島ちゃんこと黒島沙和でした。

実はSNSでは最終回前に「黒幕は黒島沙和」と断言する考察がいくつも上がっていたのです!

見事黒幕からトリックまで的中させた方はお見事でしたね。

他にも12話で意味深にでてきたフィボナッチ数列を使って黒幕は黒島沙和だと断言した方もいました。

SNSでは予想は外れたにもかかわらず、最終回よりも視聴者を出し抜くような考察をした方が多くいました。

こんなにも考察が盛り上がると、最終回に物足りなさを感じるのもわかりますよね。

『あなたの番です』最終回に視聴者は納得いかず?

交換殺人ゲームの真犯人である黒幕をつきとめようとSNSでも考察が続々とでてきましたね。

それほど話題になり、着々と視聴率を上昇させ、最終回には番組最高視聴率をたたき出した『あな番』ですが、そのラストに賛否の声が上がっています。

SNSでは

「あなたの番ですとても良かった」
「もうやばかった」
「終わり方が謎に包まれています」
「モヤモヤが残る」
「あなたの番です、全然スッキリしない」

と最終回に関して納得がいっていないという意見も多数ありました。

話題性があり、視聴者の期待をどんどん大きくしていった『あなたの番です』なだけに、その視聴者の期待を良い意味で裏切れなかったことが納得のいかない原因みたいですね。

それでは、視聴者の納得がいかなかった原因はズバリ何だったのでしょうか。

視聴者の納得いかなかった原因は続編をにおわせるラストシーン

最終回のラストは赤池幸子が何物かに手を縛られ病院の屋上に座らせられ…。

場面は変わり、いつものように一緒にご飯を食べる手塚翔太(田中圭)と二階堂忍(横浜流星)。手塚の部屋のインターフォンが鳴り、不審に思って廊下に出ると、2人の前には『あなたの番です』と書かれた無人の車椅子が…。

ここで番組は終了してしまいます。最後の車椅子の謎に視聴者からは賛否の声が上がっています。

SNSでもこの意味深なシーンに

「お願いだから続編をまだまだやってくれ」
「頼む!モヤモヤをスッキリさせてくれ」
「結局、あの車いすであなたの番です送ってるのは誰なんだ」
「車いすに置いてあった紙はなにを意味するの?誰か教えて!」

という納得のいかない意見が多数でした。

今のところ続編の情報はありません。SNSではこの終わり方に関する考察もまたでてきています。

ラストが謎に包まれたまま終わるのは確かに納得がいきませんよね。

不満はあれど視聴者の期待は大きかった『あな番』

番組最高視聴率19.4%と自己最高更新をし、有終の美を飾った『あなたの番です』でしたが、その期待が大きかった故にラストの車椅子の謎に視聴者の賛否の声がたくさんでてしまいました。

しかし、「あな番ロス」という言葉がでてきているだけに、納得はいかずとも誰もが真犯人の黒幕を気にする人気ドラマだったのは間違いありません。

『あな番』の黒幕ついての考察も多数でてしまったがために、期待を超えれなかったというのはあるかもしれませんね。

また『あな番』のような視聴者の期待をくすぐるようなドラマが放送されるのが楽しみですね!!

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