『あいのりアフリカンジャーニー』12話ネタバレ!王子からコウへのサプライズプレゼント!?ルワンダの悲しい過去

あいのり African Journey

2019年11月21日(木)にNetflix で放送された『あいのりアフリカンジャーニー』第12話。 

前回の11話では、ハスキーとヒデは険悪なムードから一転良い雰囲気となり、しゅうまいの喝を受けた王子がコウへの好意を明らかにするなど、これからの恋の始まりを予感させる内容が満載でした。 

また、新メンバーとしてダンサー ゆいな、見習い忍者 JOYくんが合流。ゆいなは「しゅうまいは面白い。もっと喋りたい」と好感を抱いている様子。

これから、しゅうまいとゆいなが、どのような関係になるのかも気になります。  

そんな『あいのりアフリカンジャーニー』12話のネタバレや感想を紹介していきます。

『あいのりアフリカンジャーニー』第12話「アフリカの奇跡」のネタバレ

『あいのりアフリカンジャーニー』第12話のメンバーは?

現在あいのりの旅に参加中のメンバーを紹介します。

あいのりアフリカンジャーニー
  • 王子(女子力高めな美容系営業)
  • しゅうまい(22年間彼女ナシの早大生)
  • ヒデ(34歳のレジェンド)
  • JOY(見習い忍者)
  • ハスキー(ハスキーボイスの関西娘)
  • コウ(ロックミュージシャン志望)
  • ゆいな(ダンスインストラクター)

ハイテクな国ルワンダ

新メンバーの合流とコウの復帰により、ようやくメンバー全員が揃ったラブワゴン。

新メンバーに興味津々のメンバー達。特にJOYくんは忍者ネタで質問責めにされ、車内は盛り上がります。

そんな一行が到着したのは「カフガイ病院」という小さな病院。診察待ちをする人々や車椅子を押す看護師の姿が映し出されます。

ラブワゴンから降りたメンバー達は、空の向こうから病院に向かって飛んでくるドローンを見つけます。

メンバーが見つめる中、ぐんぐんと近づいてくるドローン。病院の上空まで近づいたドローンは、赤い箱を落とすと、あっという間に去っていきました。

驚くメンバーを横目に箱を回収する病院のスタッフ。開封するとなんとそれは輸血用の血液でした。

交通インフラが整っていないルワンダでは血液の高速輸送になんと飛行機型ドローンを活用しているのです。

このシステムを導入したのはルワンダが世界初であり、既にルワンダ国内では21の病院がこのシステムを導入しています。

これまで3時間以上かかっていた輸送が現在では20分に短縮され、より多くの命を救うのに役立っているといいます。

ルワンダのハイテクで先進的な一面を目の当たりにし、メンバー達は驚きが隠せない様子でした。

王子からのプレゼント

翌朝、スタッフが男子メンバーを朝食に呼び出しますが、王子は必要ないと断ります。

昼食時も王子は1人だけ注文をせず、メンバーが食事する姿をただ見つめます。

なぜ、王子は食事をとらないのか。そこには食事を我慢してお金を節約することで、コウへ退院祝いのサプライズをプレゼントしたいという計画がありました。

王子はメンバーには内緒でプレゼントを買いに行き、コウをホテルのプールサイドに呼び出します。

王子がプレゼントに用意したのは、ラズベリーケーキただ1つ。退院祝いとしてケーキを紙袋から取り出し、コウに手渡します。

驚きながらも「やったー」と声を上げ、頬を赤く染めるコウは喜びを隠せない様子。

早速その場でケーキを口にし、そして次の1口は王子へ。

王子はコウがいなくなった期間は物足りなかった。「昨日帰って来た時モースト(とても)嬉しかった」とコウに打ち明けます。

嬉しい、嬉しい」と返すコウもまんざらでもない様子。

その夜、王子は

「恋してからなんかほんとに可愛くて、好きな子と話しているのはしゃべるのは本当恥ずかしい」

とスタッフに明かします。コウへの想いがどんどん膨れあがっていく王子でした。

ルワンダの悲しい歴史

翌日、一同が到着したのは町のはずれの一軒の教会。

戸惑いながら中に入った一同の目には、積み上げられたボロボロの衣服が飛び込みます。

この衣服はなに?と早速問いかけるヒデ。案内人のレオンさんは、この服は教会で殺された人たちがそのとき着ていたものだと答えます。

アフリカの奇跡と呼ばれるほど急速な発展を遂げたルワンダですが、僅か25年前そこは凄惨な虐殺の現場でもありました。

19世紀に始まったベルギーによる植民地統治時代、ルワンダ国民は政策にによりツチ族とフツ族という2つの民族に分割され支配されます。

その政策のもとではツチ族にのみ主導権が与えられ、その結果フツ族はツチ族に対して憎しみを募らせていきます。

ベルギーがルワンダから撤退した後、フツ族はツチ族から政権を奪取しますが、その後フツ族系大統領が暗殺される事件が発生します。

これをツチ族による犯行と断定したフツ族は、すべてのツチ族を対象とし、国家ぐるみでツチ族の虐殺を開始しました。

この虐殺は後にルワンダ大虐殺と呼ばれ、国民の10分の1にあたる100万人が殺害され国外逃亡者は200万人、レイプ被害者は25万人にも及び、史上稀に見る大虐殺となりました。

「許す」ということ

メンバー達は次に実際に虐殺から生存したロランスさんを訪問します。

ロランスさんとその子供は虐殺から生き延びましたが、夫を失った話をします。

するとそこに1人の男性が訪ねてきて、「元気にしていたかい?」と声をかけます。

ロランスさんと親しげな様子の男性は、なんと25年前にロランスさんの夫を殺した犯人だといいます。

驚きを隠せないメンバー達。男性は大虐殺の後8年間服役した後出所し、現在はロランスさんの近所に住んでいるといいます。

「ふつう、胸ぐらつかみたくなりませんか?」

とヒデはたまらず尋ねますが、ロランスさんは

「憎しみからは何も生まれない」

と答えます。

その男性は刑務所を出所した後、自身の罪の全てをロランスさんに告白し謝罪したといいます。

そんな男性をロランスさんは

「夫を失った悲しみから逃れるには許すしかなかった」

とメンバーに話します。

植民地政策によるひずみにより発生したこの大虐殺では、多くの加害者側の民間人がツチ族を虐殺しなければ自分が殺されてしまうという状況に追い込まれていました。

そうした背景もあり、現在では政府の後押しの中で、虐殺の被害者の多くが加害者を許し、共に協力しながら生活しているとのことでした。

その夜、戸惑いながらも、今日の出来事を話すメンバーたち。

答えのない難しい問題について、悩みながらも一生懸命考え、「自分は絶対に許したりできない。」など素直な気持ちをぶつけ合いました。

ルワンダの持つ凄惨な歴史について、そして「許す」ということはどういうことか、深く学ぶことができたメンバー達でした。

『あいのりアフリカンジャーニー』第12話の感想

あいのりアフリカンジャーニー第12話のネタバレはいかがだったでしょうか。

今回は王子のコウへの好意がより明確になり、そして彼らが訪れたルワンダの凄惨な歴史について深く学ぶことができた回でした。

王子のコウへの気持ちは明白ですが、進んでケーキを王子の口に運ぶシーンなどからも、コウも満更でもないのでは?と思いました。

また、ルワンダ大虐殺についてはあいのりメンバー同様、一視聴者である私にとっても驚きの内容でした。

理解することは難しいですが、こうした機会に今では考えられないような凄惨な事件があった、ということを知ることがまず大事なのでは、と感じました。

素直な気持ちで想いを話しあったメンバー達の距離感も、今回の学びと話し合いを通じて近くなった様に見受けられました。

次回、第13話のタイトルは「モテキ」となっています。一体どのメンバーにモテキが訪れるのか非常に気になりますね。

第13話にも引き続き注目していきましょう!

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