間もなく日本アカデミー賞の授賞式があり、ノミネートされた作品の中から最優秀作品が選ばれます。
過去3年の受賞作を見ると、第42回（2019）が「万引き家族」・第43回（2020）が「新聞記者」・第44回（2021）が「ミッドナイトスワン」でした。
それ以前の作品を見ても、「シン・ゴジラ」「海街diary」「永遠の0」「おくりびと」「フラガール」「ALWAYS 三丁目の夕日」「千と千尋の神隠し」などそうそうたる名作が再優秀作品に選ばれています。
今年はどの作品が対象に選ばれるでしょうか。
日本アカデミー賞2022のノミネート作品・授賞式についてまとめました。
目次
日本アカデミー賞2022授賞式は3/11（金）、羽鳥慎一・長澤まさみが司会
日本アカデミー賞2022授賞式は、3/11（金）15時からグランドプリンスホテル新高輪で開催予定です。
司会は羽鳥慎一さん・長澤まさみさんが務めます。
昨年の最優秀賞・話題賞受賞者がプレゼンターとして登場予定です。
草彅剛さん・黒木華さん・渡辺謙さん・小栗旬さん（話題賞）といった方が登場してくれることに期待しましょう。
日本アカデミー賞2022優秀作品にノミネートされた5作品を紹介
日本アカデミー賞2022、今年の優秀作品賞は以下の5作品です。
「キネマの神様」
原田マハさんの小説が原作の作品で、山田洋二さんが監督を務めました。
志村けんさんが主演を予定していましたが、残念ながら志村さんがコロナに感染・急死してしまったため沢田研二さんが代役を務めています。
「孤狼の血 LEVEL2」
2018年の「孤狼の血」続編です。
今回は原作にないオリジナルストーリーとなっており、高い評価が寄せられました。
「すばらしき世界」
役所広司さんが主演を務めた、出所した元殺人犯のその後を描く作品です。
実在男性がモデルとなっているだけに、非常に社会性の強い人間ドラマと言えます。
「ドライブ・マイ・カー」
村上春樹さんの「女のいない男たち」を原作にした作品です。
カンヌ国際映画祭脚本賞などを受賞しており、この作品も評価が高いですね。
「護られなかった者たちへ」
東日本大震災から9年後に起きた、連続「餓死」殺人という不可解な事件を描いた作品です。
中山七里さんの同名小説を原作にしています。
観客はもちろん、海外映画祭などでも評価を得てきた珠玉の5作品の中から大賞に選ばれるのはどれでしょうか。
日本アカデミー賞2022は個人賞のノミネートにも注目
日本アカデミー賞2022は、監督・役者に送られる賞にも注目が集まります。
ノミネートされた方々を見ていきましょう。
<優秀主演男優賞>
佐藤健「護られなかった者たちへ」
菅田将暉「花束みたいな恋をした」
西島秀俊「ドライブ・マイ・カー」
松坂桃李「孤狼の血 LEVEL2」
役所広司「すばらしき世界」
<優秀主演女優賞>
天海祐希「老後の資金がありません！」
有村架純「花束みたいな恋をした」
永野芽郁「そして、バトンは渡された」
松岡茉優「騙し絵の牙」
吉永小百合「いのちの停車場」
<優秀助演男優賞>
阿部寛「護られなかった者たちへ」
鈴木亮平「孤狼の血 LEVEL2」
堤真一「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」
仲野太賀「すばらしき世界」
村上虹郎「孤狼の血 LEVEL2」
<優秀助演女優賞>
石原さとみ「そして、バトンは渡された」
清原果耶「護られなかった者たちへ」
草笛光子「老後の資金がありません！」
西野七瀬「孤狼の血 LEVEL2」
広瀬すず「いのちの停車場」
<優秀監督賞>
白石和彌「孤狼の血 LEVEL2」
瀬々敬久「護られなかった者たちへ」
成島出「いのちの停車場」
西川美和「すばらしき世界」
濱口竜介「ドライブ・マイ・カー」
<新人俳優賞>
今田美桜「東京リベンジャーズ」
西野七瀬「孤狼の血 LEVEL2」
三浦透子「ドライブ・マイ・カー」
吉川愛「ハニーレモンソーダ」
磯村勇斗「ヤクザと家族 The Family」「劇場版 きのう何食べた？」
尾上右近「燃えよ剣」
宮沢氷魚「騙し絵の牙」
Fukase「キャラクター」
新人賞に今後注目の若手もおり、誰が選ばれるのか楽しみですね。
3/11（金）に日本アカデミー賞2022授賞式、最優秀作品に選ばれるのは
日本アカデミー賞2022授賞式は3/11（金）に予定されています。
「東京リベンジャーズ」といった話題作もあった中、ノミネートされた5作品はいずれも非常に映画としての完成度の高さが評価されました。
大賞に選ばれるのはどの作品か注目です。
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