漫画『ビーストチルドレン』を無料で読める方法＆全巻無料で読めるか徹底調査！

『 ビーストチルドレン 』は、寺坂研人先生の作品で、2019年より『 週刊少年ジャンプ 』にて連載されている、ラグビーを題材にした漫画です。

2019年10月現在、単行本は1巻まで刊行中。

『ビーストチルドレン』の漫画を無料で読む方法や最新刊含め全巻無料で読めるか調査した結果をご紹介します。

漫画『ビーストチルドレン』を無料で読む方法は？

調査した結果『ビーストチルドレン』は、電子書籍サイトが読める漫画配信サービスで、初回無料登録でもらえるポイントを使って無料で6巻分読むことができるので全巻無料で読むことができます。

下の表、配信サービスごとにもらえるポイントと無料で読める巻数の一覧表になります。

※上記の情報は2019年10月時点での情報となります。

一覧表のサービスは、すべてお試し期間内に解約すれば、一切お金は発生しません。

それぞれのサービスの特徴やなぜ無料で漫画が読めるのか、詳しく解説していきます。

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『ビーストチルドレン』をzip・rarで無料ダウンロードできるサイトは？

『ビーストチルドレン』の漫画を無料で読みたいという方は、zip・rarファイルで無料ダウンロードできるサイトがないか探されている方もいると思います。

zip・rarを無料ダウンロードできるサイトは、許可なく漫画や音楽を無料で配信している著作権違反を侵害している違法サイトです。

しかも、利用した人の個人情報を盗むなどの悪質な性質をもったものが多く、危険性が指摘されています。

zip・rarは、開くまでどんなファイルが中にあるのかが解りません。なので「解凍してみたら、漫画ファイル以外のものが入っていた」と言うことも多々あります。

その「漫画以外のファイル」が、もしウィルスや個人情報を奪うプログラムだったら……。

危険性について詳しくはこちらをご覧ください。

海賊版漫画サイト利用者も罰則対象に！漫画無料サイトでの違法ダウンロードの危険性まとめ

トラブルに巻き込まれずに、『ビーストチルドレン』を無料で読みたい方は、こちらで紹介しているサイトの無料お試しでもらえるポイントを活用して、お得に無料で読まむことができますので、ぜひ試してみください。

『ビーストチルドレン』作品概要

主人公は体が小さい男子高校生で、幼い時にラグビーの試合を観戦したことをきっかけに、誰が見ても無謀とも思えるラグビーに憧れました。

一人で練習を続けた彼が入学した中学にラグビー部は有りませんでしたが、ラグビーを始めるきっかけになったスター選手の息子が通っていたのです。

憧れだけで体格の不利をはねのけ、意外な才能を発揮して苛烈な戦いに挑む、そんなラグビー漫画です。

『ビーストチルドレン』あらすじ・ネタバレ

主人公、背が小さく小柄な中学3年生、『 桜 』は、教室でラグビーの雑誌を開いて食い入るように見つめていましたが、他の生徒が皆席を立つのに気づいて、まだ2時間目なのにもう変えるのか、と不思議そうです。

もう放課後だ、と傳えられてメを丸くした彼に声をかけたのは、友達の『 空 』で、「やっと返ってきたか、部活に行くぞ」と更衣室に連れ立ちました。

一人きりのラグビー部

一人だけでラグビー部をやっている桜は、サッカー部の生徒から、ぶつかれば痛いし防具も付けずだなんて、ラグビーなんて何が良いんだか、と揶揄されます。

しかし、桜は意に介さず、確かにそうだけど、それでもやってしまうほど熱くなれるもので、それはやってみないとわからない、と軽くいなしました。

サッカー部の練習に本気になれない空は、サボって一人練習に励む桜のもとに、俺もラグビーやろうかな、たまにはタックルの練習に付き合ってやるぜ、と冗談を話します。

一瞬、それはなかなか、と魅力に負けそうな桜でしたが、空じゃ本気でぶつかれない、と断ると、空は何かを察した様にその場を離れました。

「好きなやつができなくて、俺はこれから走らされる、変だよな」

と空は後輩にぼやき、桜が友人の空にぶつかれないといったのではなく、単純にフィジカルの差で練習にならないと告げたことを暗に示しました。

桜がラグビーに夢中な理由

幼いとき、興味はないけどたまたま観戦したラグビーの試合で、音が観客席まではっきり聞こえるほどぶつかり合う選手たちと、世界が震えているような迫力に、一瞬で気持ちを捉えられた桜は、観客席の端に乗り出して観戦していました。

あまりに夢中になってフィールドに落ちてしまった桜に、スター選手の『 一樹　雄虎 』が試合で出血したまま声をかけました。

「笑っとけ坊主、そうすりゃ痛みなんて吹っ飛ぶ」と肩車した一樹は、「痛くないからぶつかれるの」と尋ねる桜に、いやめちゃくちゃ痛い、と答えます。

痛いし、血もでるし、怖い、でもそれが最高だ、と一樹は桜にフィールドを眺めながら、選手の単純な気持ちを打ち明けました。

「ぶつかるが、”ラグビー”（俺たち）だからよ」

「ぶつかるってそんなにすごいのか」と最後に尋ねる桜に、一樹は知りたいならいつかこの場所に来い、とフィールドへ再び走り去るのでした。

「ラグビーを始めたい」と言った桜の言葉に驚いた母は、「今ラグビーができるところはなさそうだから、高校まで待てば？」 と収めてボールを買ってくれます。

以降、5年間、ひとり桜はフィールドに立って、ぶつかり合うことを夢見て、一人での練習にのめり込み続けていました。

意外と近くにいたラグビー関係者

サクラは、一人でラグビーの事を考える始めると回りが見なくなり、自分だけの世界に張り込んで誰にも侵入されない世界を作ってしまいます。

サクラ自身もそのことを自覚していましたが、その日の放課後、突然一人の青年が、サクラだけの世界に侵入してきました。

ラグビーボールを抱えて走る青年は、驚いてあげたサクラの声に振り向きますが、相手にせずに去ろうとします。

サクラも、突然のことに驚きながらも練習を続けようとボールを蹴り込みますが、偶然にも先ほどの成年の背中に直撃しました。

青年は「どうやったらそんな風に飛ぶんだ」と文句を言いながらサクラのボールを奪い、「一回だけだぞ」と念を置いてボールの蹴り方を教えてくれます。

一連の動作は年季の入った熟練の選手の様で、「お兄さん、ラガーマンですね」と興奮気味に名前を聞いたサクラに、ユキトと名乗ってすぐに姿を消しました。

翌日、ソラと昨日の青年のことを教室で話していたサクラの目の前に、本人が登場し、同じ学校に通っていることに気づきます。

長年一人だけでラグビーをやってきたサクラは、ユキトとラグビーをやろうとしつこくアプローチしますが、ユキトは関わろうとしません。

しつこく追い回されたユキトは、「ぶつかる事こそがラグビー」という師匠の言葉を出して、ユキトなら本気でぶつかれるから、と目を輝かせるサクラに、救いようのない価値観だな、と嫌悪を明らかにしました。

さらには、サクラの出した言葉から、そんな馬鹿な選手がいたな、と一樹雄虎の名前を言い当て、命がけのプレーをしてフィールでで死んじまった大馬鹿野郎、とののしります。

ユキトの言葉に怒りをあらわにしたサクラは詰め寄りますが、ユキトも自分が正しいとひかず、放課後、サクラを昨日ボールをけった河川敷に呼び出しました。

震える5×5㎡

雨の降る河川敷でユキトは、サクラに5×5㎡の四角いエリアの中で5分間鬼ごっこをする、555ゲームをしようと提案します。

アタックをして捕まえる方が有利と考えたサクラは、早速ユキトに飛び付きますが、全く無駄のない身のこなしで鮮やかに交わされてしまいました。

その様子に、

「これでタックルのつもり？ 俺が勝ったら一樹雄虎が師匠だなんて二度というな」

とユキトがとすごみます。

サッカー部のランニング中に河川敷で戦う二人を見つけた空は、早速サボって見学に回りました。

サクラは、圧倒的な実力差を感じながらも、考えても勝てないなら動くだけだ、と断じ、「じゃあやめるか？」 とあまり相手にしていないユキトへ言い放ちます。

「君が止まるまで、俺は止まらない」

様子をうかがっていた空は、気ぃつけなよ、とユキトの心配をし、サクラがユキトのこと以外何も見えてない状態だと悟りました。

段々と動くスピードが上がっていくサクラに驚きながらも、ユキトは余裕をもってかわし続け、満身創痍のサクラはとうとう残り30秒に追い詰められます。

それでもサクラは泥と血だらけの顔に笑みを張り付け、同じように全力で正面からタックルを仕掛けました。

最後までそれか、と冷静にかわそうとしたユキトでしたが、サクラが暴れまわって荒らした地面に足を取られ、ついに動きが止まってしまいます。

サクラは驚異的な瞬発力で最後の一歩を懐深くねじ込み、ユキトの視界から消えたと思われた刹那、正面からタックルが決まります。

誰もいない、二人だけ、雨上りのフィールドに広がっていく衝撃は、一瞬ユキトの顔に笑みを呼び込みました。

そしてサクラにとっては、5年間求め続けた何かを見つけて、自然とあふれた涙と共に、5×5ｍの世界が震える、初めてのラグビーです。

その夜、空がユキトについて調べていて見つけたのは、一樹雪兎という本名と、彼が一樹雄虎の息子であるという衝撃の事実でした。

『ビーストチルドレン』の作者・寺坂研人とは

『ビーストチルドレン』作者の寺坂研人（てらさか けんと）は、『JUMPトレジャー新人漫画賞』にて、「そばのせんす」で、佳作＆グランドトレジャー賞を受賞し、『ジャンプNEXT!!』で連作するなど活躍を見せる先生です。

『 黒子のバスケ 』のもとアシスタントしても知られ、今作も、幅広い相に受け入れられるキャラクターデザインが魅力的な作品になりました。

初の本誌連載とあって、気合の乗った作品は、ラグビーという熱い題材を得てとにかく胸を焦がすシーンの連続で、今後の活躍が期待されます。

『ビーストチルドレン』の感想や見所

『ビーストチルドレン』は、ラグビーに取りつかれながら、プレーの機会を持てずに、一人で熱中することに半ば慣れてしまっていた少年が、初めてのプレーで才能と衝撃に出会う、そんな始まりで幕を開けます。

サクラは、一人きりでの練習の中で、世界中のラガーマンが求めながら、ほとんどの選手が手にすることのない凄まじい武器を、知らない間に研ぎ続けていました。

それは、一緒の高校に行こうとするサクラを騙してかわすために、ユキトが勧めた高校で、破天荒なキャプテンが見出し、開花していく力です。

その高校にユキトはいませんでしたが、実は一樹雄虎がフィールドを去る前にコーチをしていた高校で、入学はサクラのラグビーの背景とプレースタイルが、大きな流れとなってフィールドで輝き始めるきっかけになりました。

この漫画は、憧れ、ラグビーへのリスペクト、そして血にまみれる時間がはぐくんだ特別な牙を、これでもかとフィールドで突き立てる、逆境のラガーマンの物語です。