五等分の花嫁9巻のネタバレ!結婚相手に選ばれるのは誰?ライバル・武田祐輔とはいったい?

上杉風太郎をめぐった恋のバトルが、いよいよ激しさを増してきた第9巻。

中野家の五つ子たちは、最初は四葉しか協力的でなかったのが、今では全員が心を開いてあの手この手で近づいてきます。

さらには、そんなハーレム状態の上杉風太郎に嫉妬して、ライバル心を燃やしてくる理事長の息子・武田祐輔が登場。

いったい恋の行方はどうなるのでしょうか!?あらすじ・ネタバレをご紹介していきますので、ぜひご覧ください。

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『五等分の花嫁』第9巻のあらすじ・ネタバレ

既に告白をしている次女の二乃、風太郎を想う気持ちが上手く伝えられずに、空回りしている長女の一花。さらには、風太郎への想いを、コツコツと積み上げていく三女の三玖。

『五等分の花嫁』最新刊の第9巻では、自活する五姉妹が長女一花だけに頼ることなく、みんなでアルバイトをして経済的に、自立しようと試みます。

アルバイトに時間を取られて、五人が顔を合わせる時間が減るかと思いきや、運命のいたずらか、五人とも同じクラスになります。

しかも、風太郎と同じクラスになったことで、五つ子たちの恋の競争心はさらに激化するのでした。

3年生になって、上杉風太郎をライバル視していた男子生徒が登場します。

彼の名前は武田祐輔。学校の理事長の息子でもありました。

これまで、高校入学してから一度も超えられなかった上杉風太郎という超優等生の成績を、ついに超えたことで、さらにライバル心を燃やす彼は、風太郎を超えて学年一位になった自分こそが、中野家五つ子姉妹の家庭教師に相応しいと言い出します。

そして、五つ子姉妹の家庭教師の座を賭けて、全国模試で十位以内に入るという上杉風太郎と武田祐輔とで、全国模試対決が始まります。

五つ子姉妹の家庭教師の仕事をやりながら、全国模試十位以内に入るというのは、風太郎にとってかなりのオーバーワークとなります。

果たして、中野家五つ子姉妹の家庭教師の座を上杉風太郎は守りきれるのでしょうか?

無事進級を果たした中野家の五つ子姉妹

今では実家のタワーマンションを出て、中野家の五つ子姉妹たちはアパートで自活しています。経済的な面倒は、長女の一花が一手に引き受けていました。

しかし、3年生に進級したことを機に家賃を五等分しようと、一花が持ちかけます。

しかも、払えなかった者は、実家のタワーマンションへと、強制退去させられるというのです。

その話を聞いて、みんなは浮き足立ちます。なんとしても、アルバイト先を見つけないといけません。

すると、上杉風太郎が勤めているケーキ屋がアルバイトを募集していました。これは、料理の得意な次女の二乃の出番とばかりに飛びつきますが、なぜか三女の三玖も応募したのでした。

面接に行くと、やはりどちらか一人しか雇えないと言います。そこで、料理対決で決することになりました。

もちろん、結果は二乃の勝利でした。しかし、三玖はすぐに頭を切り替えて、向かいのパン屋に応募します。

三玖の目当てが風太郎だと知っていた二乃は訝りますが、三玖の頭の中には何かが閃いていたのです。

学級長の仕事は風太郎とともに

3年生のクラス分けが発表されてみてビックリ!なんと中野家の五つ子姉妹は全員同じクラスなのでした。しかも、上杉風太郎とも同じクラスです。

五つ子の姉妹を間近に見て興味津々のクラスメイトをかき分けるようにしてトイレへと向かう風太郎に、他のクラスメイトからは早くも嫌われそうになります。

そんな風太郎を見て四女の四葉に名案が浮かびます。担任教諭がまだ何も話をしないうちから、四葉が学級長に立候補したのです。

そして、さらには男子の学級長に風太郎を指名してしまったのでした。・五つの願いを叶える魔法のランプ!?

風太郎を廊下で待ち伏せていた三女の三玖が、風太郎に向かっていきなり妙なことを言い出します。

「ここに魔法のランプがあります」と、両手を広げてみせるのです。心理テストか、と不思議に思いながらも風太郎は、三玖の話の続きを聞きました。

さらに三玖は続けます。

「五つ願いを叶えてくれるとしたら、フータローはどうする?」

普通は三つだろ?というツッコミを入れながらも、風太郎は三玖の質問に答えます。

お金持ちになりたいとか、体力向上や疲労回復、寝付きを良くしたい等々。

けれども、三玖から返ってきた答えは、

「わかった」

のひと言だけでした。

結局、風太郎には何が何だか分からなかったようですが、三玖の目的はもうすぐ風太郎の誕生日が迫っていたので、何をプレゼントしたら喜んでくれるかを、計ろうとしていたのでした。

どれだけフータローのことを好きなのか、ちゃんと知ってほしいの

風太郎と同じケーキ屋でアルバイトをすることになった二乃は、初日からその腕前を店長からも絶賛されます。

けれども、肝心の風太郎との距離は思ったように縮まりません。前に告白したことが、かえって仇となっているのかと悩みます。

そんな中、口コミサイトで星を付けた店は必ず繁盛するという正体不明のレビュワー「M・A・Y」が、風太郎たちが働くケーキ屋に来店するという話が持ち上がります。

そこで、二乃の腕を買われて「M・A・Y」に出すケーキを作るのですが、何か違和感があるといわれて他の店員たちが作り直すことになります。

風太郎の態度を気にした二乃は、普段の実力を発揮できなかったのです。そんな二乃を風太郎が励まそうと、自分の失敗談を次々と話し始めました。

風太郎は自分のことを避けているんじゃない、そう思った二乃は元気づきます。

しかし、風太郎が先日の二乃からの告白の答えに言及したとき、風太郎の言葉を遮りました。

「でも、まだ決めないで……(中略)……だから、私のことをもっと知ってほしい」

「私がどれだけフータローのことを好きなのか、ちゃんと知ってほしいの」

その言葉は、どうやら風太郎の心に届いたようでした。もちろん風太郎は、いつものようにつれない素振りです。けれども、そこへやって来た店員の指摘が何よりの証拠でした。

「どうしたの? 上杉君。耳まで真っ赤だよ」

店内では、誰が「M・A・Y」に注文を取りに行くかで、店員同士がお互いに及び腰になっています。

テーブルに着いている「M・A・Y」は、サングラスにマスクで顔を隠していましたが、二乃と風太郎にはピンときました。頭頂部にそびえるアホ毛に見覚えがあったからです。

誰を好きになって、どんな恋をしたとしても、私は味方です

結局、上杉風太郎の誕生日プレゼントに何を贈れば良いのか聞き出してこなかった二乃。仕方なく、クラスの生徒たちに尋ねてみることになり、四葉がみんなに聞き出そうとします。

しかし、誰も有益な情報をくれなかったばかりか、四葉が風太郎と付き合っているのでは、と逆に質問される始末。

自分の本心をあまり見せないようなところがある四葉は、風太郎と自分が付き合うなんて畏れ多いと完全否定します。

しかし、クラスメイトの「上杉君の方は満更でもないかもよ」という言葉に、妙に意識し始めるのでした。

妹の五月にそのことを相談するときも、さらりと言葉が出てこずに、

「わ…私と…上杉さんが、つ…つき…つっつき…」

と、口籠もってしまいます。

さらには、学級長の仕事の最中に、ボーッとしている四葉に風太郎が顔を近づけたとき、かなり動揺してしまうのでした。

「私は上杉さんのことが嫌いです」

と、心にもないことを口走ったりしますが、風太郎が恋することに対して以前のような蔑んだ考えを、持っていないことを知ると、安心したようです。

そして、四葉は風太郎にこんな言葉をかけます。

「この先、上杉さんにも好きな人ができるかもしれません。その時、誰を好きになって、どんな恋をしたとしても、私は味方です」

新しい家庭教師、その名は武田祐輔。

全国模試に向けて中野家の五つ子姉妹たちに勉強を教えている風太郎のもとに、突然彼女たちの父親が訪ねてきた。

そして、そこに現れたクラスメイトの人当たりの良い好青年。彼はいつも風太郎にトイレで何かと突っかかってくる男子生徒でした。

そして、父親が言うには、家庭教師は今日から彼が風太郎に替わって行うというのです。その理由は、前回の学年試験で風太郎が一位の座を、その男子生徒に取って代わられたからだといいます。

いきなり現れて家庭教師を替わると言われて、いったいお前は誰なんだよ、と風太郎は真剣に尋ねます。

彼の名は、武田祐輔。武田は、常に優雅な気品を漂わせているお坊ちゃまタイプ。

父親は、彼らが通う学校の理事長の職にあり、母親は医師という上流階級の家庭で武田は育ちました。

また、武田の父親と中野家の五つ子姉妹の父親とは、知己の間柄にあります。1年生の時からずっと風太郎に学年一位の座を抑えられて、二位の座に甘んじていた男でした。

それゆえ、武田は自分がライバル視していた風太郎から歯牙にもかけられていなかったことに愕然とします。

一方、風太郎はこのまま黙って引き下がるわけにはいかない、と考えます。学年一位の座を武田に奪われた名誉挽回として、月末の全国模試で十位以内に入ると宣言するのでした。

しかも、五つ子姉妹の家庭教師は続けながらです。風太郎をずっとライバルとして追いかけてきた武田も、当然この模試対決の勝負を受けて立ちました。

五つ子姉妹の父親もその条件ならば風太郎には勝ち目はないと踏んで、提案をを承諾することにしたのでした。

一花、フータローのこと好きだよ

風太郎が家庭教師を辞めさせられかけた現場にいなかった一花は、まったく緊迫感もなく、自らの恋心に一直線です。

朝からコーヒーを片手に風太郎を待ち伏せしています。

風太郎の方はといえば、女優業との二足のわらじを履いて、勉強もこなしてきた一花のことを、それほど心配してはいませんでした。。

風太郎にとってなすべきことは、中野家の五つ子姉妹の落第を回避させ、高校を卒業させることに他ならなかったからです。

けれども、自分に注目してくれない風太郎の目をなんとかして自分の方へ向けたい一花。

できることなら、ほかの妹たちのことなんか見ないで自分だけを見ていてほしい、そんな風に一花は考えていました。

登校するとクラスでは一花のことで話が持ちきりです。けれども、風太郎の「オーディション受けて良かったな。もう立派な嘘つきだ」という言葉が、一花の胸に響きます。

一花は風太郎が自分のことを気にかけて覚えていてくれたことが、大勢のクラスメイトからの賛辞よりもうれしかったからです。

しかし、その直後に押し寄せるクラスメイトの目から逃れるために、変装した三玖の姿になった一花は、一花の変装を見破れなかった風太郎本人の口から、自分の思い違いであることを知らされます。

風太郎が一花のことを、特別に気にかけてくれていたのではなく、前日に偶然三玖から風太郎に伝えられたことによるものだったのです。

そのとき、一花の心に抑えていた何かが弾けました。思い詰めた一花は、三玖の姿のまま風太郎に告げるのです。

「一花、フータローのこと好きだよ」

「凄くお似合いだと思う。私、応援するね」

一花は、女優らしく風太郎に大芝居を打って見せたのでした。

家庭教師の座は誰の手に?

風太郎にとってかなりのオーバーワークの日々が続きましたが、ついにその終止符が打たれる日がやってきました。しかし、当日の朝に飲んだ牛乳が、疲労困憊した風太郎の体に災いしたのか、お腹を壊してしまいます。

休み時間の度にトイレへ駆け込む風太郎。個室から出ると、そこにはいつものように武田の姿がありました。

武田は手に書類が入る大きさの封筒を携えています。

「なんだ、その封筒?」

そう尋ねる風太郎に武田の口から衝撃の言葉が告げられます。

「この模試の答えだ。ここにすべてが書いてある」

その模範解答は、学校の理事長である武田の父親が、先行きを案じて彼に手渡したものでした。

武田がその模範解答を使えば、風太郎は自力でパーフェクト解答を目指さなくてはなりません。

今の体調は最悪、しかも模試の模範解答を手にする相手に風太郎は勝てるのでしょうか?

『五等分の花嫁』9巻の感想

『五等分の花嫁』第9巻では、3年生に無事進級した中野家の五つ子姉妹が、風太郎とともに同じクラスになるという展開になりました。

まずは、物語の最初から風太郎に対して協力的だった四女の四葉が、風太郎の良いところをクラスのみんなにも知ってもらおうと、あえて学級長に自ら立候補しました。

それで、少しはクラスに溶け込めたら四葉の努力も報われるのでしょう。

周りからは風太郎と付き合っていると誤解を招きますが、普段は自分を抑えているような感がある四葉にも少しは風太郎に対して、異性として意識しているところが垣間見えます。

次に、既に告白をしてはいるものの、まだ答えを聞いていない二乃は、現段階では自分が選ばれる自信がないのか揺れ動く乙女心を見せます。

さらに、三玖にいたっては、とても内気な性格に見えますが、戦国武将が好きなだけあって、意外と策士な一面を見せてくれます。

一方、女優業と学業の両立をこなしている長女の一花は、どこまでも一途な面とその裏返しの両面が、女の執念のようなものを感じさせます。

そして、五女の五月に関しては、風太郎に対してほぼ脈なしのように今のところは見えています。

彼女について分かったことは、正体不明のレビュワーの中の人だったことくらいです。

ただ、第9巻の最後に意味深な箱が登場します。さらに言えば、家庭教師の座を賭けた勝負の行方がどうなったかも気になるところです。

そして、学級会の議題にも上がっていましたが、このあと修学旅行といったイベントがあります。

そのあたりで風太郎と五つ子姉妹たちとの関係が、どのように変化していくのかも楽しみです。

この話は次巻以降で、追々明らかになっていくのでしょう。

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