ドラマ『4分間のマリーゴールド』第1話が10月12日(金)に放送されました。
救急救命士の花巻みこと(福士蒼汰)は、手を合わせた人の”死の運命”が見える能力を持っていました。どれだけ手を尽くしても、みことが見た運命は現実になります。
花巻家は両親が不在で、血の繋がらない兄・廉(桐谷健太)、姉・沙羅(菜々緒)、弟・藍(横浜流星)の4人家族。みことにとって、沙羅は姉であり、愛する人でもありました。
こちらでは、『4分間のマリーゴールド』第1話のあらすじをご紹介します。ネタバレになりますので、これからドラマを視聴される方はご注意下さい。
目次
ドラマ『4分間のマリーゴールド』第1話のあらすじ・ネタバレ

花巻みことが持つ不思議な能力と、家族たち
救急救命士の花巻みこと(福士蒼汰)は、手を合わせた人の”死の運命”が見える能力を持っていました。現場に駆けつけたみことは、交通事故に遭った青年に心臓マッサージを行い、病院へと送り届けました。
しかし、みことが手に触れると、亡くなった青年と両親が泣き崩れる姿が見えました。どれだけ手を尽くしても、みことが見た運命は現実になります。
次の日の朝、みことが犬のシロに餌をあげに庭へと出ると、ベランダで姉の沙羅(菜々緒)が絵を描いていました。みことが沙羅の姿に見とれていると、末っ子の藍(横浜流星)が2人を呼びに来ます。
兄の廉(桐谷健太)は格闘技に夢中になっていました。4人はテーブルにつき、藍が作った朝食を食べ始めます。
3人の兄妹が家族となったのは、みことが9歳のときでした。みことの父は再婚後すぐに亡くなり、血の繋がらない母はフリーカメラマンとして世界を飛び回っています。
3人の兄妹とは血は繋がりはないものの、みこととは家族として賑やかな生活を過ごしていました。さらに、みことにとって、沙羅は姉であり、愛する人でもありました。
出勤したみことは後輩から、昨日の青年が亡くなったことを聞きます。落ち込むみことは、同僚や上司から傷病者に感情移入しすぎるのは良くないとアドバイスされます。
みことが救急車に乗って現場にやってくると、倒れた男性の横で息子が心臓マッサージを行っていました。手を重ねたみことは男性が亡くなる運命が見え、未来を変えようとアドレナリンをその場で投与することを決意します。
男性は救急車内で脈と呼吸が戻り、初めて未来が変わりました。息子は親に孫の顔を見せられると喜び、みことは嬉しくなります。
花巻家は4人で墓参りへとやってくる
4人の兄妹たちは、みことの父の墓へお墓参りにやってきました。沙羅とみことは夫婦と間違えられ、沙羅はまんざらではないと笑っています。
兄姉たちが手を合わせる様子を見たみことが「父さんの再婚に感謝だな」と呟くと、廉はしんみりすると顔をしかめます。みことは、にぎやかな家族ができたことを心から喜んでいました。
廉と藍が先に車に戻ると、みことは沙羅に話を始めます。みことは父が心筋梗塞で倒れたとき、何もできなかったことを悔しがっていました。
父が亡くなったあと、落ち込むみことを励ましてくれたのは沙羅でした。
「他の人をたくさん助けたらいいよ」という言葉をきっかけに、みことは救命士になったのでした。みことは沙羅のおかげで頑張れると伝えます。
帰宅した沙羅はみことを絵のデッサンに誘います。みことは沙羅の絵のモデルとして、昔から重宝されてきました。2人は今までの絵を見つめながら、懐かしそうに笑い合います。
次の日、出勤したみことは、前回搬送した男性が再び倒れたという通報を受けます。みことが以前見た最期のイメージは、この時のものでした。その男性は亡くなり、みことは男性が持っていた赤ちゃん用のおもちゃを家族に手渡します。
目に見えて落ち込んでいるみことに、同僚は「辛い現実をごまかしているだけだ」と声を荒らげます。「全員を救えるわけじゃない」と上司から励まされると、みことは「でも、それじゃダメなんです!」と声を荒らげます。
兄弟たちは沙羅の誕生日を祝うことに
デッサン教室で働く沙羅は、赤ちゃんの絵を描いていました。知り合いから、どうして絵を描くのかと尋ねられると、「せっかく見たものを忘れないように描くんです」と答えます。
そのころ、藍はしつこく付いてくるクラスメイトをいなしながら、姉のために買い出しへとやってきていました。廉は「警備員の仕事を家長の俺がしっかりしないと」と、兄妹のために仕事を頑張っていました。
仕事で落ち込んだみことは、家に帰らず灯台へとやってきました。どうして死の運命が見えるのかと思い悩んでいると、そこへ沙羅が現れます。沙羅は昔からここでみことを慰めてくれていました。
「救いたいのに、生きていて欲しいのに」と呟いたみことを、「大丈夫、みことなら大丈夫だよ」と沙羅が抱きしめます。みことは抱きしめ返そうとした手を止め、沙羅に笑顔を見せます。
みことは沙羅の願いを聞く
その日は沙羅の誕生日、藍はケーキを作り、廉は休みを取っていました。みことは花屋へ行き、マリーゴールドの花束を買ってきました。沙羅は大喜びで花束を受け取ります。藍が作ったケーキを前に、沙羅は手を合わせ願い事を考え始めます。
食事を終え、縁側に座り込んだみことは、庭にマリーゴールドを植えようかと悩んでいました。となりに座った沙羅は「一年中咲くマリーゴールドより、一年に一度みことの花束がいい。あたしがおばあさんになっても贈ってね」と笑いかけます。
沙羅は野生のマリーゴールドや一斉に光るホタルの話をしたあと、「日本を出て、綺麗なものをたくさん見たい」と願い事を話しました。そこへ廉が花火を持ってきて、花火大会が始まります。
みことは沙羅を呼び止め、初めて会った時のことを覚えているかと尋ねます。みことが9歳のときに父と母が再婚し、新しい家にやってきたときのことです。
初めて会った廉は、藍を抱いて素っ気ない様子で出てってしまいました。沙羅は唯一みことに笑顔で笑いかけてくれました。手の大きさ比べをしようと手を合わせると、幼いみことはあるイメージを見て驚きます。
当時は何のことだかわかりませんでしたが、救命士として働く中で、死の運命を指していることに気づいていきました。
縁側に座ったままのみことの隣に、沙羅が花火を持ってやってきます。「このままずっと続けばいいのにね」と言って、線香花火を見つめる沙羅の横顔を、みことはずっと目に焼き付けたいと願いました。
手の大きさ比べをした話をすると、沙羅も「覚えてる」と言って手の平をみことに向けます。幼い時と同じように手を合わせると、沙羅は1年後、28歳の誕生日に亡くなる姿が見えました。
「もしそれが運命だとしても俺は諦めない。愛するこの人を、死なせるわけにはいかない」とみことは決意するのでした。
ドラマ『4分間のマリーゴールド』第1話の感想
出典:https://twitter.com/4mari_tbs
何と顔面偏差値の高い兄姉でしょうか、4人揃うと壮観ですよね。菜々緒さんのスタイルが良すぎて見慣れないところもありますが、年上の女性としての魅力が出ていて良い感じです。
みこと(福士蒼汰)と沙羅(菜々緒)の距離感が特別すぎて、もし兄弟だったら気まずいな…なんて思う部分もありますが、そこまで1話で引き込まれてしまいました。ラストについても劇的な展開で、結構ハイテンポで進んでいくという印象です。
原作で、沙羅が誕生日に願ったお願いは、「シロの白内障を直して欲しい」でした。ドラマ版では「世界に出て綺麗なものを見たい」という願いに変わっていて、沙羅の願い事が叶っていくのかもしれません。
ドラマ『4分間のマリーゴールド』第2話はどうなる?
※以下は、4マリの原作を元に次回以降の展開を予想した内容になります。
ある日、現場へと駆けつけたみことは、睡眠薬を多量摂取した男性を病院へと運びました。手を合わせたみことは、急病者がマンションの屋上から飛び降りるビジョンを見ます。
家でその男性の心配をしていたみことに、藍は「分かる」と呟きます。藍は中学の頃学校でいじめに遭い、すべてを投げ出したいという気持ちが分かるといいます。心配になったみことは藍を街へと連れ出し、話を聞こうとしますがうまくいきません。
ある店で藍はおばあちゃんと出会い、会話を始めます。そのおばあちゃんは、寂しさからよく救急車を呼んでみことたちを困らせていた人でした。藍はそのおばあちゃんと仲良くなり、料理を教わっていたのです。

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