2月7日にツイッター上で、誰でもない(ダレ)さんが投稿した漫画「100日の命の」が話題となっています。
男性の前に死神が現れ、男性に対して余命が100日しかないということを宣告する漫画です。
漫画後半の展開に多くの感想が寄せられ、感動したという読者の声も非常に多く上がりました。
ボリューム的にはツイッターで2回分の投稿、ページ数としてはわずか6ページの漫画であるため、すぐに読み終えることができます。
漫画「100日の命の」のあらすじや、漫画を読んだ方が残した感想について簡潔にまとめています。
目次
ツイッターで誰でもない(ダレ)さんの短編漫画「100日の命の」が話題に
ツイッターで2月7日に誰でもない(ダレ)さんが投稿した漫画、「100日の命の」が大きな話題を呼んでいます。
2019年12月からツイッターで毎日連載している、きくちゆうきさんの漫画「100日後に死ぬワニ」を連想される方も多くいらっしゃいました。
主人公の余命が100日であるところは共通していますが、漫画のテイストはかなり異なっています。
「100日の命の」は、太った男性の前に死神が現れ、男性の余命が残り100日しかないと宣告するところから物語が始まります。
死神は男性に残りの余命を好きに生きろと言い残しますが、一方で男性は今までの辛い人生を思い返し、あと100日で「死ねる」ことに安堵の表情を浮かべました。
余命100日を宣告された男が最後に取った行動は母への感謝を伝えること
漫画「100日の命の」で、死神から余命100日を宣告された男性は、最初のうちは引きこもってゲームをするなど、自堕落な生活を送ります。
その中で男性が思い返したのは、学生時代・社会人時代通しても「デブ」「気持ち悪い」とさげすまれたり、陰口を叩かれていたことでした。
死神から余命宣告されて30日、男性が思い出したのは、母親に対し「なんで産んだんだ」と八つ当たりをしたエピソードです。
「100日の命の」(1/2) pic.twitter.com/6yuetmIVlh
— 誰でもない(ダレ) (@daredemonaidare) February 7, 2020
母親がそんな中でも、男性を愛していると言ってくれたことを思い出した男性は、残り少ない余命の中、最後に母親に感謝を告げることにしました。
引きこもり生活で伸びたヒゲを剃り、ボサボサに伸びた髪も整え、不摂生で太った体もランニングでダイエットさせます。
「100日の命の」(2/2) pic.twitter.com/1JYaBgK81D
— 誰でもない(ダレ) (@daredemonaidare) February 7, 2020
最後に母親に産んでくれてありがとうという感謝の言葉を告げ、思い残すことがなくなった男性ですが、死神から告げられたのは意外な言葉でした。
100日の間に大きく変わった男性から病魔が去った結果、男性はそのあとも生き続けられることになり新しい生活に一歩を踏み出すところで、漫画は終わりを迎えます。
ツイッター上で漫画「100日の命の」に多くの感想、愛情深い母の尊さに感動する方続出
「100日の命の」を読んだ多くの方が述べた感想が、男性に深い愛情を注ぐ母親の尊さを実感するものでした。
男性が人生に絶望し、なぜ自分を産んだのかと母親を責めても、変わらず息子に愛情を注ぐ姿に、多くの方が感動を覚えています。
体型が全く変わり、別人のようになってもひと目で息子であると認識する点も、母親の愛を感じますね。
人生で理不尽に人から心ない言葉をかけられ続けてきた、産んでくれた親を恨んだことがあるといった、主人公に近い経験をしてきた方もいらっしゃいました。
そうした方からは、母親だけでなく男性の気持ちにも深い共感を覚えるという声も聞かれています。
「100日の命の」は、命が大きなテーマのストーリーでありながら、短い話の中で人間関係についても考えさせられることの多く、ネット上で高い評価を獲得しました。
ツイッター上で「100日の命の」が話題に、予想しやすいストーリーでも深い感動
ツイッター上で話題となった漫画「100日の命の」は、ストーリー後半の展開について予想できたという方も少なくありません。
それでも多くの方が感動を覚えた、不思議な魅力をもった漫画であったということですね。
作者の誰でもない(ダレ)さんは、この他にもツイッター上で多くのイラストや漫画を投稿しています。
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